ケルン大聖堂だけのためにケルンに行く価値あり
オランダはかなり急ぎ足になりましたが、かなりよかったです。
ベルギーを含めて、死ぬまでにもう一度行きたい場所になりました。
特にベルギーはブリュッセル以外行けてないし…
オランダでは、クレラー・ミュラー美術館もゴッホ美術館もアンネフランクの家にも行っていないし…
最近は行きたいところがありすぎて、困ってます。
11月1日 ケルン
15カ国目ドイツ。
シェンゲン協定のおかげで入国審査等も一切ないし、バスでヒョイっと入国できるから「ドイツに来ました!!」って感覚が湧きにくい。
日本では、海外に行くって非常に難儀なことですが、ヨーロッパでは電車やバスや車ですぐ隣国へ。
ケルンからでも、週末パリへ遊びに!ってのも簡単にできる。
未だにこのシステムに慣れないから、「入国審査なしにここに居ていいの?」って思うことがたまにある。
悪いことしているわけじゃないんだけど。
午前中は宿の地下室にある洗濯機と乾燥機でお洗濯。
ヨーロッパの洗濯機ってめちゃめちゃ時間かかる。
洗濯機を回しているうちに、近くのパン屋で昼ごはん。
ドイツ名物 プレッツェル。
周りに付いている岩塩がいい感じ。
確かに腕を組んでいるように見える。
乾燥が完了し、ケルン大聖堂へ。
ケルンといえばケルン大聖堂か、「大迫半端ないって」でおなじみの大迫勇也が所属するFCケルンがあるということしか知らない。
そのケルン大聖堂がこちら。
圧倒的な威圧感。
想像以上にでかい…
仰ぎ見るというのが正しい表現。
それぐらい高い。
調べてみると、高さ157メートル。
ケルン大聖堂の年間の維持管理費は1000万ユーロ(約130億円)に達するらしい。
そんな今もところどころ修復中。
ちなみに、現在のケルン大聖堂は3代目。
初代は4世紀に作られた。
2代目は818年に完成したが1248年に火災により焼失してしまったらしい。
3代目は2代目が焼失した1248年から建設が始まったが、16世紀の宗教改革を発端とする財政難から工事が中断し、再開されたのは19世紀に入ってから。
全て完成したのは建設開始から600年以上が経過した1880年であり、完成当時は世界で一の高さを誇った。
もちろん世界遺産。
中も無料で入ることができる。
ゴシック様式の内陣は、外観に匹敵するほどに洗練されていて、ため息が出るほど美しい。
ステンドグラスの美しく優しい光が内部を照らす。
歴史を感じる燭台。
天井を見上げると、こちらにもステンドグラス。
そして、大聖堂を支える重厚感のある石柱と、それを装飾する石像をみることができる。
ケルン大聖堂だけのためにケルンに来てよかった。
祈りを捧げる人もいて、静寂で厳かな雰囲気に包まれている。
これまで、数々の教会を見て来たけどケルン大聖堂すごい。
横からみるとこんな感じ。
細部まで精密に作られており、「ここは見えにくいから手を抜いておこう」といった考えは微塵も感じられない。
ファサードはマレーシアのペトロナスツインタワーみたい。
ケルン大聖堂の裏手には、ドイツ人の「父なる川」ライン川が流れており、そこにホーエンツォレルン橋が架かっている。
1949年に成立した西ドイツの暫定政府はケルンから南に約20キロのライン川沿いボンに置かれた。
西ドイツはやがて「経済の奇跡」と呼ばれる経済成長を遂げ、今日ではライン川沿いが世界でも有数の産業地帯になっている。
ホーエンツォレルン橋には、ヨーロッパの橋特有の「愛の南京錠」で埋め尽くされている。
全長409メートルにびっしりとつけられた南京錠は壮観といえば壮観。
ただ、鍵を川に捨てるのは勘弁してほしい。
結構凝ってたりするんですね…
今日も3組ぐらいのカップルが隙間をなんとか探して付けてました。
対岸から見たケルン大聖堂とホーエンツォレルン橋。
聞くところによるとライトアップもまた綺麗らしい。
この時期、ケルンの日没時間は17時すぎと早い。
しばらく待っていると、すぐに日が暮れた。
ケルン大聖堂のライトアップ。
三脚を持っていないので、地面に置いて石で高さを調整し、スマホのリモートモードでカメラに触れないようにして撮った苦労の一枚。
実際はライトアップの光が弱く、「カメラの方が綺麗」なスポットなのは秘密。
ドイツで初めてのマクド。
セットメニューのドリンクが少し大きくて歓喜。
押してもらえるとランキングが上がります!
現在11位!
にほんブログ村