ハッピーバースデー・トゥー・ミー
今、南米にいる人が思っていること。
Luis Fonsiの曲流れ過ぎじゃね…？
多分、2日1回はDespacitoかÉchame La Culpaを聞いているような気がする…
まぁ好きだから全然いいんですけど。
嫌いな人は結構きついなぁ…
１月２２日 サンペドロ・デ・アタカマ
1月22日、22歳の誕生日。
ハッピーバースデートゥーミー。
誕生日っていろんな過ごし方があると思いますけど、誕生日はゆっくり過ごす派。
本当は今日、ウユニに向けて移動してもよかったけど、移動で9時間が消えてしまうのが嫌だったので延泊してだらだら。
持ち歩いているインスタントのコーヒーを飲んでスマホを触る、いつもとさほど変わらない朝。
唯一いつもと違うのは誕生日おめでとうメッセージがLINEやMessengerに来ていたこと。
感謝しながら2時間ぐらい返信タイム。
そして再び就寝。
3時間ほど昼寝して、目が覚めると3時になっていた。
明日こそボリビアのウユニに移動するので、宿の近くのバスターミナルにチケットを買いに行く。
いよいよ、ウユニ。
自分を世界一周に駆り出させたきっかけ。
でも、ここ最近ウユニの画像の見過ぎでそこまで興味がなくなっている自分がいた。
正直、5日ぐらいずっと行くか行かないか迷っていた。
行って、もし自分が思い描いていた景色と違っていたら？
旅するきっかけだったから、ウユニには「特別」な景色であって欲しかった。
ただ、もし「特別」な景色じゃなかったらどうなるんだろう…
少し怖くて、見ない方がいい。
あそこはパンドラの箱だ。と考えたこともあった。
いろんな人に相談した結果…
やっぱり行く。
というか、行かないとこの旅自体スッキリ終われない気がした。
それが期待以下の景色でもいい。
表現に困るが、ウユニに行くのは「確認」作業の一つ。
旅のきっかけになった場所はどんな景色か確認しに行く。
ベッドから起きて、外へ。
アタカマは標高が2400メートルなので、砂漠といっても朝夜は寒い。
日中も暑くて我慢できない。というほどではなく、比較的過ごしやすい。
ただ、雨が全く降らないというだけ。
砂漠＝暑いの図式もここでは成り立たない。
バスターミナルに到着。
ウユニ行きを探すと3社あることが分かった。
ちなみに、ウユニへはバスで9時間。
1社目、早朝3時発。18000ペソ（3,272円）ただし明日の便が売り切れ。
2社目、朝6時発。ただしこの会社はアタカマからではなく、2時間離れたカラマという街から出発。却下。
そして3社目。
オフィス前には15時30分から開く。と書いてある。
おそらく午前中の業務が終わり、昼休憩→午後の部開始15時30分という流れなんだろう。
15時20分オフィス前で待つ。
15時30分誰も来ない。
15時40分音沙汰なし。
15時50分少し寒い。
16時日本人旅人2人現る。
アサトさん（写真がめっちゃうまい）とリカコさん（リッチパッカー、南米を女性1人旅）。
2人はアタカマで同じ宿らしい。
そして2人もウユニ行きのチケットを買うらしい。
それでは3人で行きましょうということになり、3人で待つ。
16時10分自己紹介とか楽しい。
16時20分久々に日本語喋ってぎこちない
16時30分子供づれの、機嫌が悪そうな女性登場。
おもむろに鍵を取り出し、営業開始。
この女性からは殺気が立っている。
なんでこんな機嫌が悪いんだ？
というか、機嫌が悪くなるはずなのはこっちなんですが。
ああ。
もはやこれぐらいでは怒りすら湧いて来ない。
もはや仏。
ともあれ、無事ウユニ行きのチケット確保。
昼12時発で、21000ペソ（3,818円）
少し高いが、ここしかないので買うしかなかった…
今晩、2人はもう2人の日本人と夜ご飯に行くらしく、ご一緒させてもらうことに。
誕生日にたまたま日本人に会うなんて。
ともあれ、1人で飯食って寝るという誕生日ではなくなりそう。
3時間後の集合を約束して、宿に戻る。
すると、昨日Facebookを交換した宿のオーナーから誕生日プレゼントが。
Facebookには誕生日を登録する欄があって、誕生日になると友達に通知される。
それを見たオーナーが急遽チョコレートをプレゼントしてくれた。
こういう人間になりたいなぁ。
しかもオーナーが、「この子今日誕生日よ！！」なんて周りの宿泊者にいうもんだから、いろんな人からおめでとうを言ってもらえる！！
正直嬉しい。
一生に一度だろうなぁ。こんなにいろんな国籍の人から祝ってもらえるのは。
宿でしばらくのんびりして、夜ご飯へ。
1人旅をしている日本人5人が一堂に集うと、面白い話のオンパレード。
ショーレストランで歌を聴きながら、ビールを飲むなんて、なかなか贅沢な誕生日ではないだろうか。
写真が下手くそだが、美味しい食事。
うん。誕生日だから贅沢しても構わんよね！！！
しかもこの女性、かなり歌がうまい…
店の雰囲気にあった選曲で、うまいこと溶け込んでいる。
気がつけばあっという間に2時間30分が経った。
22歳、なかなかいい幕開けだ。
１月２３日 サンペドロ・デ・アタカマ
結局3泊したアタカマ。
物価は高いが、この街の雰囲気が結構好きだ。
今日、ボリビアに抜けるので、チリペソをボリビーアノに両替しに行こう。
中心部に行けば両替屋（カサ・デ・カンビオ）はたくさんある。
数軒レートを比較して、一番いいところへ。
今日で、チリを出国する。
マジでチリ最高だったなぁ。
最後に言わせてください。
チリ細長かったー！！！
沖縄から北海道以上の距離だもんなぁ。
よく移動してきたよ。
宿に戻り、12時のバスに間に合うようにチェックアウト。
バスターミナルでアサトさん、リカコさんと合流し、一路ウユニを目指す。
バスはこんな感じ。
日中9時間移動もなんか普通になってきたなぁ。
乾いた大地が延々と続く車窓を眺めていたらあっという間に国境に到着。
17時30分。
スムーズに国境を越え、32ヶ国目ボリビアへ。
ボリビアはチリより東にあるのに時差は−1時間。
日本との時差は13時間になってしまった。
そこからまたしばらくして、ウユニに到着。
ウユニは標高3700メートル。
さすがに夜は寒い…
3人で、日本人に有名な宿アベニーダという宿へ。
トリプルルームが空いていたので、チェックイン。
お腹が空いていたので、夜ご飯は近くのレストランへ。
ボリビアの物価からしたらとんでもなく高いが、ここでパーっと食べる。
そして飲む。
結果からいうと、標高3700メートルで飲んでも高山病には罹りませんでした。
というか、ウユニで飲んだ酒量もまぁまぁやばかったです…
やはり日本人と話しながら飲むのは格別に楽しいですからね…
ともあれ、無事ウユニに到着！
明日からバンバンツアー組んでウユニ塩湖に行って行って行きまくろう！！！！
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