カイロで郵便物を出すなら高級ホテルへどうぞ
ザンジバルで日光浴していたら、日焼けが痛すぎて眠れなくなりました。。
シャワーもぬるま湯にしないとヒリヒリと痛い…
そして、肩が焼けすぎたせいでバックパックを背負えなくなってしまった…
バックパッカーのアイデンティティを失ってしまったような気持ち…。
1/19〜1/20 エジプト・カイロ
今日はチェックアウトの日。
朝起きて荷物をまとめた後は、共有ルームでエチオピアの情報収集に勤しむ。
エチオピアはwifi環境がよろしくないらしく、エジプトでだいぶ先まで見越した情報を収集しなければならず、かなり時間がかかる作業である。
言い訳をすると、このブログがこれだけ遅れているのも全てエチオピアのwifiのせい…
そうこうしているうちに昼になってしまったので、ターメイヤとコシャリ屋をハシゴして満腹になる。
今日は日本に向けてポストカードを送るため、郵便局に行ってみる予定。
土曜日ということもあり、郵便局が閉まっているのでは??と懸念したが、他の人のブログを見ると土曜日も営業しているという力強い言葉が載っていたので一安心。
やはり情報ブログはとても参考になります。
街中にはポストがあるようだが、ポストに入れても届くかどうか分からない状況。
というかカイロに長く滞在しているが、未だにポストを見ていないような気が…
そんなこともあり、郵便局に行って直接窓口で渡すことに。
ただ、日本のように郵便局があちこちにあるわけではないらしく、宿からは1.5キロほど離れた場所が最寄りのようだ。
ウーバーを使ってもよかったが、今回行く方面はまだ歩いたことがなかったので、暇つぶしも兼ねて歩いて行くことに。
イスラム教では、礼拝日の金曜日と土曜日がお休みという人も多いようで、土曜日は家族連れがいつもよりも目立つ。
ここら辺は日本と変わらない光景。
これから向かう郵便局は、カイロのターミナル駅であるラムセス駅の前にある。
ラムセス駅周辺はやや治安が悪いと聞くので、注意しながら進んで行く。
歩き進めて行くうちに、とんでもなく小便臭がするエリアや、腕をいきなり掴んでくるアグレッシブな物乞いがいたこと以外はさほど治安の悪さは感じなかった。
ただ、どの国にも共通して言えるのはバスターミナルや大きな鉄道駅周辺は概して治安が悪い。
そして、この恐怖の歩道橋を渡りきった先に郵便局はある。
もし歩道橋が崩れたら、下はめちゃくちゃ交通量の多い3車線♪( ´▽`)
さすがエジプトの首都カイロのターミナル駅だけあって、人の往来は激しく、故郷に帰る人、これから首都で一旗揚げようとする人などが行き交う。
カイロから南方面に行く旅人も積極的に鉄道を使っているらしい。
そんな駅を横目に見つつ、郵便局へ。
入り口で、係の人に尋ねるとここは郵便局だが、ここでは出せない的なことを言われる…
おそらく、郵便局の本社に来てしまったようだった。
気を取り直して、違う郵便局へ行って見る。
カイロに来て初めて地下鉄に乗って行くことに。
地下鉄のマークがかっこいい。
中国などと同様に入り口でX線による荷物チェックがある。
構内は英語表記もたくさんあることに加え、お値段も3ポンド(18円)ほどでとてもステキ。
そして痴漢が多いエジプトだけあって女性専用車両が2両ある。
昔、丸の内線を走っていた列車がここカイロで走っているという情報を見たが、今回は見ることはできなかった。
日本で引退しても世界でバリバリ現役なのは、素晴らしいことですね!
日本の技術力や列車の耐久性に感嘆しつつ、郵便局の近くの駅に到着した。
駅から10分ほど歩いた先に郵便局があるらしく、一直線に向かうと、確かに郵便局らしき建物があった!
ただ、様子がおかしい…
…
…
今日はお休みだよ
…
( д) ゚ ゚
再び気を取り直して、カイロの中心部タハリール広場へ。
タハリール広場の周りにはリッツ・カールトンやインターコンチネンタル、少し歩いた先にはヒルトンなどがある。
このような高級ホテルのフロントでも郵便物を受け取ってくれるらしく、宿泊していないがザ・ナイル・リッツカールトンにお邪魔してみる。
厳重なセキュリティチェックがある入り口で、郵便だけ出したいんですが…と伝えると、どうぞどうぞ!!ようこそ!!と最高のスマイルで迎えてくれた。
非常に申し訳ないがトイレに行きたくなったので、使わせてもらうととても広くてステキ!!!!
いつもみたいに10人で1つのトイレ共有!!みたいな刑務所もびっくりシステムに慣れていたおかげで、感覚が狂っていたが、トイレは日本のように美しかった。
ちなみにしおりさんはトイレが広すぎて出口がどこか一瞬分からなくなったと言っていた(さすがに方向音痴すぎる…)
フロントでポストカードを送りたいと伝えると、快く引き受けてくれて非常にありがたい!
しかも先日確かに届いたらしい!!
外観はあれだが、中とスタッフの対応が一流ホテルのそれであった。
次カイロに来ることがあったら、ザ・ナイル・リッツカールトンに宿泊で決まりですね!
そのあとは修理中のカメラを取りに行く。
結果から言うと直ってはいなかった…
お姉さんは非常に申し訳なさそうにソーリーと言って、600ポンドの修理代は100ポンド(612円)だけにしてくれた。
こちらこそ無理言って2回もチャレンジしてもらったが、ぶつかりどころが非常に悪かったようだった。
ただ、前回よりかは少しマシになっておりピントが調整しづらかったり、左下が真っ黒になってしまうことさえ目をつぶれば写真を撮れるようにはなっていた。
日本でもう一回修理にチャレンジですね…
そのあとは、カメラの修理屋からコワーキングスペースに移動して、ブログを書いたりする。
非常に可愛い。
宿に戻る途中でピザとポテトチップスを買い、エジプト最後のビールを飲む。
フライトは午前2時30分過ぎ。
することもないので23時にウーバーを呼んで空港に向かう。
エジプトからエチオピアに飛んだあとは南アフリカまでひたすら陸路で移動する予定。
広大なアフリカ大陸を2ヶ月で縦断できるのだろうか…
空港はさすがに深夜ということもあり、人はかなり少ない。
0時には出国審査が終わり、2時間以上空港で時間を持て余す。
飛行機は定刻通り出発。
意外にもほぼ満席に近い状態で、かなり窮屈だが、食事以外はほぼ爆睡。
約4時間のフライトを経て、目が覚めるとそこはエチオピアだった。
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