1日で2つの火山を楽しむ
アフリカ縦断もいよいよ最終盤を迎えております。
現在地はナミビアのスワコップムントという街に滞在中。
明日は、人生で初めてのスカイダイビングに挑戦予定!!
もう申し込みをしてしまった以上、後には引けぬ!!
明日に向けてソワソワが止まらないため、眠くなるまでブログを書き続ける所存です。
1/23 エチオピア・ダナキル砂漠
昨晩の夕食時には満点の星空だったが、途中から満月が昇り始め、眠る時には星空は見えなくなっていた。
ただ気温も心地の良い感じで、21時前にベッドに入り、すぐに寝てしまったようだった。
ぐっすり眠れるが、夜中ある動物に起こされた…
その動物とは…
ロバ!!( ゚д゚)
何か頭のあたりで、ムシャ、ムシャという音がするなぁ〜と思って起きてみると、ベッドのすぐそこで、ロバが立っている!!
どうやら、食べ物を求めてここまでやってきたらしいが、これからの人生でロバに起こされることなんてあるのだろうか??
とにかく非常に貴重な体験だった!!
ただ、これがロバだからよかったものの、他の凶暴な動物だったら…
考えるだけで寒気がする…
そんなロバが遠くに行ったのを確認して、二度寝。
朝は5時45分にドライバーに起こされる。
なんだかんだ9時間寝れるあたりは、我ながらかなりの睡眠力だ。
起こされなければ、あと3時間は寝れたかも。
4月から新社会人なのだが、本当に大丈夫だろうか。
ベッドは、こんな感じ。
ここの上にマットレスとシーツをセットする。
朝ごはんを食べ、6時45分に出発。
2泊3日組の2日目は、非常にタイトなスケジュールで、早朝から深夜までぎっしりとスケジュールが詰まっている。
本日最初の目的地はダロール火山。
朝早くから同乗のロシア人親父はウイスキーを飲んでいてビビるが、40分ほどでダロール火山に到着。
車を降りて、少し歩く。
ダロール火山は1926年の水蒸気爆発により形成され、火口の海抜はマイナス45メートルから50メートルほどで、陸地にある火山としては世界で最も低い噴火口として知られているようだ。
付近一帯では塩分や硫黄、カリウムなどを含む温泉が地表に噴出し、黄色や緑など鮮やかな結晶群となり、極彩色の絶景になっているという。
歩き始めると、確かに遠くの方で硫黄の匂いが漂ってくる。
朝ということもあり、とても歩きやすい。
日中の40度近い気温でここに登ったら、熱中症になる人たぶん続出。
15分ほどで、ダロール火山到着。
確かに綺麗。
「火山」なのに標高がマイナスということも面白いが、それ以上に間欠泉により形成された円錐形の塩の塊が、今も「グツグツ」と音を立てて活動しているのが面白い。
地球が呼吸しているかのよう。
ただ、匂いは激臭。
この色鮮やかで荒涼とした地に、地球とは思えない景色が広がっているため、「ナメック星」と例えたようだが、確かにナメック星みたいだ。
ちなみに、彼はアディスアベバからメケレ行きのバスとメケレの宿が同じだったオランダ人のダニエル。
オランダ人は、めちゃめちゃ優しい。
今日のブログは、写真が多めなので、サクサク行きます。
ナメック星ことダロール火山をじっくり堪能し、お次のスポットへ。
ちなみに、ダロール火山でお腹が痛くなったんですが、なんの躊躇もなくそこらへんの茂みを見つけてトイレをするあたり、野糞に対して躊躇がなくなって参りました。
日本にいる皆様がこれをどう思われるかわかりませんが、エチオピアを旅する以上、男女問わず野糞に慣れるかと思います。
やや汚い話を挟みつつ、9時にお次の目的地へ出発!
お次は、エルタアレ火山へ!
また火山??と思われるかも知れませんが、今回はイメージ通りの火山です。
しかも、火口を覗き込むことができるらしい!!
引用 https://www.pinterest.jp/pin/343047696590154869/
こんな感じで!
これは非常に期待が高まる!!!!
よく道を塞ぐ、牛やラクダ達。
角がとてもイカツイ。
途中、ロシア人の2人が車内で飲む用のビールをご馳走してもらった。
非常に美味しい。
個人的にエチオピアで一番好きなハベシャビール。
パッケージがなんとも言えない感じで可愛い。
その後も車は走り続け、13時30分昼食のため、レストランに停車。
レストランの時計は7時29分だが、前のブログで紹介した通り、エチオピアは朝6時を0時とするため、7時29分=13時29分。
エチオピア暦では、1年が13ヶ月あるみたいなので、日付の5/30もおそらく正しいのだろう。
ともかく、謎多き国である。
お昼ご飯はまぁまぁ。
その後も、エルタアレ火山に向けて走り続ける。
夕方には、舗装路から完全にオフロードに入った。
ここが信じられないぐらいの悪路。
ビビるぐらい。
酔う人は一瞬で酔うのではなかろうか。
18時10分。
車はエルタアレ火山から9.5キロ先にあるキャンプ場に到着。
ここで、夜ご飯を食べたりして、登山の準備。
そう登山の準備。
5時45分から起きて活動しているのに、これから10キロの登山です。
こんなのキツすぎますーという人は、お金を出せばラクダに荷物をもたせたり、乗って山頂に行けます。
このラクダで。
20時15分に登山開始。
1時間に1回の休憩を挟みつつ、3時間20分かけて、登り切る。
ただでさえ歩くのが嫌いなのに、3時間以上登った体は23歳なのに悲鳴をあげていた。
そして、いよいよ火口部へ!!
絶景来い!!!
煙が強すぎて、見えなかった…!!!
ただ、火口から覗き込むとマグマで赤くなっている!!
日本だったら、絶対に立ち入り禁止エリア。
でもエチオピアだからできること!!
マグマがはっきりと見えないのは残念だったが、火口まで行けたという経験は素晴らしい!!
この日は、山頂近くのキャンプ地で、地面にマットレスを置いて寝る。
疲れていたからか、ベッドに入ってすぐに就寝。
時計を見ると0時になっていた。
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