ゴッホが暮らした街「アルル」と教皇が住んだ街「アヴィニョン」
凱旋門賞非常に残念でした。
サトノダイヤモンドとサトノノブレスを応援しようと、日本からも多くのファンが集結していました。
生きているうちに、凱旋門賞を勝つ日本馬が見れるかどうか……
9月27日 アヴィニョン
この日は、アヴィニョンを拠点に、近くのアルルという街を日帰りで観光し、さらにアヴィニョンに帰って来てからも2.3箇所観光し、20時の夜行バスでパリに向かうという日程。
凱旋門賞に合わせた日程となっていて、少々慌ただしい。
気合い入れるために2ユーロ(266円)でレッドブルを注入。
タイのレッドブルとは作っている場所が違うらしいですが、タイだと33円です。。
まずは、アルルという街に向かうため切符を購入。
往復で15.4ユーロ(2,048円)
アルルはフィンセント・ファン・ゴッホで有名な街。
ゴッホは1888年2月にアルルに来てから「アルルの跳ね橋」「夜のカフェテラス」「黄色い家」などの作品を残しています。
同年10月にはゴーギャンと共に共同生活を開始。
その後ゴッホは自身の耳を切り落としアルルの市立病院に収容され、「包帯をしてパイプをくわえた自画像」を描いたそうです。
アルルに滞在していたのは1年と少しですが、ここで多くの有名作が生まれたらしい。
そんな街アルルに移動しようと駅のホームで待っていると飛び込んでくるのがこれ。
落書きの癖がすごい。
マルセイユもすごかったけど…
30分ほど列車に揺られると、アルルに到着。
駅から中心部に伸びる道路は路上マーケットになっているみたいだが、昼過ぎには終わるらしく、片付けの途中だった…
この日は水曜日だが、毎日やってるのかな?
片付け、設置が大変そう。
アルルの街も例に漏れず、プロヴァンスの「のどかな」田舎町といった感じでいい雰囲気。
天気がよく、風も心地よい。
暑すぎず、寒すぎず。「のどか」という言葉がぴったり。
小高い丘からはオレンジ色をした屋根の街並みが一望でき、いい気持ち。
街の中心部に入っていくと、ニームと同じく円形闘技場があり、こちらも保存状態は良さそう。
何度も改修されているとは思うが、それでも現代にこれが残っているということに感動。
芸術はさっぱり分からんが、素晴らしい作品だと思う。。
アルルに関して、なんの下調べもしてなかったので、ひとまず観光局で地図とパンフレット集め。
すると、日本語のパンフレット兼地図で、見所をたっぷり紹介しているこちらの冊子が1ユーロで購入できるらしい。
すぐに購入し、中を見てみると、確かにわかりやすい。。
おすすめルートまで記載されており、時間の無駄なく回れる。
しかも、ゴッホの足跡をたどるコース、古代ローマ帝国の歩みを感じるコースなど自分の興味によってルートを選べるのも魅力。
今回は、どちらも回ってみる。
まずは、アルル市役所。
17世紀に建てられた建物。
市役所の前はリパブリック広場があり、それを囲むようにして石造りの建物が並んでいる。
これはその一つの、サン・トロフィーム教会。
12世紀に建てられたこの教会は、宗教戦争の被害を受けることなく、素晴らしい状態で現代に残った建物。
教会の入り口には、「最後の審判」がテーマの様々な彫刻が施されている。
中もかなり立派。
採光がうまく、幻想的な雰囲気を醸し出している。
お次は、昔、アルル市立病院だった場所へ。
ゴッホは自分で自分の耳を切り落としたあと、ここで入院生活を送ることになった。
ここで描いた作品が、「アルルの病院の中庭」
現在も、当時と変わらぬ景色をみることができる。
お次は、星空の下、人で賑わうカフェを描いた「夜のカフェテラス」の店へ。
ゴッホの夜空の描き方って独特ですよね。
黒ではなく、青で表現する。
現在も、カフェ・ファン・ゴッホの名で営業しており、こちらも当時と変わらぬ景色を楽しめる。
続いて、古代劇場。
紀元前紀元前1世紀末にできたこちらの劇場は、当時1万人を収容できたらしい。
「ゴッホの跳ね橋」で描かれた橋は少し遠く、今回は諦めた。
アルル駅に向かう途中にあった船。
どういう状況?!
16時すぎにアヴィニョンに帰ってきた。
観光の前にH&Mで手袋購入。
これから寒くなるので、早めに対策。
ロクシタンは南フランスのライフスタイルを取り入れた自然派のコスメブランド。
ちゃんと、店名にも「PROVENCE」と表記されています。
アヴィニョンはアルルよりも、おしゃれなカフェなどが多い。
テラス席も多く人が入り、何やら楽しげな声が聞こえる。
そんな道沿いを歩くと突如現れる巨大な建物!
教皇庁。
教皇宮殿はヨーロッパ最大のゴシック宮殿。
1309年から1377年まで教皇が居住していたらしい。
とにかく、大きい。
中には入っていないが、おそらく豪華絢爛な建物だろう。
もう少し、冬が近づくと教皇庁の壁面を使ったプロジェクションマッピングがあるらしいが、今回は見れなかった。
プロヴァンスのお土産は決まってラベンダー商品。
お土産屋さんからいい匂いがする。
アヴィニョンは街の周りを城郭によって分けられている。
外と、中は門を通じてアクセスできる。
昔は、城郭より外は何もなかったんだろうなぁ。今でも、門の中と外は景色が違う。
そんな門を抜けた先にあるのが、アヴィニョン橋。
童謡「アヴィニョン橋の上で」はこの橋。
実際は踊るのが、危険なほど橋幅が狭い。
今では、橋の上に立つのに入場料が必要。
今回は下から眺めた。
そんなこんなで、アルル、アヴィニョン弾丸観光が終わった。
宿で、荷物を回収してバスターミナルへ。
20時アヴィニョン発でリヨンを経由して、翌朝6時にパリ着。
料金は22ユーロ(2,926円)
ずっと、FLIXBUSを使っていたが、EUROLINESも安くて便利!♪( ´▽`)
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