エジプトはUber一択
エチオピア人の髪の毛がくるくるで非常に可愛いです。
成人男性は髪を短くしている人が多いので、近くで見るとパンチパーマみたいでナイス。
小さい子供は髪の毛の収まりが効かなくなっていて、アフロ状態で、これまたナイスです。。
1/12 エジプト・カイロ
空港泊をして、朝7時30分すぎに空港の外へ出てみる。
これまでに南米を旅して来たため、ある程度の「旅慣れ」を感じていたが、慣れた頃が一番怖いと言う言葉を胸に、改めて気を引き締める。
空港から市内へは、バス・タクシーのどちらか。
(そこそこのホテルなら無料送迎があるはず)
タクシーの相場は、100エジプトポンド(612円)
しかし、空港にいるタクシードライバーは当然のように、200ポンドを請求して来たり、事前に取り決めた額以上の金額を降車時に要求したりすると聞いている。
一方、バスの方は、エアコン付きで3ポンド(18円)
タクシーより時間がかかるものの、断然安い。
今回は時間がたっぷりあるので、バスで行くこととする。
その前に、朝ごはん。
このドリトス美味しすぎて、エジプト滞在中結構食べた。
バスに乗るには、空港から空港敷地内のバスターミナルへ行く必要がある。
バスターミナルに行くシャトルバスは15分から20分毎に運行しており、無料。
第1・2・3ターミナルや空港駐車場、バスターミナルを巡回するバスらしい。
今回は第2ターミナルに到着したが、第2ターミナルの8番出口の前がシャトルバス乗り場になっている。
ちなみに、付近にトラップで紛らわしい看板があるが、8番出口が正解。
朝はさすがに利用客少ないだろうなぁと構えていたら、満員でびっくり。
なんとか車内に入ると、フロントガラスに強烈なヒビが入っているではないか!!
ちらっと運転手を見ると、かなりお年を召したおじいさんが、横にいる乗客に体を半分向けながら、楽しそうに会話しつつ運転しているではないか!!!
頼むから、前を見てくれ!!!!!!!!
そんな愉快なバスは5分ほどでバスターミナルに到着。
こんなところ。
ここで、恰幅の良いおじいさんに声をかけられる。
「今日は土曜日だ。イスラーム教でお祈りをする日で、バスはほとんど休んでいるだろう。市内へは27,356,400番のバスだが、今日は11時まで来ないだろうな。」
…………………………
怪しい。
鈍っているが、昔養った旅人の勘がほぼ100%怪しいと言っている。
かなりしつこく、付きまとってくるが、
今日は暇だから11時まで待つよ!
と伝えると、
こいつ正気か?みたいな目で見てくる。
おっさんをなんとか振り切り、椅子に座ってバスを待つも、一向に来ない…
ここら辺で、にわかにおっさんの発言を信用し始めるが、なんとか我慢。
しかし、結局30分待っても来なかった。
………
………
困ったなぁ…疲れたなぁ…
そう思いながら、おもむろにウーバーを開くと、無数の車両が空港の周りに!!!
しかも値段は…??
目安75ポンド(459円)
即決♪( ´▽`)
ウーバーとは、スマホ上の地図の自分のいる場所にピンを落とすと、ドライバーがそこまで迎えに来てくれるというもので、迎車中のドライバーがどこにいるかもリアルタイムで確認できる。しかも目的地を事前に登録しておくことで、乗ってからの煩雑なやりとりがない。支払いも登録のクレジットカードから。つまり最高のアプリ。
日本では導入されていないが、世界ではスタンダードになっている。
このアプリのもう一つの利点は、ドライバー評価制度。
乗客がドライバー評価するもので、ドライバーも乗客からいい評価をもらおうと、いいサービスを提供する。
よって遠回りや、乗車中に渋滞に巻き込まれたから2倍の料金を払えなどというおかしな出来事が起こる確率はグッと減ることになる。
ウーバーを呼んだら2分で到着した。
絡んでくるおっさんを横目に出発!(ちなみに、翌日到着したしおりさんには、「日曜だからバスは来ない」と言っていたらしく、ここで100%クロだと確信。しかも市内行きのバスはちゃんと来たと言う。おじさん=タクシーの客引きでほぼ間違いない)
交通法規を丸ごと無視したウーバーのドライバーは、目的地まで20キロの道のりを25分で駆け抜けた。
領収書。
チップ込みで、414円。
普通のタクシーよりも全然安い。
これはタクシー業界から猛抗議されるのも納得。
今回は、ベニス細川家というゲストハウスを予約してある。
ここは、日本人が多く集う宿だが、入居している建物のエレベーターが壊れているらしく、4階まで登らないといけないらしい…
しかもベニス細川家がある建物は見つけるのが難しく、どの旅人も初見では通り過ぎると噂…
この通りであることは間違いないので、注意深く歩いてみる…
………
通り過ぎた♪( ´▽`)
これは噂通り、かなりの難易度ですな…
建物に入ると見えてくるのが、壊れて埃まみれになったエレベーターの設備。
ここを重い荷物を持って登るとかなりしんどい。
朝ですが、快くチェックインさせてもらいました。感謝。
しばらくベッドで寝て、軽めの散歩。
ここはカイロの下町らしく、非常に活気があり、好きな雰囲気。
宿の目の前はフルーツ屋が並ぶ通り。
西に行くと、自動車の部品屋が密集している。
中には、ベンツのエンブレムが売ってたりして、盗品でないことを願うばかりだ。
また、エジプトはイスラーム教徒が多い(90%)。また、憲法でイスラーム教が国教とされているらしく、街の至る所にモスクがある。
1日5回の礼拝時には、町中がアザーン(礼拝を呼びかけるもの)が大音量で響き渡る。
日本に住んでいると、なかなか味わえない雰囲気が充満している。
ちなみに夜明け前のアザーンが早朝5時過ぎに行われるため、睡眠がやや妨害されるが、それもまたよい感じ。
また、カイロのドライバーの質は、世界を見渡しても最低ランクに位置付けられるだろう。
インドと同じく、赤信号で停車している目の前の車にもクラクションを鳴らす始末で、今までの人生で聞いたクラクションの5倍を今日だけで聞くこととなった。
頭痛がすごい。。。
古本を地べたに置く感じが好き。
ほとんどの車がフロントに傷があるため、事故は日常茶飯事と推察する。
ただ、街はかなりおしゃれ。
建物はボロボロだが、歴史を感じる。
宿の周りには、やたら映画館が多い。
さすがは首都で、洋服屋なども多くある。
さすがに長距離移動の疲れが出たので、エジプトの国民食コシャリ(米・パスタ・ひよこ豆・レンズ豆をミックスし、揚げた玉ねぎとトマトソースをかけた料理。お好みでにんにく酢や辛味ソースをかける)を食べる。
これが意外に美味しい。
味の説明が難しいが、とにかく体によくない味である。
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