Think rich,look poor

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世界一周記  出発は2017年5月

21年の人生で一番の絶景がアルバニアにありました

 

今回のブログは少し緊張しています。

というのも、アルバニアで人生1の絶景を見てしまったからです。

 

この美しい絶景をうまく表現しようとすると、たまに失敗してしまうので、慎重に言葉を選んでいかないと。

下手につらつらと文を書くと、チープな感じになりかねないので、写真多めでいきます。

 

 

 

 

 

12月5日 ジロカストラ

 

ふぅ。

やっと、やっと念願のジロカストラだ。

 

民宿のツインルーム。

窓から太陽が燦々と差し込んでいて、ポカポカする。

二度寝、三度寝しそうなぐらい気持ちいい。

 

そんな怠けきった体に鞭打って、ベッドから出た。

おばちゃんに洗濯をお願いしたら、3ユーロ(396円)で乾燥までやってくれるみたい。

ありがたい。

 

早速、服を預けて玄関でるとこの景色。

 

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スーー。ハーー。

空気が澄んでいて、とても美しい。

 

8合目ぐらいまで雪化粧した山々がジロカストラの街を囲む。

少し肌寒い風を切り裂いて、バスターミナルまで歩く。

 

今日は、ジロカストラから車で1時間のブルーアイという青く輝く泉に行く。

これがかなりの絶景らしく、期待が高まる。

 

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人通りもさほど多くはないメインロードを歩き、ガソリンスタンドの裏にあるバスターミナル(空き地)を目指す。

 

本当に、手付かずのまま残されている雄大な自然が飛び込んでくる。

 

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こんな綺麗な景色が見れるグラウンドでサッカーとか本当に羨ましい。

 

 

 

15分ほどで、ガソリンスタンド裏バスターミナルに到着。

 

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サランダ行きのバンに乗って、ブルーアイの入り口の道で降ろしてもらう。

 

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1時間に1本ほど出ているらしい。

15分ほど待っていたら、出発した。

なかなか良いタイミングに来たみたいだ。

300レク(300円)

 

 

ジロカストラからサランダの間には、山が連なり、ヘアピンカーブが連続する道だ。

ここを気合をつけて登って行くバン。

車窓から見える景色が素晴らしく、嫌が応にもテンションが上がってくる。

 

 

1時間ほど走ったところで停車。

ここは、ブルーアイの入り口になっていて、ブルーアイまでは2キロほど歩く。

 

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観光客ゼロ。

地元の人2人が落ち葉をはいている。

 

1本道なので迷うことはない。

マイナスイオンを体に吸収しながら、一歩一歩踏みしめるように歩く。

 

この時点で確信した。

間違えなく絶景。

 

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透き通った空に、全くの手付かずな自然がありのままの姿で露出している。

 

そう。

たぶんアルバニアだからできること。

 

こんな自然と、今から行くブルーアイさえあれば、一大観光地として売り込むことなんて余裕。

ツアーもバンバン組んで、広告打って、高額な入場料徴収してなんてやろうと思えばできる。

 

でも政府はやる気がないんだろう。

それがこちらとしては嬉しい限り。

 

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入り口にある小さな教会がこれまた自然と溶け込んでいて可愛い。

 

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子猫。

 

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数日前まで降っていた雨のせいか、気持ち水量強め。

 

鳥の鳴き声と、川の流れる音。

絵に書いたような光景だ。

 

しばらく歩くと、作業員の方2人が見えた。

事前情報によると、入場料として50レク(50円)かかるとかかからないとか。

 

一応確認したが、無料で入ることができた。

 

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ブルーアイへのアプローチですでに青い。

ブルーアイはもっともっと青いってことか。

 

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なにこれ。

この配色、完璧。

 

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はい。

ブルーアイに行く前の段階で、今までの人生で見た絶景トップ5まで上がってます。

 

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この景色1人占めとかやって良いことと悪いことあります。

こんな開放的な場所あるだろうか。

 

全裸になって踊りたい気分(しません)。

 

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旅の最初に訪れた中国の九寨溝と似たような景色ではある。

ただ、決定的に違うのは、人。

 

あっちは巨大な観光地で高い入場料をとるし、中国人の国内観光地としても有名。

だから中国人の団体ツアーで溢れかえっている。

 

そんで持ってお得意の唾吐き。

九寨溝のこの綺麗な自然に向けて唾吐く?と思ったけど。

 

daigakuseisekaiissyuu.hatenablog.jp

 

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こっちは、ただいま観光客俺1人。

誰も来ないから、ここに立ち入っていること自体大丈夫なのか疑いたくなるけど。

 

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ああ。

綺麗すぎる。

 

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写真を撮ったりしてのんびり歩いていると、40分ほどかかってブルーアイに到着。

 

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透明度高すぎ…

川底までスケスケ。

 

こちらが青い泉、ブルーアイ。

 

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ここでは、常時水が湧き出ている。

一番深いところは50メートルにもなるらしい。

 

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ブルーアイから湧き出た水が、下流に流れて行く。

真っ青で神秘的な川にただただ感嘆。

 

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真昼になり、太陽が一番高くまで上がると、ブルーアイの色がより鮮明になる。

 

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1時間ほどブルーアイを見てから、来た道を戻った。

 

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さっきより少し青みが増している気がする。

 

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鏡ばり。

 

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ああ。

これでトップ3には入ったかな。

 

アイスランド大自然&オーロラ。

インド・ラダックのパンゴンツォ。

 

そしてアルバニアのブルーアイ。

 

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小さな教会のところまで戻って来た。

放牧中みたいだ。

 

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帰りは、道でジロカストラ行きのバンが来るのをじっと待つ。

ジロカストラ行きだけではなく、フィエル行きやティラナ行きもジロカストラを経由するので、通る確率はかなり高い。

 

結局、10分ほどでバンが来て、乗り込む。

5分ほど走っていると、車窓からとても綺麗な景色が見えた。

 

ドライバーに頼んでここで降ろしてもらった。

100レク(100円)

 

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なんだこれ…

車しか通らないようなヘアピンカーブが続く山道から見える大パノラマ。

 

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紅葉する木々に太陽が照りつけ、黄金色に変化している。

 

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ここがどこかはわからない。

ブルーアイからジロカストラ方面に車で10分ぐらい走って来たところ。

 

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ここでも、川が水色になっており、紅葉した木々とのコントラストが美しい。

 

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ああ。すごいなぁ。

この時点で、ブルーアイと合わせて堂々の人生1の絶景に躍り出ました。

 

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何回見てもすごい。

 

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山道を3キロほど歩いた。

周りに見える全てが絶景だった。

 

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ここで体力切れ。

ジロカストラ行きのバンを待つ。

 

タイミングが悪かったみたいで30分待った。

 

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山にへばりつく数十件の家家。

 

ああ。

綺麗だったな。

 

16時にジロカストラに戻り、ビールを飲んで横になる。

 

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観光地化されていない場所だからこその絶景。

特に、途中の山道から見た絶景はまじですごかった。

こんなところに絶景が眠っているなんて予期しなかったなぁ。

 

この絶景を独り占めできたことに感謝しつつ、翌朝まで爆睡した。

 

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