ウユニ塩湖は絶景か
ああああああああ
もうすぐ帰国ぅぅぅぅぅぅぅぅ
嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
って1日5回ぐらい思っているんですが、やばいでしょうか。
やばいですね。
ちなみに僕は日本が嫌いなわけではなく、大好きです。
1月24日 ウユニ
ウユニ塩湖は死ぬまでに一度は見ておきたい絶景!!!!
それって本当かなぁ…とここ最近ずっと思っていた。
というのも、最近写真を「リタッチ」と称して「加工」する人多いじゃないですか。
まぁお好きにどうぞという感じなんですけど、困るのが期待のハードルが上下に動いてしまうんですよね。
ウユニもその一つで、今まで見てきた写真って加工されてる?だからこの写真より少し「劣った」景色がウユニあるのかな?いや、もしかしたら写真通りの景色なのか?と思ってしまう。
だから、「真実」がわかりにくい。
全てに疑心暗鬼になってしまう。
まぁカメラって見せたくないものを画角から外したりできるので、そもそも「真実」を伝えるツールではないし、「加工」に関してそこまで気にすることではないかもしれないですけど。
まぁ何が言いたいかというと、現時点でウユニ塩湖って絶景なの?って本気で疑ってます。
そうは言っても、ウユニ塩湖は目の前。
そんなもん自分の目で確認して、判断すればいいだけのこと。
だらだら文句垂れる前にツアーを組んでウユニ塩湖に行きましょう!!!
はい。ごめんなさい。
コンディション最高です。
前日まで雨が降り、ウユニ名物の鏡張り準備よし。
鏡張りがより一層映える条件の一つ、適度な雲。準備よし。
鏡張りに関して最も重要な条件、風がない。準備よし。
この条件なら、僕の心を最大限に満たし、
ウユニ塩湖死ぬまでに!いや!死んでも見たい絶景!!!!!
とブログに書くこと間違いなし。
ああ。つくづくラッキーな男だよ。
まさか初日からこんなことになるとは。
まずは、ウユニ塩湖に行くツアーを申し込みに行かないと。
ウユニの街からウユニ塩湖までは車で1時間。
ランドクルーザーに6人乗って向かうツアーに申し込むのが一般的。
ツアー会社は、今泊まっているアベニーダの2軒隣にある、穂高という会社が日本人に有名だ。
ちなみに穂高と書くと、一見日本人スタッフがいそうな感じだが、そんなことはない。
カタコトの日本語を話せるボリビア人が1名いるだけ。
穂高でツアーを申し込む方法はいたって簡単。
日時を伝え、お金を払い、紙に名前を書くだけ。
何人か埋まっているツアーに乗っかるのもいいし、自分たちでツアーを作ることもできる。
僕たちはアサトさん、リカこさん含め3人いるので、あと3人で6人になる。
紙に名前を書いておけば、だいたいすぐに人数は集まる。
それぐらい日本人の出入りが多い会社。
日本人の他に韓国人と中国人も多い。
ウユニはもはやリトルアジアだ。
適当な時間にふらっと行っても、中は日本人で溢れかえっている。
そして、ウユニ塩湖に行った先人達からの金言が壁に書かれている。
穂高で申し込めるのは、
1DAYツアー 150ボリビアーノ(以下ボリ)
1DAY+サンセットツアー200ボリ(3,200円)
スターライト&サンライズツアー150ボリ(2,400円)
これらは基本セットだが、アレンジはまぁまぁ効く。
はい早速、本日の1DAYツアー+サンセットツアーを申し込みましょうか!!と話していると、お姉さんから衝撃の一言。
ウユニの街はデモ(ストライキ?)でツアーはどの会社もやってないよ!
(゚ω゚)
なぁにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーー
♪( ´▽`)
いやいや、インドのレーでもデモでツアー申し込めないことがあったけど、ウユニでもあるんですか!!!!
しかも今日絶好のコンディション!!!!
はははは、普通にアンラッキーな男でした。
泣いても騒いでもツアーは催行されないので、大人しく我慢。
ツアー会社の人曰く、明日未明から催行されるスターライト+サンライズツアーの時間にはデモが終わるかもしれないので、申し込みだけはできるとのこと。
その言葉を信じ、申し込んだ。
ただ、悪いことばかりではない。
同じタイミングで穂高に来ていた、ユカさんとサエコさん(2人とも航空会社で働いている愉快なお姉さん)。
忙しい仕事の休暇でボリビアに来ている。
そんな2人と同じツアーに行くことになった。
そしてもう一人、ユウスケくん(大学4年、就活終わり。見た目はなかなかチャラいのに賢い)を迎え、ツアー6人組があっという間に完成。
後日談ですが、このメンバーがめちゃめちゃ楽しくて、この後のツアーも同じメンバー。
まぁそんな素晴らしい出会いがあったので、今日のデモは良しとしましょう。(行きたかった…)
ちょうどお昼になったので、そのメンバーでお昼ご飯へ。
いやコンディション良すぎ!!(←しつこい)
昨日も行ったレストラン街へ。
ボリビアのご飯はまずくて、アタリやすいと聞いていたので、なかなかローカルに行けない…
高いけど、こっちの方が安全そう。
そして今日もビールを昼から飲んでしまう。
楽しいから仕方ない。
後から振り返ると、初めてあったとは思えないほど一瞬で仲良くなったなぁ。
やっぱり合う合わないはどうしてもありますよね、人間どうしても。
この6人はたまたま「合う」6人だったんでしょう。
お腹を満たした後は、列車の墓場というところに歩いて行くことに。
列車の墓場は1DAYツアーで必ず寄るところ。
ウユニの街から車で10分ほどだが、歩いて行くこともできる。
街ではデモで爆竹が鳴り響いている。
かなり物騒な感じだなぁ。
海外旅行の鉄則、「デモには近づかない」を徹底しなければ。
と言っても、一部エリアを除けば平和そのもの。
警官とデモ隊が衝突!!!なんてことはなく、ただ、爆竹がなっているだけだ。
車で道を塞いでいる。
デモの内容の詳細は分からない。
あとで聞くと、ボリビア自体デモが多い国らしいです。
街から40分ほど歩くと、列車の墓場があるゾーンへ。
列車の墓場という物騒な名前がつけられたのは、廃車になった列車がそのまま放置されているから。
廃車→放置は先進国ではなかなかないこと。
珍しい景色が見られそうだ。
とその前に訴えておきたいのは、列車の墓場ゾーン、ゴミ多すぎ。
ウユニ塩湖は綺麗ですよ〜とばかり書きたくないので汚い部分、「リアル」も伝えていこう。
線路とゴミ。
観光客と地元のゴミが混ざっていると思われる。
異臭が立ち込める。
まぁ汚いのはこれぐらいにして、肝心の列車が見えて来た。
無造作に放置された列車は、地元の悪ガキによって落書きまみれになっており、悲壮感漂う光景になっている。
列車の墓場は想像の5倍以上大きい。
列車も50両、もしくはそれ以上あるのではないだろうか。
まぁ、列車が放置されている以外にこれと言った見所はないが、なかなか楽しい。
みんなで写真を撮りあったりしながらぶらぶら歩く。
近くではウエディングフォトを撮っている人も!
線路沿いのゴミが写らないようにうまく撮影しないとね。
地元の青年たちは、この列車をいかに早く駆け抜けるかという遊びをやっていた。
なかなか面白そう。
こんな感じ。
アンチャーテッドとかのゲームで出てきそうな場面。
一通り、楽しんでから街に帰る。
デモは夕方に終わったらしい。
早朝3時からスターライト+サンセットに備え、21時に就寝。
いよいよウユニ塩湖に足を踏み入れるとき。
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