トレッキングの聖地に初心者が挑む
昨日書いたブログに関連して、海外での「時間かかりすぎ!!!」の代表例は、スーパーマーケットのレジです。間違いなく。
日本では、お客さんがレジに商品を並べることはないですよね。
レジ係の人がやってくれる。感謝。
でも、ヨーロッパや南米は違います。
①自分でカゴからレジに商品を並べる。
レジ係の人は並べられた商品をスキャンして、左から右に流していきます。
ここで、問題発生。
②スキャンが終わり、流された商品は「レジ台で」自分のエコバッグに入れなければならない。
つまり、日本でよくある「レジの奥の袋詰め専用エリア」がなく、レジ台で全てをこなす。
しかも、
③袋に入れながらお会計もしなければならない。
大抵、①と②は同じタイミングで行われるので、袋詰め間に合いません。
まぁコストコのレジを想像してもらったら間違いありません。
非効率すぎます。
絶対変えた方がいいです。制度を。
お願いです。変えてください。
晴れたら行こうと思っていたパイネ国立公園。
結果見事に晴れてくれました!!!
曇り予報だったけど、気持ちのいいぐらいに快晴。
このチャンスは絶対に逃すまい。
ということで、6時50分ごろにバスターミナルへ行き、バス会社にチケットの残りがあるか確認したらチケットあった。
でもいざバスに乗り込むと満員に近かったからやっぱり当日に取るのは危険すぎる…
バスターミナル立派。
プエルトナタレスからパイネ国立公園までのバスは15000チリペソ(2,727円)だった。
ただ、1社しか聞いてなくて安いのか高いのか不明。
7時20分発のバス。
周りを見ると、屈強なトレッカーがたくさんいる…
ああ。ロッキー山脈ね?
もう100回以上歩いててい、僕の庭ですけど、何か?
ぐらいの雰囲気を漂わせる方々におののく日本人。
こっちはリュックサックで日帰り!!!
まともなトレッキング経験ゼロ。
ここ、トレッキングの聖地。
不安をよそに、バスはパイネに向けて走り出す。
道中、窓から見える景色は素晴らしかった。
信じられないぐらい青い湖もあったが、バスの窓が汚すぎて、いい写真は撮れなかった。
動物もたくさん歩いていたりして、いい感じ。
ちなみに、昨日買ったチョコを食べたらアルコールの匂いが…
これ山で食べていいのかな。
あと、水だと思って買ったら炭酸水でした。
炭酸水好きじゃない…
1時間30分でアマルガ湖にあるパイネ国立公園の事務所に到着。
ここで、国立公園の入域料として、21000チリペソ(3,818円)を納める。
トレッキングの前からまぁまぁしますね…
入域料を払ったら、3分ほど注意事項のビデオを見る。
ゴミ捨てるな。山で焚き火するな等々の注意があります。
しっかり聞きましょう。
あと、個人情報の登録もありました。
事務所のあたりもかなり綺麗だが、トレッキングの入り口である、ラス・トーレスというところまではバスで移動。
これが別料金で片道3000チリペソ(545円)
つまり、プエルトナタレス→アマルガ湖の公園事務所まで往復15000チリペソ
公園の入域料21000チリペソ。アマルガ湖→ラス・トーレスまで往復6000チリペソ
合計42000チリペソ(7,636円)かかります。
うへーー
チリの1000ペソ札の裏側にこれから行く、トーレスデルパイネの写真発見。
楽しみ。
事務所からラス・トーレスへはバスで15分ほど。
しばらく山を眺めて、10時15分にトレッキングスタート。
この時点で綺麗すぎ。
右奥にちらっと見える3本の盾みたいなのが、トーレスデルパイネです。
今からあそこへ行きます。
ちなみに、登山ではないので、頂上に行くことはないです。
でもトレッキングは山中を歩くのでアップダウンはあります。
あんな荷物を背負って歩けない…
リュックサックでも少し邪魔なのに…
最初はラス・トーレスからチレーノキャンプ場を目指す。
最初の20分ぐらいはなんてことない平坦な道が続くが、そのあとは登り。
序盤からかなりきつい。
何回も休憩しながら歩く。
高齢の方でも、トレッキングに慣れている人は歩きも軽やかでびっくり。
21歳情けない…
かなり高いところまで登ってきた。
このあと、そのまま登ってくれればいいが、まさかの一旦下がる。
そして最後、また登り。
アップダウンがあってしんどい。
一旦ここが頂上で、
少し下がって、左側に見える道を歩く。
綺麗。
大自然を肌で感じることができる。
水が澄んでいる。
歩き始めて1時間45分。
12時にチレーノキャンプ場に到着。
ここで、昨日作ったサンドウィッチを食べる。
大抵の人はここで昼休憩。
美しい景色を見ながらご飯を食べると本当に美味しい。
あまりのんびりしていられないので、12時20分、再び歩き出す。
チレーノキャンプ場を出たあとは緩やかな上り坂で歩きやすい。
トーレスデルパイネがちらっと見えてきた。
あともう少しのはず。
13時20分にトーレスキャンプ場でしばし休憩し、トーレスデルパイネを目指す。
ここから最後の登りがかなりしんどい。
45分ぐらい歩くが、ゴツゴツとした岩があるかなり急な斜面。
最後の難関。
ぜえはあ言いながら、歩くと、ようやくトーレスデルパイネが見えてきた。
マジで綺麗。
これはすごい!!!!
10時15分に歩き始めて、14時に到着。
3時間45分のトレッキング。
アップダウンがあって、しんどかったけど、めっちゃ綺麗。
天気も最高。
そして案の定暴風だけど、気にならないぐらいの美しさ。
ここまで歩いてきてよかったと思える瞬間。
結局ここで、1時間ぐらいトーレスデルパイネを見る。
なんでここがトレッキングの聖地と呼ばれているかわかった気がした。
帰るのが惜しいが、帰りのバスの時間もあるので15時に元来た道を戻る。
帰りは、余裕があって、行きでは見られなかった景色もしっかり楽しめる。
1時間30分でチレーノキャンプ場。
そして、18時15分に出発地、ラス・トーレスに帰還。
下山した頃に雲がかかって来た。
快晴のトーレスデルパイネを拝めてよかった。
ちなみに、帰りに馬がこっちに向かって走って来て、蹴られる!と思ったけど無事でした。
なかなか怖い。
お疲れのビールを飲もうと思ったら、1,000円ぐらいしたので、コーラで我慢。
ラス・トーレスからアマルガ湖の公園事務所までミニバスで移動し、そこから大型バスでプエルトナタレスへ。
到着したのは22時だった。
朝7時に出て、22時着。
かなりハードな日帰りトレッキングだったけど、よかった。
このあと、エルチャルテンのフィッツロイという山でもトレッキングします。
これまた絶景でした。
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