Think rich,look poor

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世界一周記  出発は2017年5月

ボカ・ジュニアーズのホームタウン、ボカ地区散策

 

海外で出会う外国人の中には、ものすごく日本に詳しい人がたまにいます。

この前あった人には、

 

日本って本州、北海道、四国、九州の4つの島から成り立っているんだよね?

 

と聞かれ、ああ。そんな風に日本を捉えたことなかったけど、言われてみればそうやな〜と。

 

外国人が見る日本って、日本人が見る日本とだいぶ違っていて面白い。

でも概して好意的に接してくれるのは、日本の国際貢献や政府援助。

 

そして先人たちが築き上げて来た日本人のイメージのよさ。

これを継承して行かなければ。と思う最近です。

 

 

 

 

 

 

 

12月30日 ブエノスアイレス

 

ブエノスアイレス朝のルーティン。

朝シャワーからの朝ビール。

ベリーベリースーペリア。

 

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このビール、キルメスビールというアルゼンチンのビール。

アルゼンチンで圧倒的なシェアを誇っているビールで、街の至る所で広告を見る。

 

 

味は、かなり爽快。

非常にライトな飲み口で、お金さえあれば何杯でも飲めそうな感じ。

 

アルゼンチン人は、牛肉を鉄串に刺して炭火で焼くアサードという料理が大好きで、それをおつまみに、あっさりキレのあるキルメスビールを炎天下で飲む。

それがアルゼンチン流。

 

 

考えただけで最高。

 

 

そんな午前中からビールを煽る僕の横で、いちゃつくカップルさーん!

でも話すとなにこの紳士と淑女。

 

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イタリアから南米旅行中のカップル。

イタリア人のいいところを凝縮したような2人だったなぁ。

 

2人は、イタリアのトスカーナ地方に住んでいる。

トスカーナ地方はイタリア共和国中部に位置する州で、州都はフィレンツェ

ピサやシエーナなど多くの古都を擁していて、ワイン、オリーブ、小麦の生産が有名らしい。

そんな彼らからイタリアのいいところを色々と教えてもらったら、またイタリアに行きたくなって来た。

 

突き抜けるような青空。

保守的な香りが充満し、独自の文化を守り抜いて来たイタリア。

美味しいイタリアンに陽気なイタリア人。

 

ああ。やっぱりあの国は特に最高だったなぁ。

 

 

 

 

昼過ぎに彼らがチェックアウトし、ブログを書き上げたら、今日もブエノスアイレス散策。

今日はボカ地区の方へ。

 

サッカーファンなら、アルゼンチン×ボカ地区と言われれば、条件反射的に

 

 

ボカジュニアーズ!!!!

 

 

と答えてしまうぐらい有名なサッカーチームを有するボカ地区。

ブエノスアイレスの中でもかなり治安の悪い地区らしく、いつも以上に緊張感を持って行く。

 

ボカ地区へは、バスでアクセスできるみたい。

事前に番号を調べて大通りへ。

 

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各国、信号にも色々特色は出る。

一番印象に残っているのは、ドイツ。

青信号から赤信号に急に変わるからびっくりしたなぁ。

 

日本では、絶対点滅があるし、優しい。

アルゼンチンも赤信号に変わる10秒前からカウントがあって優しい。

 

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事前に調べていた番号ではないが、53番のバスもボカ地区に向かうらしく、53番で移動。

 

ボカ地区の中心部で降ろしてもらうと、バス停の目の前にチョリパンのお店発見。

 

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チョリパンとは、チョリソーをパンに挟んだシンプルな料理。

チョリソーの上にマスタードをたっぷりかけ、食べる。

 

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見た目絶対美味しいやん!

と思ったら案の定めちゃめちゃ美味しかった。

 

これを片手にビールといきたいところだが、観光地のボカ地区では、ビール1瓶450円程かかり、泣く泣く断念。

 

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ボカ地区はタンゴ発祥の地とも言われる場所。

古くから港町として栄え、新天地を目指してやって来た移民が多く暮らしていたというボカ地区。

 

カラフルに彩られたトタンの家家が並ぶ、カミニートというエリアが一番の目玉。

 

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ここがカミニート

観光客が写真撮影を試みようとごった返している。

 

確かに、写真が映えそうなカラフルな感じ。

インスタとの相性も抜群によさそう。

 

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カミニートの一番目立つところには、アルゼンチン出身ローマ教皇フランシスコ。

 

クオリティ低!!!!!

 

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カラフルな家。

治安が悪いとされるボカ地区のどこか暗いイメージを吹き飛ばすには十分な色使い。

 

ただ、この観光エリアから一本でも裏手に入ると、銃などを使った凶悪犯罪が起きるらしく、怖さもある。

 

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通りには、自分の絵を売ったりしている人がいて、パリのモンマルトルのようなそんな雰囲気さえ感じられる。

レストランでは、料理を食べながらタンゴを鑑賞できるみたいで、各レストランからタンゴソングが聞こえてくる。

 

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途中、ボカジュニアーズのグッズショップを発見。

 

看板は、リケルメマラドーナテベス

あれ?我らが高原直泰は?

 

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ボカジュニアーズファンに限らず、南米のサッカーファンはとにかく熱い。

ゴール直後にスタンドのファンが前列に押しかけ、網に登ろうとしたり、ドミノ倒しになって死亡者が出る事故なんか頻繁に聞く。

 

アルゼンチンではライバルチーム、リバープレートとの「スーペルクラシコ」が特に激しいと有名で、イギリスの新聞「オブザーバー」は「死ぬ前に一度は見ておかなければならないスポーツイベント50のうちの1つと表現している。

 

ちなみに、今季はボカが好調で1位。リバープレートは低迷中。

 

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ユニフォームがめっちゃかっこよくて買ってしまいそうになったけど我慢。

アルゼンチンの英雄で、神の子マラドーナを崇拝する宗教もあるらしい。

 

今は太ったおっさん。

 

 

いつかはメッシもそういう存在になるんだろうなぁ。

メッシは人間じゃないと説明がつかないプレーが多いけど。

 

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本当は、座席に座ってタンゴでも見たかったが、チョリパンで我慢。

アルゼンチン予想以上に物価高め。

 

この後、ボカジュニアーズの本拠地ラ・ボンボネーラに行くことに。

 

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ボカ地区の空き地で壁に向かってボールを蹴る未来のサッカー選手。

絵になるなぁ。

 

カミニートから5分ぐらいでラ・ボンボネーラに到着。

住宅街のど真ん中にあって、市民から愛されているのが容易にわかる。

 

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外から見てわかるぐらい老朽化が進んでいる。

調べると、1940年に開場したらしい。

 

このスタジアムは、「ボケンセ」と呼ばれる熱狂的なサポーターの応援によって激しく揺れるのが有名。

試合を見たかったが、アルゼンチンリーグはウインターブレーク中。

 

スタジアムツアーもあるみたい。

 

 

スタジアムを見た後は、到着したのと同じバス停から29番に乗って五月広場へ。

 

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バス停の近くにあったモニュメント。

 

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よく見たら自転車。

 

 

五月広場に到着し、久々のスタバへ。

 

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バナナフラペチーノ美味しい。

これって日本にないですよね?

日本のスタバでも置いて欲しい味。

 

シンさんやテッペイさんと電話で話した後、眠くなったので、宿へ。

 

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今日も浴びるように酒を飲んで、20時に就寝。

7泊のブエノスアイレスもいよいよ明日が最後…

 

後悔のないように大好きな街を楽しもう。

 

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