21年の人生で一番の絶景がアルバニアにありました
今回のブログは少し緊張しています。
というのも、アルバニアで人生1の絶景を見てしまったからです。
この美しい絶景をうまく表現しようとすると、たまに失敗してしまうので、慎重に言葉を選んでいかないと。
下手につらつらと文を書くと、チープな感じになりかねないので、写真多めでいきます。
12月5日 ジロカストラ
ふぅ。
やっと、やっと念願のジロカストラだ。
民宿のツインルーム。
窓から太陽が燦々と差し込んでいて、ポカポカする。
二度寝、三度寝しそうなぐらい気持ちいい。
そんな怠けきった体に鞭打って、ベッドから出た。
おばちゃんに洗濯をお願いしたら、3ユーロ(396円)で乾燥までやってくれるみたい。
ありがたい。
早速、服を預けて玄関でるとこの景色。
スーー。ハーー。
空気が澄んでいて、とても美しい。
8合目ぐらいまで雪化粧した山々がジロカストラの街を囲む。
少し肌寒い風を切り裂いて、バスターミナルまで歩く。
今日は、ジロカストラから車で1時間のブルーアイという青く輝く泉に行く。
これがかなりの絶景らしく、期待が高まる。
人通りもさほど多くはないメインロードを歩き、ガソリンスタンドの裏にあるバスターミナル(空き地)を目指す。
本当に、手付かずのまま残されている雄大な自然が飛び込んでくる。
こんな綺麗な景色が見れるグラウンドでサッカーとか本当に羨ましい。
15分ほどで、ガソリンスタンド裏バスターミナルに到着。
サランダ行きのバンに乗って、ブルーアイの入り口の道で降ろしてもらう。
1時間に1本ほど出ているらしい。
15分ほど待っていたら、出発した。
なかなか良いタイミングに来たみたいだ。
300レク(300円)
ジロカストラからサランダの間には、山が連なり、ヘアピンカーブが連続する道だ。
ここを気合をつけて登って行くバン。
車窓から見える景色が素晴らしく、嫌が応にもテンションが上がってくる。
1時間ほど走ったところで停車。
ここは、ブルーアイの入り口になっていて、ブルーアイまでは2キロほど歩く。
観光客ゼロ。
地元の人2人が落ち葉をはいている。
1本道なので迷うことはない。
マイナスイオンを体に吸収しながら、一歩一歩踏みしめるように歩く。
この時点で確信した。
間違えなく絶景。
透き通った空に、全くの手付かずな自然がありのままの姿で露出している。
そう。
たぶんアルバニアだからできること。
こんな自然と、今から行くブルーアイさえあれば、一大観光地として売り込むことなんて余裕。
ツアーもバンバン組んで、広告打って、高額な入場料徴収してなんてやろうと思えばできる。
でも政府はやる気がないんだろう。
それがこちらとしては嬉しい限り。
入り口にある小さな教会がこれまた自然と溶け込んでいて可愛い。
子猫。
数日前まで降っていた雨のせいか、気持ち水量強め。
鳥の鳴き声と、川の流れる音。
絵に書いたような光景だ。
しばらく歩くと、作業員の方2人が見えた。
事前情報によると、入場料として50レク(50円)かかるとかかからないとか。
一応確認したが、無料で入ることができた。
ブルーアイへのアプローチですでに青い。
ブルーアイはもっともっと青いってことか。
なにこれ。
この配色、完璧。
はい。
ブルーアイに行く前の段階で、今までの人生で見た絶景トップ5まで上がってます。
この景色1人占めとかやって良いことと悪いことあります。
こんな開放的な場所あるだろうか。
全裸になって踊りたい気分(しません)。
旅の最初に訪れた中国の九寨溝と似たような景色ではある。
ただ、決定的に違うのは、人。
あっちは巨大な観光地で高い入場料をとるし、中国人の国内観光地としても有名。
だから中国人の団体ツアーで溢れかえっている。
そんで持ってお得意の唾吐き。
九寨溝のこの綺麗な自然に向けて唾吐く?と思ったけど。
daigakuseisekaiissyuu.hatenablog.jp
こっちは、ただいま観光客俺1人。
誰も来ないから、ここに立ち入っていること自体大丈夫なのか疑いたくなるけど。
ああ。
綺麗すぎる。
写真を撮ったりしてのんびり歩いていると、40分ほどかかってブルーアイに到着。
透明度高すぎ…
川底までスケスケ。
こちらが青い泉、ブルーアイ。
ここでは、常時水が湧き出ている。
一番深いところは50メートルにもなるらしい。
ブルーアイから湧き出た水が、下流に流れて行く。
真っ青で神秘的な川にただただ感嘆。
真昼になり、太陽が一番高くまで上がると、ブルーアイの色がより鮮明になる。
1時間ほどブルーアイを見てから、来た道を戻った。
さっきより少し青みが増している気がする。
鏡ばり。
ああ。
これでトップ3には入ったかな。
インド・ラダックのパンゴンツォ。
そしてアルバニアのブルーアイ。
小さな教会のところまで戻って来た。
放牧中みたいだ。
帰りは、道でジロカストラ行きのバンが来るのをじっと待つ。
ジロカストラ行きだけではなく、フィエル行きやティラナ行きもジロカストラを経由するので、通る確率はかなり高い。
結局、10分ほどでバンが来て、乗り込む。
5分ほど走っていると、車窓からとても綺麗な景色が見えた。
ドライバーに頼んでここで降ろしてもらった。
100レク(100円)
なんだこれ…
車しか通らないようなヘアピンカーブが続く山道から見える大パノラマ。
紅葉する木々に太陽が照りつけ、黄金色に変化している。
ここがどこかはわからない。
ブルーアイからジロカストラ方面に車で10分ぐらい走って来たところ。
ここでも、川が水色になっており、紅葉した木々とのコントラストが美しい。
ああ。すごいなぁ。
この時点で、ブルーアイと合わせて堂々の人生1の絶景に躍り出ました。
何回見てもすごい。
山道を3キロほど歩いた。
周りに見える全てが絶景だった。
ここで体力切れ。
ジロカストラ行きのバンを待つ。
タイミングが悪かったみたいで30分待った。
山にへばりつく数十件の家家。
ああ。
綺麗だったな。
16時にジロカストラに戻り、ビールを飲んで横になる。
観光地化されていない場所だからこその絶景。
特に、途中の山道から見た絶景はまじですごかった。
こんなところに絶景が眠っているなんて予期しなかったなぁ。
この絶景を独り占めできたことに感謝しつつ、翌朝まで爆睡した。
押してもらえるとランキングが上がります!
現在9位!
にほんブログ村