Think rich,look poor

Think rich, look poor

世界一周記  出発は2017年5月

ユルユルのボーダー、未だに慣れない

 

昨日、メキシコ・オアハカ州南部を震源とするマグニチュード7.2の地震があったらしいんですが、無事に生きています。

 

ちょうどその時、もともと揺れまくっているボロボロのバスに乗っていたおかげで地震の揺れすら感じませんでした。

 

ともかく、地震は怖いですね…

備えあれば憂いなし。

 

ここら辺は日本と違って耐震設計の建物も少ないだろうから特に気を引き締めないと。

 

 

 

 

 

 

1月29日 ラパス

 

ラパスは1泊2日だったけど、とても好きな街。

 

ボリビアといえばウユニ塩湖だけど、首都ラパスも見所は多い。

特に日曜日に行くと、オバプロが見れたり、泥棒市に行けたりして面白い。

 

今回は見ることができなかったが、すり鉢状のラパス夜景がめちゃめちゃ綺麗らしい。

いつかリベンジに来ないと。

 

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ラパス市民の足、ロープウェイ。

2014年に開通したおかげで市内交通の利便性が劇的に向上したのは容易に想像できる。

 

逆にこれがなかったら、とてもじゃないけど移動できないほど坂の多い街。

 

12秒間隔で次から次へと発着し、標高3600メートルのラパス中心地と、標高4100メートルのエルアルトを最短で結ぶ。

 

現在5路線が開通しており、計画ではあと5路線。合計10路線が開通予定。

 

 

 

 

そんなロープウェイを宿から眺めながら荷物のパッキング。

今日は朝のバスでボリビアとペルーの国境に跨る湖、チチカカ湖畔の街コパカパーナへ移動。

 

その日の夜中にコパカパーナからペルーのクスコという街に移動する。

クスコはマチュピチュ観光の拠点になる街。

 

いよいよマチュピチュ

楽しみすぎておかしくなりそう…

 

 

 

 

バスターミナルに移動する前に、ウユニから一緒に回ってきたユウスケくんとお別れ。

彼は、短期旅行でマチュピチュ→ラパス→ウユニ→ラパスと移動してきた。

 

そんなユウスケくんも今日ラパスの空港から日本に帰ってしまう。

(見た目とは裏腹に?)賢く、面白いユウスケくんのおかげで非常に楽しかった!!

 

今年から新社会人!社会の荒波に揉まれ、ますます立派な男に成っていくのではないだろうか。(誰目線?早く就活しろ)

 

アディオス!!!!

 

 

 

 

 

………

 

 

 

 

旅は出会いと別れの連続。

寂しいものですね。

 

 

と、感傷に浸っている暇もなく、バスターミナルへタクシーで移動!!

徒歩10分の距離でも標高が高く、登り坂ですぐに息が切れるのでタクシー利用がおすすめ!!

 

8時15分発のバスなのに、5分前にますターミナル到着!!

ダッシュで滑り込み乗車。

 

ここから4時間でコパカパーナに到着する。

しばし睡眠〜

 

 

 

 

 

コパカパーナのすぐ手前の街では船で湖を渡らないと行けない。

バスから全員降ろされ、別々の船で対岸へ。

 

降ろされたところでは小魚を売るおばちゃんがたくさん。

10人ぐらい横一列で同じものを売っているのが面白い。

 

ここで1人ぐらいチュロスでも売れば一人勝ちできるのに…と思うのは僕だけでしょうか。

 

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湖畔ののどかな街ですが、観光する暇は少しもなく、すぐに船に乗船。

対岸までは5分ほど。

 

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チチカカ湖の周辺も標高3800メートル。

湖面の60%がペルー領、40%がボリビア領になっている。

 

ちなみに、チリとの戦争で海を失い内陸国となったボリビアの「海軍」基地はチチカカ湖にあるらしい。

面白い話だけど。

 

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アンデスの研究者は、約500年に渡り偉大な国家権力の行政資本と儀式により栄えたチチカカ湖地方のティワナクをインカ帝国の最も重要な先駆けと認識しているらしい。

 

 

 

インカ帝国の首都クスコにこのあと行くことを考えると、インカの歴史を辿るように移動しているみたいで面白い。

 

アンデス文明の系統における最後の先住民国家、インカ帝国

チリ北部からコロンビア南部、アルゼンチン北西部まで広がっていた広大な領土、独自の文化、謎多きマチュピチュ

 

ロマンを凝縮したような帝国。

スペインにやられてしまったけど。

 

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マヤ文明アステカ文明は正直あまり興味がないけど、インカはすごく興味がある。

まぁマチュピチュがあるからだろうけど。

 

あと、インカの神話ってめちゃめちゃ面白い。

 

太陽神インティがチチカカ湖の深みから出てくるよう命じると、湖の中からマンコ・カパックとママ・オクリョが生まれた。インティはタパク・ヤウリ (Tapac Yauri) と呼ばれる金の杖を与え、その杖が地面に沈む地に太陽の神殿を作るように指示した。マンコ・カパックはママ・オクリョたちとともにクスコの町を建設するために地下の道を通って北上し、クスコで父インティを讃える神殿を建設した。クスコへの旅の途中、何人かの兄弟は石になり、偶像(ワカ : Huaca)になった。彼らは、クスコ下王朝クスコ王国第1王朝)を打ち立てた。(wikipediaより)

 

 

ちなみに、太陽の祭り(インティ・ライミ)はインカ帝国の宗教的儀式。

祭りの日は音楽、華やかな衣装で彩られるという。

いつか見て見たい。

 

 

そういや、ナオト・インティライミも若い頃世界一周していたらしいから、ここから影響を受けているのは間違いなさそうですね…

 

 

 

…なんの話だったっけ?

 

 

 

 

話を戻して、再びバスに乗り込み、数十分でコパカパーナ到着。

 

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まずは3人でお昼ご飯を食べる。

この街はwifiがめちゃめちゃ弱いので、レストランでもほとんど繋がりません。

スマホに毒されすぎ。

 

 

昼ごはんのあとは、バス会社に荷物を置かせてもらいコパカパーナ観光。

クスコ行きは18時15分発なのでそれまでフリータイム。

 

 

まず湖畔に行ってみると、アヒルボート発見!!

暇だし乗ってみよう。

 

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いつぶりだろうか、アヒルボート。

でも童心に帰った感じがして、楽しい。

 

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青い空、青い湖。

本当にのどかな湖で清々しい。

 

急いで移動してきて最近疲れがちだったけど、いい気分転換になる。

まぁそんなに疲れてないけど。

 

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こんな寒い湖に入って遊ぶ地元の子供達。

 

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ほとんど全て漕ぐのをアサトさんとリカコさんにお任せ…

最年少がこれではダメでしょ…

 

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アヒルボートを1時間ぐらい楽しんだあとはコパカパーナの街中を観光。

ところどころで古代の文明の匂いを感じさせるものがあって面白い。

 

湖畔は観光客で溢れているが、少し離れたところは地元の人しかいないゾーンになっていて、この土地の暮らしを感じることができる。

 

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そして街中にあわられる巨大な大聖堂。

 

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コパカパーナ大聖堂。

17世紀初頭の壮大な建築物。

 

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白塗りのムーア風の外観は圧巻。

聖職者の像や扉の彫刻なども美しい。

 

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中は撮影禁止だったが、ボリビアで最も古いという祭壇は素晴らしかった。

 

 

 

 

一通り観光したあとは、レストランでコーヒーを飲みながら休憩。

 時間になったのでバス会社の前に移動。

 

18時15分、満員のバスはペルーのクスコに向け出発。

欧米人が多いようだ。

 

コパカパーナ自体国境の街なので、あっという間ボリビア・ペルー国境に到着。

 

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バスを降りて、出国審査→入国審査。

ボリビアのイミグレーションはこんな感じ。

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いつも通り、一瞬でスタンプが捺され、歩いてペルーへ。

 

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おそらくこの門より奥がペルー。

普通に不法入国できそうですけど…

 

こんなに緩々な国境も久々。

 

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しかも両国のイミグレの中間地点で地元の人がバレーやらサッカーやらしているし…

島国日本人としてはこの風景、未だに慣れません。

 

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ともあれ33ヶ国目観光大国ペルーに到着。

あああああああああ楽しみ!!!!

 

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