ローマにある2つの素晴らしい大聖堂
ヨーロッパのトイレって基本的にどこも有料で50セント(66円)ぐらいかかります。
駅のトイレや、マクドのトイレなどほとんどが有料制。
個人的にトイレ有料化は賛成なんですが、たまーに「大きいほう」をしたいときに限って財布に硬貨がなく、紙幣しかない時があるんです。
冷や汗かいて我慢しつつ、「そこらへんのお店」で飲み物を買って紙幣を崩すんですが、「そこらへんのお店」って大抵飲み物が2ユーロ〜なんです…
結局「大きい方+飲み物」に2ユーロ50セント(330円)…
ヨーロッパではいかに硬貨をストックしておくかが重要。
ちなみに、インドではいかに2000ルピー札を崩すかが重要(マジでどこも受け取ってくれない)。
インドのATMで2000ルピーが4枚出てきた時はATMの前で漏らしましたね。
宿代払うときも、わざと他の小額紙幣を財布から抜いておいて、財布の中を見せながら「2000ルピーしか持ってないんだ!」と言って強制的に受け取ってもらってました。
※2000ルピーって3,450円なのでそんなに大きい額ではありません。
11月23日 ローマ
イタリアの首都ローマは世界屈指の観光都市。
しばしば「永遠の都」と形容される巨大都市には、毎年たくさんの観光客が訪れる。
コロッセオ、トレヴィの泉、スペイン広場などなど超有名観光地が集結している。
それに加え「世界で一番小さな国・バチカン市国」は、国土全域が世界遺産に指定されている。
もうどこから手をつけていいか分からないほどの観光地。
ローマに6泊するので、ゆっくりまったり行こう。
11時に起きて、昨日買ったクロワッサンをつまみながら、Youtubeで千鳥のロケを見る。
まぁローマは逃げないですからゆっくり行きましょう。
気がつけば14時になり、腹が減ったので、昨日のスーパーに行ってピザを買う。
宿に戻り、ピザを食べると…
めめめめっっちゃうまい。♪( ´▽`)
さすが、イタリア。
まさかのスーパーのピザが21年間の人生の中で一番美味しいとは。
店だと10ユーロするピザもスーパーだと3ユーロで食べれる。
15時過ぎに宿を出発。
宿から徒歩圏内に素晴らしい大聖堂が2つもあるらしく、そちらに向かう。
宿は、ローマ・テルミニ駅が最寄り。
ここは、ローマの玄関口。
パリ、ミュンヘン、ジュネーブ、ウィーン等を結ぶ国際列車が毎日運行されており、イタリア国内を結ぶ便も多数。
テルミニの由来は駅近くに古代ローマ帝国の浴場があり、古代ローマ帝国の公衆浴場を意味するテルメから。
テルメといえば、テルメ金沢なんだよなぁ。
そんな故郷を思いながらビール。
のはずが、一口飲んで異変に気づく。
ノンアルコール…
痛恨のミス。
人生で初めてノンアルコールビール飲んだ…
テルミニ駅から南西に向かって15分ほど歩く。
ローマの街並みはこんな感じ。
ロンドンの建物が暗い色だったのに比べると対照的な感じ。
↓ ロンドン
ヨーロッパを周遊していると、街と街の比較ができたり、国同士の関係性が見えたりして面白い。
スペイン→フランス→アイスランド→フランス②→イギリス→ベルギー→オランダ→ドイツ→チェコ→オーストリア→ドイツ②→イタリア。
こうやって振り返ると2ヶ月半でいろんな所に行けたなぁ。
全てがいい思い出。
まっすぐ歩いて到着したのは、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂。
外観は、こんな感じ。
「偉大なる聖母マリアに捧げられた聖堂」の意で、カトリック教会の聖堂。
教皇が建築させた四大パシリカ(古代ローマ様式の聖堂)の一つ。
鐘楼が15世紀、ファサードが18世紀、13世紀のモザイクなど度重なる修築や改築で時代も様式もバラバラ。
立派なオベリスク(古代エジプト期に製作され、神殿などに建てられた記念碑の一種)。
調べると、現存する30本の古代オベリスクの1つ。
ローマに13本、7本がエジプトにある。
近代や現代に作られたオベリスクは世界各地に存在する。
セキュリティチェックを受け、中に入るとこんな感じ。
コロッセオやトレヴィの泉に比べると、観光客がだいぶ少ないが、あっと驚くゴージャスな内装はお見事。
大聖堂というより、宮殿といった印象を受ける。
全体的にギンギラギン。
さりげなくないほど輝いており、外観との違いにも驚く。
ま、眩しい。
こんなに素晴らしい大聖堂がローマの代表的な観光地では無いとは…
ローマ1発目から非常に素晴らしいものを見せてくれます。
色彩豊かなモザイク画。とても優美。
選ばれしものしか座れなさそうな椅子。
大聖堂内部の回廊にある、パオリーナの礼拝堂。
祭壇は貴石で作られたらしい。
どれだけ豪華なんだ…
博物館は有料だが、それ以外は全て無料というお得さ。
大満足で、次の大聖堂へ。
サンジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂とラテラノ宮殿。
こちらも、先ほど同様四大パシリカの一つ。
しかも世界に30しか無い古代オベリスクがこっちにも。
1日で2本も見た…
こちらも、中は無料で入ることができる。
先ほどとは違い、白を基調とした内部。
こちらにも、選ばれし者しか座れなさそうな椅子発見。
椅子だけ、めっちゃ光ってる…
314年頃に建設され、何度も修復、増築を繰り返し現在の姿になっている。
大聖堂に付属するラテラノ宮殿は4世紀の初めから1000年もの間、歴代の教皇が暮らしていた場所。
14世紀にフランス人教皇クレメンス5世が教皇庁をアヴィニョンに移してから、大聖堂と宮殿は荒れるに荒れたらしい。
紆余曲折を経て、ローマに教皇庁が戻り、
16世紀になって宮殿と大聖堂が再建されたそう。
daigakuseisekaiissyuu.hatenablog.jp
↑ アヴィニョンもかなり好きな街。
教皇庁大きかったなぁ。
大聖堂のはこんな感じ。
こちらもかなり人が少なかった。
こんなに立派で荘厳なのに…
他の都市だったら、観光の第一線に立っているはず。
綺麗な三日月が出てきたところで宿に帰ります。
1ヶ所目、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂のライトアップ。
今日の酒。
パックワインという新ジャンル。
1リットル200円以下という破格プライス。
味は…
薄しぃ…
みかんや生ハムなども購入。
途中からワインが美味しくなってきた?
1リットルのうち半分ぐらい飲んで明日に取っておく。
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