イスタンブール初日は寝て過ごそう
これは22日の夜に書いているんですが、明日の飛行機が嫌で仕方ありません…
イスタンブールからバルセロナはすぐ着くのでいいのですが、バルセロナからブエノスアイレスが13時間45分のフライト…
しかも、前日空港泊…
考えただけでゾッとする。
あー。ファーストクラスとは言わないけど、ビジネスクラスで移動したぃぃぃ。
モニターのコンテンツも日本語の映画とかないんだろうなぁ。
ああああああああああああああああああ
12月19日 イスタンブール
前日、ソフィアを20時30分に発車したバスは順調に進み、1時過ぎに無事国境に到着。
バルカン半島のパスポート回収システムとは違い、全員が外に出される。
雨が降りしきり、相当寒い外。
トルコ人の審査官は仕事が早いようで、スムーズに列が進んでいったものの、アンラッキーなことに荷物検査に選ばれてしまった。
これは、ランダムに何人かの荷物をチェックしているようで、怪しい人を選んでチェックしているみたい。(外国人を重点的にチェックしているみたいだった)
今まで、選ばれたことはなかったが、今回初めて選ばれてしまった。
もちろんテロ対策や密輸の対策にやっていることなので、嫌な顔せず協力的な感じをだす。
荷物チェックの担当は3人いるらしく、3人とも聞いてくる言葉。
「Where are you going?」
「Istanbulダ」
「What are you doing in Istanbul?」
「Sightseeingダ」
「Sightseeingってなんだ?」
「SightseeingはSightseeingダ」
「だから、Sightseeingって何なんダ?」
「SIGHTSEEING!怒」
この会話を3人ともする。
3人目から、こちらが間違ってきているのかと思い、不安になる。
もっと英語ができれば、別の簡単な言い換えができるのだとは思うが、「観光」の別の言い方がこういう時に限って出てこない…
というより、国境にいる職員がこんな英語力でよく職務遂行できるなぁと思ってしまった…
1日に何人も英語でやりとりすることあると思うんですが…
ちなみにこういう時ってなんて言うのが正解なんでしょうか。
荷物チェックが終わり、バスへ。
国境に着くまで爆睡していたのに、国境で完全に目が覚めてしまい、イスタンブールまであまり眠れなかった。
イスタンブールのメインバスターミナル、オトガルに着いたのは早朝6時50分。
この時期、イスタンブールの日の出は8時30分過ぎと遅く、この時間は真っ暗。
タクシー運転手のアグレッシブな客引きを制して、一旦メトロ社のベンチで休憩させてもらうことに。
イスタンブールのバスターミナルは非常に広大で、東京ドーム3個分ぐらいあるのではなかろうか。(適当)
8時ぐらいに、目を覚まし朝ごはんがてらウロウロ。
バスターミナル内には、ケバブ屋などが所狭しと並んでいる。
バスターミナルなのに、衣類品店なども並んでおりとても面白い雰囲気。
ケバブ大好き男も、夜行バス明けの寝不足の体では受け付けないみたいで、大人しくスープを飲む。
スープを頼むと、食パンが一緒に出されて、好きなだけ食べることができる。
美味しい。
他のお店も見て回ったが、どれもなかなか良さそうで、世界三大料理トルコの実力を垣間見ることができた。
ちなみに、客引きのアグレッシブさは今までの旅の中でもかなり上位。
日本語を駆使した客引きには思わず笑みがこぼれてしまう。
まだ朝早いが宿に向かうことにする。
今回の宿はシオリさんにオススメしてもらったアゴラゲストハウスというところ。
準日本人宿のようになっているらしく、他の日本人の方とも交流できるのでは?と淡い期待を抱いている。
というか、交流しないと日本語が下手になって行く…涙
イスタンブールの移動には、イスタンブールカードがいいらしい。
地下鉄やトラムをあまり使わない人は切符でもいいとは思うが、このカードにチャージすることでスムーズに乗れるだけではなく、割引料金が適用されるらしい。
ただ、カードの発行手数料として6リラ(180円)取られるのが難点。
地下鉄は、朝の時間帯ということもあり、引くほど人が乗っている。
大都会だなぁ。
メインバッグ、サブバッグ、ギターを持った若者が入ろうとすると、露骨に嫌な顔をしているのが分かるが御構い無しに乗り込む。
周りを見渡すと、濃い眉毛で彫りの深いイケメン、顔立ちの整った美女。ちょび髭の親父が多数乗っている。
あのイケメンも将来ちょび髭の親父になるのかなぁ。
ちょび髭を見るとインド人を思い出して笑ってしまう。
地下鉄を乗り換えて、トラムで宿の最寄駅へ。
こちらも超満員。
イスラム教が99%の国ではあるが、非常にモダンな格好の方が多く、世俗的なのがよく分かる。
9時過ぎに宿に到着し、ベッドまで案内してもらえたので、一眠り。
昼過ぎに起き、アゴラゲストハウスの特徴、綺麗なルーフトップへ。
イスタンブール観光の見所、アヤソフィアの尖塔もかすかに見える。
イスタンブールは大きく分けて、ヨーロッパサイドの旧市街と新市街
そしてアジアサイドと3つに分類できる。
現在地は旧市街。
海を隔てて、新市街とアジア側を見渡すことができる。
あの大好きなアジアが見える。
世界一周をしている人は、なんだかんだアジアがいいということで意見がまとまるんではないでしょうか。
安いご飯、宿。優しい人。
自然も街歩きもとても楽しいアジア。
アゴラゲストハウスには、ガイドブック「地球の歩き方」があり、それを読みながら明日の計画を立てたりして1日が終わる。
久々に地球の歩き方を見ましたが、あの情報量はすごいですね…。
分からないこと、全て載っている…
宿には、日本人のマリナさん(フィリピンで語学留学して、年越しをロンドンでゴージャスに過ごすリッチピーポー)がいて、おしゃべりしているともう夜に。
tojyoukoku-tabi.hatenablog.com
一緒にご飯を食べることにして探すも、宿の周辺は観光地ということもあり、どの料理もかなり高い…
ただ、宿のスタッフに聞いたオススメレストランに行って見ると、なかなかいい雰囲気なのにリーズナブル。
このレストランは6階にあり、アジア側の綺麗な夜景を見ながらビール。
アザーンがブルーモスクという超有名な観光地から流れる中、美味しい料理を食べる。
この旅で、本格的なイスラム圏を旅するのは初なので非常に楽しみ。
今回のトルコ旅は4泊5日なのでカッパドキアなどを泣く泣く諦め、イスタンブールを隅々まで観光していく。
よし、気合い入れていくぞ。
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