買って2ヶ月のカメラを壊してしまった…
現在地はタンザニアのモシ!
キリマンジャロの麓の街ですが、曇っててキリマンジャロが一切見えません!!!笑
しかもここに来て、骨にヒビ疑惑が浮上…
詳しくはいつかのブログに書きますが、体のパーツでもなかなか重要なところで、日常生活に思いっきり支障が出ています…。
ただの打撲や打ち身であることを願います…
1/16 エジプト・カイロ
この日も7時30分に起きて、朝ごはんを食べてから近所のカフェに行くという優雅な朝。
ここでミントティーを飲んで、一旦宿に戻りマッタリする。
午前中は特にすることがないので、エチオピアの情報収集。
エジプトも治安面では、かなり危険とされているがそれでも日中歩く分には特に問題は無いように思える。
ただエチオピア以南は本格的に注意が必要であり、ビビり気味。
特にエチオピアの首都アディスアベバでは昼間でもスリや強盗が多発しているらしい…。
ここで全財産を奪われて日本に緊急帰国
ってことにはならないようにしないと。
気がつけば昼になり、宿の付近で昼飯を探すことに。
最近は、宿を出て右手に10メートル行ったところのピザ屋か向かいのターメイヤ(ソラマメのコロッケ)屋のどちらかになっている。
特にターメイヤは、サクッとした食感の衣の中にソラマメを潰して香辛料を効かせた餡が入っていて絶品。
昼時にもなるとターメイヤが飛ぶように売れるため、ストックが切れ、行列になることもある。
いかにも美味しいものを作りそうなおじさんが、手際よくターメイヤを作っていく。
ターメイヤは10ポンド(61円)払えば、20個前後買えるので、庶民やバックパッカーの味方。
しかも、ビールとの相性が非常に良い。
エジプトはイスラム教国なので酒屋が非常に少ないが、あるのはある。
しかも、国産のStellaビールが非常に美味しい。(500mlで18.5ポンド=113円)
また、先述の通りエジプトはイスラム教国なので、宗教の面で酒NGの人がいる。
その人に配慮するため、酒を買ったら必ず黒い袋で渡されるのが興味深い。
もちろん路上で飲むことは、マナー違反。
ターメイヤとビールを宿に持ち帰り、昼から飲んで、またのんびりする。
しばらくした後、前に行ったハーンハリーリの近くにあるアズハルモスクに行ってみることに。
アズハルモスクは970年に創建され、エジプトで最も重要なモスクとされているらしい。
しかもアズハルモスクの横にはアル=アズハル大学があり、世界史を少しでもかじった人は知っているはず、アズハル学院がこの大学である。
アズハル大学はイスラーム法学の最高の権威がある大学とされ、世界最古の大学の一つとされている。
そんなアズハルモスクへは徒歩で30分ほどかかるため、ウーバーで行こうかと思ったが、この日は時間を持て余していたので歩いて行くことに。
ただ、外に出るとすごい光景が。
カイロの街が黄砂のようなもので覆われており、現地人でさえマスクを着用したり、口を抑えながら歩いている。
iPhoneの天気を開くと、「けむり」という訳のわからない天気になっていた。
それでも街を歩いてみると、やはり活気があって面白い街。
人は気さくで、優しい。
カイロの服屋のマネキンは多すぎる…。
しばらく歩くと、アズハル通りという通りに行き着く。
ここからアズハルモスク方面に歩くと、路上販売が急激に増える。
本来であれば車道であるはずのエリアが完全に占拠され、靴や服が無造作に並べられている。
また、一部の店は爆音のラジカセを流しており、店に近づくとかなりの嫌悪感を覚え一刻も早くその場から立ち去りたくなるほどの音量。
これでは、お客さんに来て欲しいのか追い出したいのかよく分かりませんな…。
写真を撮って!とこれだけ言われるのは、世界は広いと言えどもインドとエジプトぐらい。
また、動画を見ていただければ伝わるかと思うが、路上販売のせいで一車線を完全に塞いでしまっており渋滞が発生。渋滞が発生しなくてもクラクションがなりまくっているのに、渋滞のせいでますますクラクション地獄になってしまっている。
これはもはやギャグですな…
さらに歩くと、お次は元からある正規の?洋服屋通りが現れる。
ここは路上販売とは違い、お店を構えているので先ほどより秩序のある空間を期待したが、そんなことは微塵もない。
本来の店舗スペースを無視し、道に向けて勝手に自分の店舗のエリアを拡張しており、歩くスペースが1人分となっているところも多い。
当然すれ違うのにも神経を使う。
ただ、このような無秩序でカオスな空間が好きな自分としおりさんにとっては、かなり好きな場所であることは間違いない。
もしカオスなくなると、それはそれで寂しいような気もする。
この洋服屋通りを抜けると、観光客用のお土産マーケット、ハーンハリーリに接続してる。
ハーンハリーリから南へ進むと、本日最初の目的地「アズハルモスク」が見えてくる。
↑カメラを出すと、勝手にポーズを決めて来てナイス。
これがアズハルモスク。
砂けむりのせいか、非常にいい写真になったりする。
アラビア語は一生読めない気がする。
しばらくモスクを見学し、お次は「死者の街」と呼ばれるエリアに行ってみることにする。
死者の街と聞くとやや不気味な感じがするが、簡単に説明するとマムルーク朝時代の権力者を祀った墓があるエリアのこと。
この墓があるエリアに住み着いている人がいるらしく、生と死が共存する不思議な場所になっている。
住み着いている人の大半は貧しい人たちで、治安が悪い場所としても知られているので、行く場合は複数人で行くことをオススメする。
死者の街は、アズハルモスクから東へ1キロほど行ったところにある。
死者の街の近くの歩道橋からは、死者の街の全貌が見てとれる。
ここはカイロ中心部からさほど離れてはいないが人の気配が少なく、どんよりとした印象を受ける。
死者の街に入ると、確かに墓が多い。
そして、噂には聞いていた通りここに住んでいる人がいるようで、ゴミがかなり落ちていたりする。
なぜここに住んでいるのか、なぜ墓が荒れ果てた状態で放置されているのかなど数々の謎が存在し、数十分歩いただけでは何一つわからなかったが、不思議な空間であることは間違いない。
このあとは、本日最後の目的地「シティースターズ」というショッピングセンターへ行ってみる。
ここは、死者の街から歩くにはやや遠いため、久しぶりに流しのタクシーに乗って移動。
車で20分ほど走ったところにシティースターズはある。
ここはカイロでも「超」がつくほど巨大ショッピングセンターで、無数のテナントが入居している。
そして、一番ナイスなのが値札があること。
いつものように値段を聞いたり、ぼったくり価格を提示されてイラっと来ることが全くない!!!
日本でも大人気のお店が多くあるほか、日本ではもうお目にかかれないブランドの店があったりして非常に楽しい。
ここにあった「ネフェルタリ」というお店は、エジプトで大人気の自然はコスメティックブランド。
アフリカ縦断1カ国目だが、お土産として石鹸などを買う。
非常にオススメ。
ご当地スタバボトルは、不思議な花がプリントされており、やや残念。
ピラミッドが全面に押し出されていたら買ったのに…
日本でも人気のボヘミアン・ラプソディもある。
こんな感じで、ショッピングセンターをぶらぶらしていたら、アクシデント発生。
写真を撮ろうとしたらデジタルカメラを落としてしまった。
前回の世界一周でも何度かカメラを落としたことがあったので、今回も大丈夫かと思いきや、30分経ってもカメラが動かない…。
翌日、カイロでカメラを修理できるお店を探すことにし、意気消沈しながらウーバーで宿に戻る。
結果からいうと治らなかったため、現在スマホで写真を撮って旅をしています(大涙)
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