Think rich,look poor

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世界一周記  出発は2017年5月

的確な表現が見つからない街サンティアゴ

  

日本ではインフルエンザが大流行しているんですね…

過去最多を更新したとか。

 

調べると、毎年世界で350万人から500万人が重症化し、25万人から50万人が死亡しているらしい。

 

ひえええ。

怖。

 

気をつけよう…

 

 

 

 

 

 

 

 

1月19日 サンティアゴ

 

チリのビールはまずいとか言ってすいません。

結構飲んでます。

 

いや、

 

マジでまずいんですが、このあと標高の高いところに行き、ビールを飲まないことが予想されるので今のうち飲んでいるだけです。

 

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日本のビールが一番であることに変わりはありません。

が、目隠しされたらおそらく味の見分けもつかないバカ舌…

 

ビールと名前が付く飲み物であればもはやなんでもいいという…

 

 

 

そんな味覚音痴が今日も昼からプールサイドで元気にビールを飲んでおります。

 

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あと1ヶ月後、就活スーツに身を包み、

御社!!!御社!!!と言っているのが想像できませんな…

 

というか、日本帰ってから最初にすること、「アパートを借りる」の時点で、もう終わってますけど。

 

しかもつい最近まで就活の解禁4月と思っていたら、3月だったという…

帰るの3月2日の22時…

 

もう解禁しているよ…

 

 

 

ま、ま、今は売り手市場だから大丈夫!!

多分!!

 

10年前に就活していた人に言ったら怒られそうだけど。

 

 

 

 

はい、就活忘れて旅を楽しみましょう。

12時にチェックアウトし、パソコンで今日のバスの予約。

turbusという会社のバスでチリ北部サンペドロ・デ・アタカマという街まで移動する。

 

オンラインで予約すると、34700ペソ(6,309円)から3500ペソ(636円)割引されてお得。

しかもバス会社にわざわざ行く必要もなく、超便利。

 

購入後送られてくる予約番号をカウンターで見せるだけ。

便利な世の中ですね。

 

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チケットの購入が終わり、外へ。

今日はサンティアゴの中心部をぶらぶらしつつ、アルマス広場というところに行ければいいなぁ。

 

ちなみに、南米にはアルマス広場がたくさんある。

スペイン語でプラザ・デ・アルマスといい、直訳すると武器の広場。

 

植民地時代、暴動や敵の攻撃に備えて兵士が警備していたことからこの名前が付いたとか。

 

ペルーのリマやクスコなどにもアルマス広場がある。

 

 

 

宿を出て、サンティアゴ名物「路上販売」の多さにやや驚きながら歩いていると、威勢のいい声がする。

 

それにつられて見てみると、ジュース屋らしい。

 

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買って飲んでみると、甘くて美味しい!

味は桃味。

 

白桃が2つ入っており、なかなか美味しい。

ジュースはバンコクが一番と思っていましたが、これもなかなかレベルが高い…

 

 

 

お昼ご飯は昨日と同じくホットドッグ。

 

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チリのホットドッグにはアボカドが入っているタイプが多く、興味深い。

味はなかなか美味しい。

 

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アイス、ジュース、古書、雑貨、服、帽子、下着、アクセサリー、焼き鳥…

驚くほど多い路上販売はサンティアゴという街に活気をもたらしている。

 

至るところがマーケットのような感じになっていて、とても明るい雰囲気の街。

世界各国、路上販売は多いですが、サンティアゴは群を抜く多さ。

 

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南米独特のパワフルさは、日本では感じることができない。

これを感じるだけでも南米に行く価値はあると思う。

 

日本もあんな風にパワフルな時代があったんだろうなぁ。

生まれてから22年、そんなふうに感じたことないけど。

 

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しばらく歩いて到着したのが、サンタ・ルシアの丘。

昨日行ったのがサン・クリストバルの丘。

 

サンタ・ルシアの丘の方が、中心部に近く、標高もそれほど高くないので登りやすい。

 

スペイン人のペドロ=デ=バルディビアが先住民との戦いのために建造した要塞の遺構が広がる。

 

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サンタ・ルシアの丘に入ると見えてくるのが、レモン色の外観でコロニアル風な建物と庭。

とても優美で、ここを砦にスペイン人がサンティアゴの街を攻略した血生臭い歴史がある場所であることを忘れさせる。

 

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のちに行くマチュピチュもそうですが、スペイン人の中南米征服の歴史は興味深い。

世界30ヶ国でスペイン語が話されているなんて、よく考えてみればすごいこと。

 

英語よりも話す人が多いんだから。

 

 

 

 

サンタ・ルシアの丘を降りた後は、アルマス広場の方へ。

その途中に居たバスカー。

 

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一見、ホームレスに見える風貌のこの男が織りなすステップがなぜか魅力的だった。

その神秘的な力に見とれて15分見た挙句、まぁまぁのお金を落とした。

 

おそらく彼は僕よりパワフル。

 

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なんだかんだでアルマス広場に到着。

ど真ん中の噴水には水浴びをする子供達の姿。

 

確かにサンティアゴ暑い。

 

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街の中心部にあり、市民の憩いの場になっているようだ。

家族づれが遊びに来ていたり、カップルがいちゃついていたり、犯罪者がスリ、ひったくりの機会を伺っていたり…

 

危ない街だけど、なんか面白いなぁ。

的確な表現が見当たらないけど、「面白い街」

 

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アルマス広場に面して建っているのが、メトロポリタン大聖堂。

大きくて見事な大聖堂はチリ随一の規模。

 

無料で中に入ることができる。

 

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カトリックが88%、プロテスタントが10%のチリ。

国民にはキリスト教が深く根付いているようだ。

 

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アルマス広場を抜けて、宿へ。

本当は市場やアジア人街の方まで行きたかったが、暑すぎて断念。

日差しは体力を大幅に消耗する。

 

 

 

宿でしばらく休憩してからバスターミナルまでタクシーで移動。

流しのタクシー4台に乗車拒否を食うが、なんとかバスターミナルまで移動完了。

 

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昨日も綺麗に見えた夕日が街を照らす。

宿からバスターミナルまでは10分ほど。2550ペソ(463円)

 

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チリはその独特の形状の国土のため、バスが主要な交通手段。

無数のバス会社が乱立し、首都サンティアゴのバスターミナルはとんでもなくでかい。

しかも複数のバスターミナルがある。

 

 

20時30分に到着し、食料を買ったりしてぶらぶら。

 

今回乗るturbus専用のバスターミナル、まさかのプラットホーム30面。

でかすぎ。

 

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そして人が多すぎ。

バス、人が慌ただしく往き交い、少しでも気をぬくとこの空間から置いていかれそうなほど全てが早い!!

 

なんかすげぇ。

 

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バスは予定通り21時25分に出発。チリ北部のサンペドロ・デ・アタカマまで約23時間の移動。

今回はセミカマ(4列シート)

 

前回、カマの快適さを味わってしまったので、少々不安。

 

だが、22時すぎに就寝。

 

 

 

 

 

 

1月20日 サンペドロ・デ・アタカマ

 

朝8時に起床。

タイで買った睡眠薬仕事しすぎ!!

4列シートのバスで10時間も連続で寝てしまった。

 

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朝の休憩。

あ、23時間の移動なんでバスのガソリン補給です!!

 

初めて見ました!!乗客降ろしてガソリン補給する光景!!

超長時間移動です!!

 

 

 

朝起きてから車窓に見える光景は「乾いている」

チリ南部、パタゴニアの青々しい葉が生い茂る光景とはだいぶ違う。

 

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特に代わり映えもしない車窓を眺めながら、ぼーっと。

 

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殺風景な岩山の間を走り抜けていく。

途中、いつくか街が見えるがどれも小規模。

 

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唯一、 15時30分に通過したアントファガスタが賑わっていた。

後から調べると、チリ屈指のビーチリゾートらしい。

 

 

 

ただ、怖いもので慣れてくると23時間の移動も苦では無くなって来る不思議。

本当にぼーっとしていたら、昼になって、夕方になって夜になりました。

 

怖い。

 

 

 

アタカマに到着した頃には太陽が沈み、暗くなり始めていた。

 

太陽が自分の座席の方から昇り、反対の座席の方に沈んでいく光景はすごかった。

一日中移動かつ常に同じ方角に進んでいないと感じられないこの感覚。

 

ここでもチリの細長さを感じた。

 

 

 

20時40分 サンペドロ・デ・アタカマに到着。

23時間バス移動お疲れ様でした!!!!!

 

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ここアタカマは、「世界一綺麗な星空が見える場所」として有名。

次回のブログで詳しく書きますが、様々な条件が重なり、星空が綺麗に見えるという。

 

早速、星空を見に町外れへ。

 

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野良犬が多く、噛まれるのが嫌だったので自撮り棒を武器に出発。

 

宿を出て15分ほど歩くと街灯のない場所に到着。

空には、溢れそうなほど無数の星が光っており、言葉を失う綺麗さ。

 

この感動をカメラに収めようとミニ三脚を駆使して頑張りましたが、デジカメでは無理がありました。

 

この星空を載せたかったんですが…まぁ、すごかったです

 

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