2月4日 ケニア・ナイロビ
昨晩、ついに凶悪都市ナイロビに到着した。
日本人が多く集まるニューケニアロッジにチェックインし、
久々のホットシャワーを浴びてすぐに寝た。
ここ数日、南部エチオピアをハイペースで駆け抜けてきたため、
かなり疲労が溜まっていたようだった。
朝、無料で提供されているチャイを飲み、ベッドでスマホをいじっていたら
すでに昼になっていた。
宿泊している宿、ニューケニアロッジからの眺め。
ニューケニアロッジは、ナイロビでも下町(ダウンタウン)にある安宿。
「絶対に泊まってはいけないらしい」がニューケニアロッジは、
バックパッカーの間では有名な宿。
周りには、ツアーを申し込める旅行代理店などが多くあり、
利便性は高い。
ただ、ダウンタウンは私服警官が多く、写真を撮っていると連行or賄賂を請求されたりするらしいので、写真はあまり撮れない。
今日は、特に予定はなかったが、
日本食料理店「居酒屋CHEKA」が美味しいらしいので行ってみることに。
ケニアは、エジプトのカイロと同じでUberの使い勝手がいい。
宿前にウーバーを呼び、8キロ先のCHEKAへ。
ケニアは想像通り都会で、交通量も多い。
ここ最近、急激に車が増えたのか渋滞も多発している。
危険なダウンタウンを抜けると道は空き、20分程で居酒屋CHEKAに到着。
ダウンタウンから8キロ乗ってきたのに、350シリング(367円)
一般のタクシーよりも安全なので、ウーバーがあるおかげでかなり移動が楽。
しかし、CHEKAに入るとまさかの月曜日が休みだった。。。
内装はかなり綺麗。。
せっかく郊外まで来たので、付近で面白そうな場所を探してみることに。
近くにウエストゲートショッピングモールというおしゃれなモールがあるらしく、
再びウーバーを呼び、行ってみることに。
ナイロビの中でも高級住宅街にあるこちらのショッピングモール。
外観はかなりおしゃれ。
ただ、入口のセキュリティはめちゃめちゃ厳しい上に、
不用意に写真を撮っていると、セキュリティのゴツゴツのお兄さんに消すように迫られる。
後に知ったのだが、
ここは2013年9月に武装グループが銃を乱射し、民間人61人と兵士6人が死亡、240人が負傷者が出たテロ事件の現場のようだ。
そのため、セキュリティはかなり厳しい。
中は、高級住宅街のショッピングセンターらしく、
ブランド物のお店などが軒を連ねている。
ただ、テロ事件の現場になったせいか、人はかなり少ない。
任天堂の商品も売っていたりする。
お昼ご飯ケンタッキーを食べる。
最後にとても綺麗なスーパーで食料を買い、ウーバーで宿に戻る。
スーパーで買ったケニアのビールのパッケージが可愛い。
ちなみに、味はかなり薄く、エチオピアの美味しいビールに慣れていたためか
かなり不味く感じた。。
また、ケニアはイギリスの植民地だったためスワヒリ語と英語が公用語だ。
そして、イギリスと同様に道は右ハンドル左車線走行なので、日本からの中古車が多い。
車には、「愛知トヨタ」などのシールが貼ったりしていて面白い。
そのまま輸出しているためか、カーナビはこんなことになっている。。
この車、エンジンをつけてからずっとこの表示が出ているらしいので、
一応日本語の意味を教えてあげた。
まさか、こんなところで日本語を見るとは。。
ダウンタウンは大渋滞だったがなんとか宿に戻り、しばらく休憩。
ファンタのパッションフルーツ味美味しい。
宿の入口は鉄格子。
街の建物はほとんど鉄格子がある。
のんびりした後、もう一度外に出ることに。
というのも、ケニアに来た一番の目的である「サファリツアー」の申し込みをそろそろしておきたい。。
泊まっているニューケニアロッジでも予約はできるが、一応街の旅行代理店も行ってみて値段を聞いてみる。
今回は、宿から歩いて行くことにする。
ただ、ここは前述のようにめちゃめちゃ治安が悪い地域。
早歩きで移動。
しかし宿を出て1分後、自分の前を歩いていたスーツの男が
歩道にある露天のキャンディーを歩きながらササっと手で取り、歩き去るのを目の前で見てしまった。
何事もないかのように普通に盗みが起きててビビる。
ただ、街はとても活気があり、人も多い。
写真をあまり撮れないのがとても残念だが、雑多な街並みはとても好み。
また、中心部にはヒルトンホテルがあったりする。
ヒルトンの近くにはお土産屋が多く、ここで色々購入。
その後、歩いていたら旅行代理店の男が声をかけて来たので、話を聞いてみることに。
BLUE MOUNTAIN
中はこんな感じ。
声をかけて来たフィリップは、かなり気さく。
2泊3日のサファリツアーの詳細を聞くと、事前に調べていたように300米ドルの提示。
(マサイ族の村訪問は+10ドル)
その後、粘り強く交渉すると、290ドル→280ドル→280ドル(マサイ族の村込み)まで下がった。
結論は明日でもいいよと言ってくれる人だったので、明日もう一度来ることに。
ただ、おそらくこれはかなり破格。
入口は、もちろん鉄格子。
BLUE MOUNTAIN を出て、宿方面に向かって歩いていると、また違う旅行代理店の人が声をかけて来たりする。
話が面白いのでついつい話してしまうが、だいたい価格は似たようなもの。
しかし、たまに旅行代理店の営業かと思いきや、目が虚ろな危険人物がお金をくれと言って来たりするので、気を抜くと危険。
こうやって見ると、普通の街だけど。
これは余談だが、街にはたくさんのミニバンが泊まっているエリアがある。
ここから、各都市までいけるのだが、なぜかその人まで営業してきて面白い。
普通に宿に戻るだけなのに、いきなり、300キロ先の街まで行かない??とか聞いてくる。
これは、東アフリカ特有の満員になるまで発車しない謎システムのせいだが、
日本のバスが同じことしたら...と考えると面白い。
京都駅の高速バス乗り場の前で運転手が、歩いている人に東京行きだけど乗る??
って聞き回っているような感じ。
ともかく、この街はマジで面白い。
夜ご飯は、宿の近くで人がいっぱい入っていたレストランで。
真っ暗になる前に宿に戻り、ダラダラした後就寝。
かなり面白い街なので、
予定より、少しだけナイロビを延泊することにした。
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