死者の魂を量る大天使ミカエル崇拝
旅をしていると、楽しいことがいっぱいあります。
絶景を見たり、外国人と友達になったり、だらだらしたり…
本当に数え切れないぐらい楽しいことあります。
その中でも、「ルート決め」がめっちゃ楽しいです。
次どこ行こうかなぁって調べたり、いろんな人からオススメしてもらったり。
ちなみに、モン・サン・ミシェルの後は、イギリス→ベルギー→オランダ→ドイツです。
書いてて、よだれ出そうなぐらい楽しみなルート。
ドイツの後は未定ですが、おすすめあったら教えてください。
10月16日 モン・サン・ミシェル
前日の夕方に到着したモン・サン・ミシェル。
ライトアップ、幻想的で素晴らしかったなぁ。
この日は、朝日とモン・サン・ミシェルを見に行く。
この時期のフランスは日の出が相当遅く、この日は8時27分に日が昇る。
日本じゃ考えられない時間。
こちらとしても宿に出る時間が遅くなり、たっぷり寝れた。
8時30分過ぎに宿を出発。
朝、少し肌寒いがモン・サン・ミシェルまでの2キロがちょうどいい散歩になる。
横を見れば、美しい朝日。
前を見れば、朝日に霞むモン・サン・ミシェル。
最高。
モン・サン・ミシェル修道院は9時30分から開くので、ゆっくり歩けばちょうどいい時間だ。
バッグに入れて置いたチョコパイを近くのベンチで食べながら、太陽が昇って行くのをひたすら見守った。
今、モン・サン・ミシェルを眺めていること。
それ自体夢みたいなことだ。
今まで、本やテレビでしか触れることができなかった光景を肉眼で見ている。
風も、気温も鳥の鳴き声も全て感じることができる。
素晴らしいこと。
歩いて、近くまで来た。
この頃にはすでに太陽は遥か高くまで昇り、強い日差しを受けたモン・サン・ミシェルがオレンジ色に染まっていた。
早速、島の中へ。
まだ、9時すぎということもあって人は少ない。
9時30分になり、モン・サン・ミシェルへ。
日本人団体ツアーの方も多数。
やっぱり、日本人に人気の観光地。
学生料金で8ユーロ(1,056円)
大人は9ユーロ
モン・サン・ミシェルは増改築、時には崩壊なども経験して、様々な時代に建てられた建造物の複合体になっている。
708年に大天使を祀るモン・トンブという聖堂を建てたところから、モン・サン・ミシェルの歴史は始まる。
英国との100年戦争では不落の強固さを見せた軍事施設として、19世紀には監獄として使用されたこともあるみたい。
モン・サン・ミシェルが大潮の時は、完全に海に浮かんだ姿を見ることができるらしく、その日を狙ってくる人も多い。
中は、ところどころ工事中。
この素晴らしい建物を後世に残さんとするプロジェクトは、1874年から途絶えることなく続けられている。
1979年に世界文化遺産に指定。
今では、国内外から多くの観光客が来るスポットになっている。
パリからも日帰りが可能。
モン・サン・ミシェルのてっぺんには、大天使ミカエルが。
フランス語でミシェル。 モンは岩山という意味。
死者を導き、最後の審判の日にその魂を量る聖ミシェル崇拝。
モン・サン・ミシェルの基本的な立場、考え方。
修道院の中を見終えて、宿へ。
お土産屋もオープンしたみたいで、人もかなり多い。
モン・サン・ミシェルには対岸まで結ぶ無料シャトルバスがある。
こちらに乗って宿に戻り、荷物をまとめて、行きと同じくバスでパリへ。
パリについた頃には18時過ぎになっていた。
久々のマクド。
4.95ユーロのメニュー。
帰ってから、ビール!
あのアジア食品店をパリに来てすぐ見つけてしまっていたら、大変なことになっていたなぁ……
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