なんでこんなにコソコソしないといけないんだろう。
インドといえば、ナンとカレーをイメージされる方多いんではないでしょうか。
日本にはたくさんのインド料理屋がありますよね。
タンドリーチキン、カレー、ナン、ラッシー 。
僕の好きな日本のインドカレー屋ではこれらのメニューを頼むんですが、実はナンはインドでは一般的ではありません。
理由は①ナンを作るには大きなタンドール釜が必要 ②原料の精製小麦粉が高級品
代わりにチャパティという全粒粉で作られるナンに似たようなものが一般的です。
レストランに行っても4、5倍の値段の開きがあるので、僕もチャパティを頼みます。
8月27日
前日の20時にコルカタのハウラー駅を定刻通り出発した列車は順調に走行し、
定刻通り4時55分にガヤ駅に到着。
まだ、薄暗いガヤ駅。
インドの電車はアナウンスが一切ないので、常に地図アプリとにらめっこ。
自分で降りるかどうか判断しなくてはなりません。
列車を降りると、あふれんばかりの客引き(オートリクシャー)が。
ただ、さすがに早朝にホテルに押しかけるのも気が引けるので、2時間ほどプラットホームで睡眠。
起きて、ぼちぼち移動する。 朝日に照らされる牛。
ガヤからブッタガヤへはオートリクシャーで30分ほど。
途中、道がデコボコしていて若干揺れる。
ホテルに着く寸前にインド人のA君に声をかけられる。
A君「僕は日本語を勉強しています。よかったらあとで一緒に観光行きませんか?」
僕「いやー、ちょっと眠たいから明日ね(来たーめっちゃ怪しいインド人来たー)」
A君「分かった。約束だよマイフレンド」
この時点で、風貌といい、設定といい、犯罪臭がすごかった。
何か嫌な予感がしたが、忘れるためにホテルで一眠り。
〜3時間後〜
ぼちぼち外に出て観光しよう、、、
そう思い外に出ると、ホテル前である若い男と目があった。
彼はそのあと、遠くの誰かに何かを伝えている。
僕「まさか!」
〜バイクブゥーン〜
A君「本当に寝てたんだね。待ってたよ。観光しよ。」
いやー笑えないレベルで怖い。
監視されてんの?俺。
やんわり断りつつ、近くのレストランに逃げ込む。
冒頭にナンはあんまり食べません。という話をしておきながらきっちりナン食べてますね。。。2枚も。
そのあと、彼らが監視していないか注意しながら人通りの少ない道を使って観光地の方へ向かう。
おそらく、一緒に観光して最終的にどこかのお土産屋に連れて行って、いらないものを高額で買わせたりするのが彼らの手口だと思われる。
本当は堂々としていればいいのだが、今回はちょっと身の危険を感じ逃げ惑うことにした。
路上で子供達がワイワイと楽しそうにしていたのが印象的。
歩いて15分ほど。
到着。
日本寺。
日本の寺には鐘があるんだった。。
落ち着く。
しっくりくる形。
お次はチベット寺。
同じ仏教の寺院といえども、国が変わればこれほど変わるスタイル。
牛、ぶた、犬、猫、ラクダ、馬とここは動物園なのか?と思うほど色々な種類の動物たち。
そのぶん色々な種類のう○ちが落ちていて危険度は高い。
結構、大きめの大仏さま。
ブータンの寺院。
やっぱり、日本寺が一番しっくりくる。
これはどこの国かわかりますか??
………
正解はタイ寺院。
見慣れた形♪(´ε` )
そもそもブッタガヤってなんやねん怒!!!の方へ。
釈迦の成道(悟り)の地として有名な八大聖地の一つで、仏教では最高の聖地とされている場所。
世界遺産のマハーボーディ寺院とその周りにある、各国各宗派の寺院が見所。
ということで、本日最後はマハーボーディ寺院。
カメラ使用料で100ルピー(170円)がかかってます。
いい写真を撮りたいんですが、 逆光で何が何かわからん。
52mの大塔の裏手には巨大な菩提樹が。
この菩提樹のしたで、釈迦は35歳の時悟りを開いた。
ここから仏教が広がり、やがては日本にも伝わったのである。
心地よい風が吹き込む菩提樹の下には色々な袈裟を着た人たちが。
特に、スリランカから来ている人が多いようでした。
インドでは5世紀に仏教の弾圧があり、現在も仏教徒の数はかなり少ないです。
ただ、釈迦が悟りを開いた地。
仏教が誕生した地はインドです。
すごく神聖な気持ちに包まれながら、夜までマハーボーディ寺院を眺めていました。
夜のライトアップもなかなか綺麗でした。
寺院から出ると、インド人から声をかけられました。
A君でした。とても怖かったですが、彼、明日大活躍?してくれます。
なぜか怒鳴られましたけど。
続く。
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