世界一の牛肉天国で食べるステーキ
最近すごい早寝で21時ぐらいには寝ています。
昨晩、1時過ぎに同じ部屋のドミトリーで騒いでいるやつがいて目が覚めました。
彼は30分ぐらい騒いだ後、疲れたのかベッドに入りました。
これでやっと眠れる…と思ったら、お次は共有スペースから大きな声が。
すると、さっきまでドミトリーで騒いでいたやつが、
ゴラァ今何時だと思ってんねん!!!??!
静かにしろやあああああああああああああ
と言っていて非常に複雑な心境。
今の言葉録音して、彼の耳元で朝まで大音量エンドレス再生してもよろしいでしょうか。
12月26日 ブエノスアイレス
ブエノスアイレスの必需品。
虫除けスプレーとかゆみ止め。
アジアでも虫に刺されることは滅多になかったけど、南米の虫はアグレッシブ。
バッグの奥底に眠っていた未使用のこれらを引っ張り出して、ベッドの枕元に配置。
冬なのにムヒの匂いを嗅ぐ日が来るなんて。
今日も相変わらずのいい天気。
6時に起床し、寝汗で大変なことになった体を熱々のシャワーで流してブログを仕上げる。
朝方は涼しいけど、昼過ぎから日の入りまではかなり暑いブエノス。
早起きは三文の徳。
ブログを仕上げたら、宿からほど近いスーパーマーケットへ。
宿はサンテルモ地区というところにある。
ここは、スペイン風の歴史ある建物が並ぶ下町エリア。
古い商店やおしゃれなカフェ、アンティークショップが建ち並び、歩いているだけで楽しいエリア。
フランスが本社のカルフールがブエノスアイレスにもたくさんある。
ヨーロッパでもかなりお世話になったカルフールを隈なく歩き回り、購入したのが牛もも肉。
アルゼンチンは牛肉天国。
牛肉の消費量が世界一らしく、毎週末焼肉パーティーをしてしまう国民性だそう。(にわかに信じがたいが、アルゼンチン人は日本人の10倍牛肉を食べると書いてあるサイトもあった。2014年のアルゼンチン人の消費量は59キロ/年)
ちなみに上の写真、値段は75ペソ(450円)
昼、夜それぞれ1枚ずつ食べれば毎食200円ちょっと。
外食が高いブエノスアイレスではステーキを食らうのがバックパッカーの楽しみかたのようだ。
他のバックパッカーの方のブログを見ていると、ソースも手作りされていてびっくり。
料理スキルが皆無なので、ソースを購入。
もちろん付け合わせを作る技術がないので肉だけ。
10時にはお腹が空いてきたので、肉を常温で放置。
包丁で切り込みを入れ、塩、コショウを擦り込む。
今思えば、旅始まって7ヶ月。初めての自炊。
マッチで着火するタイプのコンロ。
フライパンに油を少量入れ、熱々にしてから、一気に焼き上げる。
おおー。
美味しそう。
買ってきた食パンも食卓に並べ、熱いうちに食べる。
肉は想像以上に柔らかく、非常に美味しい。
和牛のように脂が多いわけではなく、がっつり赤身。
噛めば噛むほど肉の味が口に染み渡り、ザ・牛肉!という感じである。(これで伝わるのかな)
ちなみに、日本ではアルゼンチン牛は口蹄疫の関係で輸入を禁じられているが、アルゼンチンに行った際はぜひ食べてください。
安くて美味しい。
肉の味で満たされた口にキンキンのビールを流し込む。
朝10時からしていいことと悪いことあるわ…
ちなみに、ビールはマジでキンキンです。
これだけて、この宿高評価。
ビール飲んでさっぱりしたところで、街歩き。
昨日は五月広場の方を歩いたが、今日はプエルトマデロ地区という場所を目指す。
昨日、クリスマスではほとんどのレストランが休業していたが、今日はオープンしているみたいで、宿の周りもかなり賑やか。
昨日と比べると、50倍ぐらいの人と車で溢れており、本来のブエノスアイレスの日常が垣間見える。
歩いて10分ほどでラプラタ川に到着。
プエルトマデロ地区はラプラタ川に面した地区で、1880年から1890年にかけて、港として整備されてきた地区。
船の大型化により、港としてはあまり機能しなくなってしまい、荒廃してしまったらしい。
近年では再開発が始まり、高層マンションが立ち並ぶ地区に変化しているという。
横浜の赤レンガ倉庫を思い出すような綺麗な景色。
ラプラタ川沿いは遊歩道になっていて、ジョッギングしたりベンチでおしゃべりする人が多い。
高層マンション群。
大都会過ぎ。
心地のいい風が吹き抜ける遊歩道を2キロほど北へ歩いた。
美味しいステーキを食べ、美しい建物が立ち並ぶ遊歩道を散歩する。
これだけでブエノスアイレス来てよかったなぁと思える瞬間である。
この後、レティロ地区まで行ったんですが、長くなるので次回!
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