アルゼンチンからチリへの入国、時間かかりすぎ。
やっとwifiがまともな所に来たので、ささやかにブログの更新を再開します。
ブログを書かない（書けない）日々にもたくさんの絶景とたくさんの出会いがあって、毎日がとても楽しかった。
そして旅の終わりを逆算したら、メキシコに間に合わない…
プランの一部を削らないと…
このブログを読んでいる方はお気づきだと思いますが、予定外にいろんな所に行ってます。
本来、就活があるので1月中旬から下旬に日本に帰ると言っていたのに、今では3月まで延期…
就活がなく、お金がたくさんあったら、多分一生海外に居るんじゃないか？というぐらい旅にどっぷりはまっています。
インドでカメラの紛失がありましたが、おかげさまで体調も崩さず、盗難にも合わず、たくさんの人に恵まれて最高の日々を過ごしています。
まぁ長々と書いていますが、ブログを書かない時間にまとまった時間があって、旅の回顧をしていたら、ちょっとだけ終わりが見えてきて寂しくなっているということです。
あと、１ヶ月半。
楽しもう。
１月４日 エルカラファテ
エルカラファテでは2017年2月にバスターミナルを、街の中心部から郊外に移転。
今泊まっている宿から旧バスターミナルまでは徒歩1分。
新バスターミナルへは徒歩20分。
しかも急な上り坂。
ほぼ100%タクシー業界が絡んでいそうな移転。
もっと規模の大きな街なら、バスターミナルが市内中心部にあることで混雑を招くといった弊害が生まれ、郊外に移転するといったことも考えられる。
でもエルカラファテ。
全然車走ってないやん…
中心部にもたくさん土地あるやん。
絶対、バスを降りた人が中心部までタクシーを使うように仕向けているやん…
もちろん、逆もしかり。
正直、体力がないとあの上り坂はなかなかきつい。
今日は7時30分のバスでエルカラファテから南に行ったプエルトナタレスという街に移動する。
チケットは市内中心部のバス会社で予約済み。
早朝なのでタクシー利用も考えたが、値段が100ペソ（600円）なので止めておいた。
6時に起床し、6時30分に宿を出発。
幸い日の出が6時過ぎなので、明るくて歩ける。
やっぱり朝方はかなり冷え込む。
歩いているとちょうどいいぐらい。
急な上り坂を登ってしばらく歩くと、新バスターミナルが見えてくる。
バスターミナルの使用税10ペソ（60円）をカウンターで払い、2階建てのバスに乗車。
バスは満員。
やっぱりハイシーズンだから、前日までにはチケットを購入しておいた方が良さそう。
今日移動する、プエルトナタレスはアルゼンチンではなくてチリ。
つまり、国境を超えなければならない。
ヨーロッパではシェンゲン協定を結んでいるたくさんの西欧諸国はイミグレーションがない。
バスでヒョイっとスペインからフランスに移動！なんてこともできる。
東欧では、シェンゲン協定を結んでいる国は少ないが、審査官がバスの車内に入って来てパスポート回収。
暖房の効いたバスでぼーっとしているとスタンプが押されて返ってくるのが普通。
でも、アルゼンチン・チリ間は違う。
まず、決定的に違うのがカウンターの数。
これだけの人数を捌くのに、カウンター1つ。たまに2つ。
そして、持ち物検査が厳しい。厳しすぎる。特にチリ。
詳しくは分からないが、生の野菜、乳製品、肉類の持ち込みが厳しく制限されていて、没収。下手すると罰金らしい…
全ての荷物をX線で確認するから相当な時間がかかる。
しかもこっちは2階建てバス…
ゆうに50人は乗っている…
結果、アルゼンチンのイミグレに到着してからチリのイミグレを出発するまで2時間30分かかりました…
て、いくらなんでもかかりすぎ！！！！寒い！！！！
また数日後、ここからアルゼンチンのエルカラファテに戻るんですけど！！怒
また2時間30分かかるのかな…
まぁともあれ31カ国目チリに入国。
7時30分にエルカラファテを出て、プエルトナタレスに到着したのは15時ちょい前。
バスターミナルから宿までは歩いてすぐなので、ひとまず宿へ向かう。
暴風。
しつこいようですが、風強いとウザいです。
足を動かしているのに、前に進んでない時ありますからね。本当に。
歩くだけですごい疲れる。
バスターミナルの近くの宿が個人的におすすめです。
スーパーや銀行のあるエリアは歩いて10分ほど。
そっちにも宿はあるらしいですけど、この街に来る人のうちほぼ100パーセントはパイネ国立公園に行くはず。
そのバスはバスターミナルから出るので、近い方が良さげです。
特に、バスは早朝なので。
街の西側は湖に面していて、小高い丘に向けて街が広がる。
人口16000人の小さな街。
この街に年間で観光客が10万人訪れる。
先ほどちらっと出て来たが、ここは「トレッキングの聖地・パイネ国立公園」の拠点の街。
トレッキング初心者がいきなり「聖地」にやって来てしまった…
パイネ国立公園で楽しめるトレッキングは大きく分けて3つ。
①10日間かけてパイネ国立公園をぐるりと一回りするコース。上級者向け
②4泊5日コース。ルートを上空から見ると「W」の形をしているので、「Wコース」と呼ばれる。
③日帰りトレッキング 約8時間から9時間の日帰りトレッキングで、パイネ国立公園の最大の見所トーレスデルパイネを間近で見ることができる。
の3つ。
このほかに、バスでパイネ国立公園をまわるツアーもある。
ただ、トレッキングの聖地なので却下。
①と②はテントも寝袋も持っていないので、却下。
残るは③のみ。
ということで、③に挑戦します。
歩くの嫌ですけど。絶景を見たいので。
どうせ登るなら最高の天気で！と思っていたら、向こう一週間は天気悪そう。
明日はまだマシっぽいけど、曇り予報。
晴れ予報は5日後。
どうしよう。
パイネ国立公園まで、プエルトナタレスから1時間30分以上かかるので、バスに乗るのが一般的だが…一旦保留して、夜ご飯。
通貨がアルゼンチンペソからチリペソに変わったので、ATMに寄ってからスーパーで買い出し。
ちなみにATM手数料1000円以上して泣きそう。
パスタを茹でたら驚くほど美味しくなかった。
そのほかにも、トレッキング用のチョコレートや
バナナも購入。
明日、プエルトナタレスからパイネ国立公園に行くバス会社は数社ある。
いずれも7時20分から8時までの間にバスはあるみたい。
迷ったが、明日の朝の天気を見て判断することに。
当日でも買えるはず。
買えなかったら5日後まで待機。
この何もない街で。
一応、明日トレッキングに行くことになった時の昼ごはん作成。
パンを切って、ハムをチーズを挟んだだけの料理。
めっちゃ簡単。
今日は早めに就寝して、明日は早起き！
晴れてくれるのか…
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