点と点だったものが線になっていく感覚
ロンドンでは、英語が理解しにくいです。
これは訛っているとか以前の問題で、イギリス人は英語が母国語であるがゆえに、非常に話すのが早い。
今の英語力ではなかなか厳しい…
かと言って、勉強しよう!ともならない不思議。
本当に大「学生」かな?
10月18日 ロンドン
前日、夜行バスでパリを発ち、ロンドンに到着した。
バスでたっぷり寝たので、朝から気合い・体力マックス。
ロンドンを隅から隅まで味わい尽くすぞー!!!
というものの、ロンドンらしいお天気で少々萎える。
雨がちらついていて、時折止むけど、またすぐに降ってくる。
ザァーっとではなく、ポツポツと。
一旦、体勢を立て直すべく、腹ごしらえ。
宿でスマホを触っていたら、13時すぎには晴れてきた。
ただ、いつ雨が降り出すかわからないので、博物館・美術館巡りの日とする。
地下鉄で、中心部までやって来た。
フランスで見た街並みとはやはり違う。
イメージしていた通りのイギリス。
本日最初の目的地はこちら。
ロンドンでは、博物館や美術館は無料のところが多い。(寄付制)
フランスでは、かなり入場料がかかるが。。
中のいたるところには寄付箱がある。
地図は2ポンド(296円)
大英博物館は世界最大の博物館の一つで、美術品・書籍・略奪品800万点が収蔵されている。
そのうち展示しているのは約15万点。
大英博物館で一番有名なのはこれだろう。
エジプトのロゼッタで見つかったこの石はエジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字、そしてギリシア語の3種類の文字が記述されている。
1822年に記述された文字が解読されたことによって、ヒエログリフを理解する鍵となり、他のエジプト語の文章が次々と翻訳されていくことになった。
この一つの石からヒエログリフを読み解くってロマンのあること。
石に書いてある、「謎の言葉」を理解するのにどれだけ時間がかかっただろう。
もう一つ有名なのは、ウルのスタンダード
こちらは紀元前2600年頃のシュメールの遺跡から発掘されたもの。
ウルは出土した都市の名前。スタンダードは軍旗の意。
こちらも、高校の世界史で必ず習う有名な工芸品。
近くで見ると、確かに美しい。
今から4500年も前にこのような素晴らしいものが作られていたということに驚きを隠せない。
シュメールの洗礼された文化を感じることができる。
大英博物館といえば、エジプトに関する展示。
昔から、大のエジプト好きなので、嬉しい。
エジプトが好きで、2015年に六本木森美術館で行われていた「黄金のファラオと大ピラミッド展」を家族で見に行ったなぁ〜懐かしい。
高校の時は世界史が一番得意でした。
こちらは、一見なんでもないチェス。
実はハリーポッターと賢者の石の作中に出て来たチェスのモデル。
普段は見せ場が少ない、ロンが活躍するところですよね。
大英博物館に来て、忘れてはならないのが、日本フロアー。
5階の一番端っこという僻地にありますが、結構人がいて嬉しかった。
展示は、土偶やら鎧やら。
特に、鎧は人気高かったなぁ。
ちなみに、世界一周していると、外国人に「侍ってまだ生きてるの?」と聞かれることがあります。(まじで)
「侍ジャパンならいるよ〜」と答えてあげてます。
ますます混乱しますね。反省
ロンドンといえばの写真。
大英博物館を見終えて、お次はナショナルギャラリーへ。
ナショナルギャラリーの前には、トラファルガー広場。
相変わらずの空。
ナショナルギャラリーも無料で寄付制。
マップを2ポンドで購入して早速中へ。
こちらも大きな美術館。
こちらの有名な作品といえば…
ゴッホの「ひまわり」
定義により数は変わるが、ゴッホは「ひまわり」を7点制作し、6点が現存している。
日本にも1点があります。
こちらは「ファン・ゴッホの椅子」
フランス・アルルで黄色い家に住んでいたゴッホが自室の椅子を描いたもの。
daigakuseisekaiissyuu.hatenablog.jp
今まで、点・点だったものが線になっていく感じ。
あのアルルで書いたもの。
黄色い家はもうなくなっていたが、昔黄色い家が立っていたところには行った。
アルルの景色が思い浮かぶなぁ。
人が少なく、落ち着いている。
ナショナルギャラリーを出ることには、夜になっていた。
ロンドンは5日間滞在するので、今日はこの辺で。
夜の活気あるロンドン。
晴れてくれたら最高の街なんだけどなぁ。
夜は、スーパードライ。
と生ハムを写真で撮ったつもりでしたが、机と同化してしまった。
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