パチューカで本田圭佑選手を応援しよう
3月2日に無事帰国し、毎日ぼーっとしています…
気が緩んでしまったのか、10時間睡眠になっていますが、そろそろマジで就活しないと…
この時期は何をしていいか、全く分かりませんなー
2月15日 メキシコシティ
空港から宿に向かい、テレビを見ていたら、
「今夜パチューカVSティファナ 21時06分キックオフ! 完全生中継!!!」
の文字が。
パチューカとは本田圭佑が所属するチームで、日本人にも馴染みが深い。
本田圭佑が所属する前から、クラブW杯に北中米カリブ海王者として何度か来日していて、知名度も高い。
そんなパチューカはメキシコシティからバスで1時間30分の距離にある街。
試合開始まであと4時間。
チケットはないが、今日は水曜日だし大丈夫でしょ!ということで、急いで準備し出発。
パチューカ行きのバスはメキシコシティの北バスターミナルから出るらしく、地下鉄で向かう。
夕方の帰宅ラッシュで、地下鉄はぎゅうぎゅう。
これは後日ブログで改めて書こうと思うが、メキシコシティの地下鉄、マジでギャグ。
本当に面白い。
メキシコシティの観光は最終日。
宿の周りはヨーロッパのような街並み。
地下鉄を2回乗り継いで、北バスターミナルに到着。
中南米は鉄道より、バスが発達しているためか、バスターミナルが巨大。
そこにたくさんのバス会社が入っていて、人も多い。
今回は安心と安全のADO社で。
メキシコの中では高級なジャンルに入るADO。
パチューカのスポンサーで、ユニフォームに掲載されている。
メキシコはバス強盗が非常に多い。
車内に拳銃を持って乗り込み、バスがしばらく走ってから拳銃を発砲し、乗客に向け、金品を奪うというもの。
「バス強盗 メキシコ」と調べると、たくさんの体験談が出てきて怖い。
バス強盗が多い影響か、警備はめちゃくちゃ強固。
バスターミナルからバスのプラットホームに行くまでにセキュリティチェック。
ADO社は追加でバスに乗る前にセキュリティチェック。
そして着席してから乗客全員の顔をビデオカメラで撮影される。
犯罪を犯せば、すぐに分かるようになっている。
こんなの初めて。
バス強盗が多い証左。
少しバス強盗にビビりながら、バスはパチューカに向けて出発。
1時間30分で着く道のりが、メキシコシティ近郊が大渋滞していた影響で、2時間以上かかってしまい、パチューカのバスターミナルについたのは、21時。
試合開始まであと6分。
幸い、バスターミナルからスタジアムまでは近いので、走る。
そして到着、21時08分。
2分遅れ。
チケット売り場に行くと、人影が見えるのに、閉まっていると言われる…
仕方がないので門の前にいるダフ屋、全員招集。
暇そうにうろうろしているダフ屋にチケットの値段を聞いてみる。
そして言われた価格、まさかの定価、100ペソ(600円)。
チケット売り場で買うのと同じ値段…
まぁ試合始まってますから、こっちの方が強気でいけます。
買ったチケットの値段、0ペソと書いてあるので、招待用のチケットを売っているのかな。
ともかく、前半10分までに入場することに成功。
席は自由席。
水曜日だからか、空席の方が多い。
エスタディオ・イダルゴは30,000人収容らしいが、かなり小さく見える。
ただ、陸上トラックがないのでめちゃめちゃ見やすい。
1901年設立、メキシコ最古のサッカークラブでファンも多い。
家族や恋人と観戦している人が多い。
パチューカは標高が2000メートルを超えているので、夜はかなり寒い。
もちろん息は切れやすいので、サッカーには過酷な環境であることは確か。
ここに、「あえて」身を置く本田さんかっけー。
当然、本田圭佑選手、右サイドのウイングでスタメン。
全席自由席なので、こんなに近くからも見れる。
臨場感がすごすぎる。
観客は少ないが、プレーに対する一喜一憂がすごい。
いいプレーには、歓声。
悪いプレーには、容赦ないため息と罵声が浴びせられる。
てか贔屓目なしに、本田圭佑がチームの核であると思った。
このフィジカル、メキシコでも群を抜いてすごい。
ボールをキープし、仲間の上がりを待てる。
特に右サイドバックのオーバーラップによる攻撃参加が相手にとって脅威になっていた。
倒してしまった相手選手に声をかける本田。
せっかくなので、本田のサイド(右サイド)の方からみることにした。
さっきまで居たゴール裏はこんな感じ。
旗応援は日本っぽい。
右サイドの最前列を陣取ったら、ちょうどコーナーキック獲得!
キッカーはもちろん本田。
近くで見たら分かる、めちゃめちゃ精度高いやん。
こちらは、壁になる本田。
そして、試合の均衡が崩れたのは、前半21分。
ホームのパチューカ先制。
両手を上げて喜ぶ本田選手。
スタジアムが歓喜の渦に。
パチューカにはメキシコ代表の選手が2人いるが、やはりうまい。
何度も言いますが、選手の距離が近い。
本当に見やすいスタジアム。
アウェーのティファナサポーターはこれだけ。
めっちゃかわいそう。
試合はパチューカペースで前半終了。
ハーフタイムはちょっと遅めの夜ご飯。
中南米名物、チョリパン(パンにチョリソーを挟んだもの。シンプルで美味しい)
そして、後半は向こうサイドに攻めるので、スタジアム内で大胆な移動。
自由席ならでは。
後半は本田圭佑圧巻のパフォーマンス披露。
てかフリーキックも、コーナーキックも全て任されているのすごすぎ。
仲間からも相当信頼されているみたい。
困った時にボールを預けられる選手がいるのは、パサーからすると本当に助かるんだよなぁ。
この日の本田選手は、ノーゴール、ノーアシスト。
ただ、後半44分に交代するときは、観客から惜しみない拍手が。
交代の直後、パチューカがダメ押しの2点目。
試合はこのまま終わり、2-0でパチューカの勝利。
試合が終わると、23時すぎになっていた。
スタジアムの外には、チームの集合写真。
前列中央にいる日本人の侍が誇らしかった。
スタジアムから宿へは、1,5キロ。
パチューカは、メキシコで5番目に治安のいい街らしいが、あくまでメキシコなので、スリルたっぷり。
標高が高いこともあり、相当しんどかった…
とにかくいいもの見れてよかった。
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