サグラダ・ファミリアは期待を裏切らない傑作
バルセロナ地下鉄の改札機でたまに左側に切符を入れるタイプのやつがあります。
左利きなんですが、日本の改札機だとほぼ100%右側に切符を入れるので地味にストレスです。
まぁ世の中の90%は右利きなので、右利きが暮らしやすいようにできてますよね、、、
9月17日 バルセロナ
この日はホテルをチェックアウトして、ベトナムのニャチャンで出会ったGarudaの家に移動。
Garudaは何泊でも泊まっていいよ!と言ってくれたが、さすがに気がひける。
最初の2泊はホテルにしておいた。
ホテルの無料の朝食。
ヨーロッパでは物価が高いので、ここでどれだけお腹いっぱいにできるかが大切。
10時にチェックアウトして、Garuda邸に向かう。
Garuda邸の近くにケーキ屋があったので、手土産にケーキを購入。
本当はインドとかのお土産を持って行くのがスマートなんだろうけど、すっかり忘れてた♪( ´▽`)
確かベトナムに言ったのが6月中旬だったから約3ヶ月ぶりの再会。
ニャチャンには1泊しかしてなかったけど、すぐ意気投合したんどよな。懐かしい。
家に到着すると、Garudaとお母さん、お姉さんが暖かく迎えてくれた。
お言葉に甘えてお昼ご飯をいただくことに。
サラダ、スープ、ほろほろのチキン。
そしてメロン。
このランチ、とんでもなく美味しい。
聞くところによると、お母さんは料理が趣味らしいが、趣味の域をはるかに凌駕している。
レストランを開業できるレベル。
とにかくすごい。
愛犬RUFO
日本人はルフォと読むのが一般的だろうけど、スペイン人は巻き舌でルゥゥフォと発音するらしい。
この発音がなかなか難しい。
ルフォ、めちゃめちゃ可愛いしとても賢い。
たまに吠える。
Garudaの家は市内中心部から地下鉄で10分。
国鉄の駅も近く、立地最高。
部屋が余っているからと、専用のベッド、トイレ、風呂場まで、、(本当にありがとうございます)
観光客が絶対に来ないような、閑静な住宅街。
現地の人の暮らしを体験できるのは貴重な体験だ。
この日は、19時15分からサグラダ・ファミリアに入れる入場券を予約しておいたので、それまで暇。
せっかくなので、Garudaと散歩。
ギナルド公園。
ここは、バルセロナ市内を小高い山の上から一望できるスポット。
地中海の青と、空の青が気持ちいい。
近くにはグエル公園。
ガウディ作品群の一つで、サグラダファミリアに次ぐ有名観光地。
つい最近、有料になったらしく、8ユーロ(1,040円)
無料ゾーンから眺める。
ガウディの作品は本当に個性的。
一歩間違えば、子供っぽいと言われかねないような作品群。
でも、しっかりと計算され尽くしているんだろうな。
これだけ評価されるってことは。
このあと、まだ時間があったので、オルタ公園へ。
こちらはグエル公園とは違い、地元の親子連れなどがメイン。
日曜日の夕方のひと時を家族でのんびり過ごすような場所。
この公園には、迷路がある。
実際に迷路に入ってみる。
これが、想像のはるか上をいく難易度。
出るのに、20分近くかかってイライラ♪( ´θ`)ノ
18時30分になったので、そろそろサグラダ・ファミリアへ。
もう何回も見たというGarudaとは一旦別れる。
サグラダ・ファミリア駅を降り、エスカレーターを登ると…
………
スゲェェええエエええええぇぇぇ!!!!
本物のサグラダ・ファミリアダァぁ!!!!( ^∀^)
思ったよりもでかい。。
周りには、観光客が溢れかえる。
皆カメラを空に向けこの素晴らしい建物を写真に収めんと必死。
それもそのはず。
細部まで、とんでもないほど凝られていてアートというにふさわしい。
1883年からずっと工事中のサグラダ・ファミリア。
着工当時は、完成までに300年かかるとか言われていたらしいけど、今のところ2026年に完成予定らしい。
完成すると、高さ172メートルの巨大な建物になるらしい。
それでも、144年間ずっと工事している建物なんてこの世にないんじゃないか…。
というか、工事現場が観光地になっているってすごいな、、
この設計を0から作り上げてしまうのが、ガウディの天才たる所以かな。
なんて表現するのが適当かはわからないが、とにかく素晴らしい。
19時15分になり、入場。
今回は上まで登らず、入場券だけにした。
学生料金13ユーロ(1,690円)
中もすごい!!
このゴージャスかつ、荘厳な内装は見るものを圧倒させる。
外観もさることながら、内観もこれだけ凝ってたら、、
そら時間かかるわ。
地下には礼拝堂があるらしいが、キリスト教徒ではないので入るのはやめておいた。
ただ、礼拝堂もなかなか素晴らしいらしい。
内部を見終わると、近くにはサグラダ・ファミリアに関する博物館があり、色々な展示を楽しめる。
21時すぎになると、サグラダ・ファミリアがライトアップされる。
少々怖めのライトアップ。
闇に浮かび上がる丁寧な彫刻が見れて幻想的。
ちょっと遅めに帰ると、ディナーを用意してくれていた。
イカスミで作ったメインデッシュ。
とんでもなくうまい。
サクサクのコロッケ。
ルフォが食べたそうにしているのが可愛い。
もう、手土産がケーキですいません!!!ってレベルでうまい!!!
何より、みんなで食卓を囲んで食べるのが楽しい!!
あーずっとここにいたい、、
夜はスペインの歴史をお姉さんに教えてもらった。
一番印象に残っているのは「1492年」の話。
1492年のスペインでは重要な出来事がたくさんあった。
①コロンブス新大陸発見。
ここからポルトガルとスペインが新大陸の植民地化を進めることになる。
②レコンキスタ(国土回復運動)に終止符。
8世紀から続く、イベリア半島のイスラム教徒に対するキリスト教徒の反撃の動き。
③人文学者ネブリーハが近代ヨーロッパ諸言語の文法書の先駆け「カスティーリャ語文法」を著した。
これはやがて訪れるスペイン文学の「黄金世紀」を予告するものであった。
これらが1492年に起こった。
それから500年後の1992年。
バルセロナでオリンピックが開かれ、大成功を収めた。
そして、今年がバルセロナオリンピックから25周年。
各地では様々な記念行事などが行われているそう。
スペインの歴史の一端を知れて面白かった。
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