列が進まんなぁ…せやキスしたろ!の精神どうにかして
アイスランドのトンネルでオービス風の機械に記念撮影されたのに、未だに請求が来ないってことは大丈夫ってことなんですかね…?
確かに赤いフラッシュを見たんですが…
もう1ヶ月以上経ってます。
レンタカー代を代表して払ってくれたシオリさんのカードから勝手に落ちてたとかやったら嬉しいですけど♪( ´▽`)
まぁ忘れた頃にやって来そうな感じですが。
もし本当の記念撮影やったらもっと嬉しい。
トンネルの外で写真売ってたかもしれん。ユニバのジュラシックパークみたいに。
11月19日 ミラノ
外を見ると、爽やかな風が吹いている。
気持ちのいい朝。
9時に起床し、コインランドリーへ。
ゴミ袋に洗濯物を詰め込み、いそいそとやって来た。
イタリアはコインランドリーが少ないらしい。
その土地の天候が大きく関係していると思う。
パリなんて、いっぱいコインランドリーあったし。
目を閉じて歩いていたらコインランドリーに到着するんじゃないかってぐらいに。
洗濯がさっと乾く気候ってお得だなぁ。
洗濯の合間に昨日買ったラスクにジャム塗ったのと牛乳で朝ごはん。
久々に飲んだ牛乳美味しい。
4ヶ月ぶりに飲んだ。
洗濯が終わったら、乾燥機に入れて30分。
コインランドリーにwifi設置してくれんかなぁ。
なんやかんやで12時すぎになり、ミラノの中心部へ。
今日一日ミラノを満喫しよう。
1.5ユーロ(198円)を払って、ドゥオーモ駅へ。
ドゥオーモ駅は、ミラノの心臓とも言える場所。
日曜日の昼と言うこともあり、家族連れ、カップルなどたくさんの人が一斉に降りていく。
そんな駅を出て、地上に上がると見えてくるのが、ロンバルディア州の州都ミラノ1の観光地。
世界最大級のゴシック様式であるドゥオーモは135本の尖塔を持ち、その一つ一つには聖人が立っている。
1番高い尖塔には、金のマリア像が立っている。
昔は、このマリア像より高い位置に建物を建ててはいけないとされていたらしい。
135本の尖塔は圧巻。
アヴィニョンの教皇庁、パリのノートルダム大聖堂、ロンドンのウェストミンスター寺院、ケルン大聖堂など多くのゴシック建築を見て来たが、ドゥオーモも負けず劣らず素晴らしい。
高さ108メートルで重厚感溢れるファサード。
この見下ろされている感じ。
威圧感、重厚感たっぷり。
まぁこっちが見上げてるんだけども。
「深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」的な言い回しですけど。
細部まで精巧に作られている。
ナポレオンがデザインを決めたとか。
白く輝く外観には無数の彫刻があり、石を削ってできたとは思えないほど筋肉の形や曲線がうまく表現されている。
針山みたいなドゥオーモのてっぺん。
早速中に入るため、別の建物に設置されたチケット売り場へ向かう。
日曜日ということもあり、非常に混雑するチケット販売機。
仕方ないので、並ぶ。
すると、周りのイタリア人カップルがそこかしこでキスを始めた。
なぜ、列がなかなか進まないからといって、キスして待とう!という発想になるのか。
しかも、1組や2組ではなく、めちゃめちゃ多くのカップルがそういう状態。
こっちの身にもなってくれぇ。
ドゥオーモ博物館と入場券がセットになったチケットが一番安い3ユーロ(396円)
内陣は、予想通り美しい。
天井が高く開放感のある内部には、たくさんのステンドグラスや絵画が並んでいる。
まさに豪華絢爛の言葉通り。
外の広場にいる人たちの数を考えると、中に入る人は予想以上に少ない。
快適に見学できる。
天井の方まで伸びるステンドグラス。
400年以上の歳月をかけて完成したドゥオーモの凄みを感じる。
多くの人が地下にいっていたので付いていくと、玉手箱のようなものが厳重に保管されていた。
何だろう?
ミイラらしきものもあった。
ドゥオーモ前の広場には、たくさんの人が写真を撮ったりしている。
この広場から南には、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアがある。
ここがそのガッレリア。
1867年に完成したこちらのアーケードは、東京ディズニーランドのワールドバザールのモデル。
ドゥオーモに負けず劣らずの観光地になっている。
アーケード内には、高級ブランドやレストランが立ち並ぶ。
人でごった返しているので、足早に次へ。
ガッレリアからすぐのところには、「Luini」というミラネーゼ御用達の名店がある。
ご覧の行列。
ただ、回転率早め。
名物パンツェロットを購入。
揚げた中は、チーズとトマトソースが入っており、とても美味しい。
軽食にぴったり。
マクドでコーヒー飲んだら、だいぶ日が傾いてきた。
ドゥオーモから伸びる、トリノ通りをしばらく歩いてみる。
トリノ通りは、ファッションブランドが立ち並んでおり、おしゃれな街ミラノの中心。
そんなトリノ通りをしばらく歩くと、面白い教会がある。
サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会。
中はこのような感じになっており、一見普通の教会のように見える。
しかし、横から見てみると…
奥行きが97センチしかない…。
小さな教会で最大限広く見せるためだまし絵が施されており、完全に騙された。
天井のデザインも面白い。
そのままトリノ通りを歩いていると、またしても教会が。
サン・ロレンツォ・マッジョーレ大聖堂。
中に入ってみると、日曜礼拝中。
美しい賛美歌が響いている。
初めて見た礼拝。
とても興味深かった。
日が暮れて、真っ暗になった。
ドゥオーモも美しくライトアップされ、少し肌寒くなってきた。
ガッレリアもこの通り。
夜でも途絶えることのない人の多さに圧倒されながら、マクドへ。
今日も一日よく歩いたなぁ〜と言いたいところですが…
この日はまだ続きます。
20時45分から、インテルvs.アタランタのチケットがあるんです。
11月19日のチケットをだいぶ前に購入したせいで、ドイツ、チェコ、オーストリアを駆け足で回ることに。
ただ、何とか間に合った。
というか、日曜日の20時45分から試合をします?普通。
終わるの22時30分過ぎやん…
カンプノウでバルセロナの試合に行ったときは22時キックオフ。
でもあれは平日だったし、シエスタがあるスペインでは仕事が20時に終わるって聞いたことがあるから、納得した。
ただ、今日は日曜日ですよ…
と文句を言いつつ、サンシーロに向かう。
次回サッカー観戦記
押してもらえるとランキングが上がります!
現在9位!
にほんブログ村