天空の都市マチュピチュ、やばい
このブログが上がる2月19日はメキシコシティからバンコクへの移動日。
まずはメキシコシティからアメリカのシカゴへ。
シカゴからカタールのドーハに行き、ドーハからバンコクという旅程。
バンコクに到着したら2月21日になっているらしいです。
ワープですね。
2月2日 マチュピチュ
朝5時前に起床。
マチュピチュ村からマチュピチュまでは、2時間30分歩いて400メートル登る山道を歩くか、片道12ドル払ってバスに乗るかのどちらか。
往復バス利用は財布が痛いので、行きだけバスに乗り、帰りは歩いて下山することに。
そして、今朝のコンディション、最悪。
まぁ、マチュピチュは雨季だから予想はしてたけど、それにしてもすごい雨。
昨日カッパ買っておいてよかった…
バスチケットを買い、5時15分に並ぶ。
バスの始発は5時30分だから早めに行ったつもりがまさかの200メートルぐらいの列ができている…
みんな朝早すぎ…
ただ、バス会社はこれも織り込み済みなのだろう。
30分に1本しか来ないと聞いていたバスは朝は例外的に増便しているらしく、15本ぐらいのバスが一気に来て30分ほど待ったところで乗車できた。
13回のヘアピンカーブを乗り越え、マチュピチュの入り口に着く頃には雨も上がり、コンディション抜群。
晴れ男ですいません。
トイレは入り口の外にしかないので、準備を万端にしてからマチュピチュ入場。
今回はマチュピチュ午前入場+ワイナピチュ(マチュピチュの奥に見える山)のチケットをインターネットで購入していた。
200ソル(6,400円)
高っ…
ちょうどアンコールワット3日券と同じぐらい。
昨年夏からマチュピチュの入場にはガイドの同伴が必須になったと聞いていたが、やはりそんなルールうまく運用できているはずもなく、ほとんどの人がガイドなしで入場していた。
マチュピチュに入場し、真っ先に行くのはよく見るマチュピチュの構図。
少し登って、視界が開けるとこれ。
何回も写真で見た景色も実際に行って見るとかなり感動する。
しかも霧がいい仕事する!!!!
幻想的なマチュピチュがめちゃめちゃいい感じ。
霧が晴れるとこんな感じ。
本当に山奥の秘境にあり、マチュピチュ村からも存在を確認できない。
アメリカの探検家でハイラム・ビンガムが1911年に発見したが、逆に発見できたことをすごいと思うレベル。
ちなみに、ビンガムは1913年4月号のナショナル・ジオグラフィックでマチュピチュを特集し、有名になったという。
先ほどバスで通った13回のヘアピンカーブの道はハイラム・ビンガムロードと名付けられているのだとか。
ここからずっとマチュピチュを眺めていたい気持ちはあるが、ワイナピチュの入場時間が7時から8時までの間だったので、先を急ぐ。
ちなみにワイナピチュは上の写真の奥にある山。
マチュピチュはワイナピチュ山(若い峰 標高2720メートル)とマチュピチュ山(老いた峰)の尾根に作られた街。
尾根なので、両サイドは崖になっている。
そんなマチュピチュにはリャマが飼われていて可愛い。
人間に慣れすぎていて、サービス精神旺盛。
超可愛いんですけど。
リャマ。
リャマ肉、硬いけど美味しいんだよね〜
南米に行った際はぜひ。
リャマと写真を撮っていたせいで7時30分になってしまった…
8時までに入らないといけないので急ぐ。
ワイナピチュは7時から8時の間に入るグループと10時から11時の間に入るグループがあって、各回200人。
今は雨季でオフシーズン。
ワイナピチュ登山のチケットは簡単に取れるが、乾季になるとチケットがすぐに売り切れるらしい。
ここで名前とパスポート番号を書く、下山したら時間を記入することで遭難者を発見できるようにしているそうだ。
ちなみに、ワイナピチュはその鋭い形状からなかなか危ないところが多く、毎年転落事故が発生しているらしいので注意が必要。
ワイナピチュに登り始めると突如霧が発生。
こんな一瞬で霧って発生するんだ。と思うぐらいのスピードで霧に包まれた。
そして聞いていた通りなかなか険しい道だ。
足滑らせたら死ぬよ?という場所もあり、なかなかハードだ。
それでもかなり高齢の方も登っていてびっくり。
1時間かけてかなり高いところまで来たが、霧に包まれたまま。
少しでいいから晴れてくれーーと願いながらの登山。
願いが届いたのか、頂上に近くにつれ、徐々に霧が晴れて来た。
そして頂上に到着。
マックスでも200人しか登ってないから頂上も空いていて快適。
ただ、トイレがどこにもないのが難点。
そしてワイナピチュからみたマチュピチュもまた良い。
ここから見ると、マチュピチュの秘境感1.5倍で伝わる。
ここに来て見れば、誰でも感動するはず。
こんな秘境に都市を作るとかインカ帝国何者?って絶対思うはず。
天空の都市。誰が言い始めたか知らないけど、ぴったりの表現。
延々と続く山々を見ながら1時間ほど休憩。
そして記念撮影。
死ぬまでにもう一度行きたい場所に認定です。
10時から第2グループが入ってくると、狭い道でのすれ違いになり、危険度が高くなるらしいので、計算して下山。
正直登りより下の方が圧倒的に危ないです。
階段のステップ幅が狭い…
下山した頃には11時になっていたので、一旦マチュピチュを出る。
僕らのチケットは12時までにもう一度だけ入場できる。
トイレをして、昼ごはんを食べてからもう一度マチュピチュへ。
入り口の近くにあるレストランで昼ごはん。
先ほどまでいたワイナピチュを見ながら。
達成感がすごい。
再度入って、今朝と同じビューポイントから再度観光スタート。
お次は都市の内部に入っていく。
マチュピチュには、太陽の神殿やコンドルの神殿など儀式用に使われた建物がたくさんある。
そして、びっくりするのが保存状態。
目を閉じて生活が想像できるぐらい残っている。
アンデス文明は文字を持っていなかったため、マチュピチュは謎が多いが、それが逆に想像を掻き立てる。
ロマンだ。
マチュピチュの特徴段々畑。
東側では作物が作られ、西側では神様への捧げ物を置いていたとか。
段々畑のおかげで山崩れを防ぐことができたそう。
居住スペースを含め、インカの特徴である石組みが美しい。
石はマチュピチュの近くで切り出したらしい。
今でも石切場が残っている。
インカの神は日本やエジプトと同じく太陽神であり、太陽により近い山の上は儀礼上として適当だった。
インカの人々は多様の動きから暦を観測、作成していたというからすごい。
というか、リャマ可愛い。
リャマの排泄シーン。
コンドルの神殿。
手前の石が口で両羽を広げているように見えることからコンドルの神殿と呼ばれているらしい。
そして、マチュピチュには16の水汲み場がある。
水は都市の発展に必要不可欠。
今でも水は流れている。
リカコさんが持っていた地球の歩き方を読みながらがっつり観光。
外に出ると13時を過ぎていた。
この後は、歩いてマチュピチュ村へ。
12ドルの節約。
下山は1時間ぐらい。
ワイナピチュに比べ、緩やかで楽チン。
一日中歩き回ってかなり疲れた。
でもマチュピチュやっぱりすごかった。
想像通り、いや、想像以上にすごかった。
宿に着く前にスーパーマーケットにより、お疲れ会(ビール飲みたいだけ)
味の素が出しているアジノメン美味しい。
その後は爆睡。
夜は、今日マチュピチュ村に到着したユリさん(ラオス→インド行きのバスで出会い、インドでもご飯一緒に行ったお姉さん)
リカコさんとユリさんは同い年らしく、楽しそうだ。
世界のどこかで出会った日本人同士が、また違う国で会うの本当にすごいよなぁ。
世界は狭い。
夜は再びビール。
最近1日1リットル飲まないと落ち着かないアル中予備軍…
やばいですね…
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