Think rich,look poor

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世界一周記  出発は2017年5月

パタゴニアの節約生活に別れを告げよう

 

この旅行中、体調不良は一度もなかったんですが、ついにボリビアの屋台で腹壊しました…

 

ボリビアの屋台は不衛生&あまり美味しくないと聞いていたのに、チャレンジしてしまう好奇心…

 

 

 

でもみなさんもそういうことってないですか?

臭いの分かっているのに嗅いじゃうとか。

閲覧注意と書かれると見たくなるとか。

 

 

もしかしたら僕だけの特殊癖かもしれませんが…

 

 

 

 

 

 

1月17日 カストロ

 

〜あらすじ〜

 

中部パタゴニアをダニエルとリサのドイツ人カップルと一緒に回ってきた。

 

コジャイケという街でゆっくりした後、僕はチロエ島という海鮮が美味しいと噂の島へ。

ダニエルとリサは中部パタゴニアに点在する国立公園を見に行ってからアルゼンチンのサン・カルロス・デ・バリローチェに向かうこととなった。

 

お互いの無事を祈りながらお別れし、フェリーに揺られること25時間。

ついにチロエ島に到着。

 

今日は海鮮を食べましょうというブログ。

 

 

 

 

 

 

 

この日はゆっくり起きて、まずはインターネットでバスの予約。

 

日中チロエ島を散策したあとは、夜行バスで首都サンティアゴに向かう。

サンティアゴはやや治安が悪いと聞いているので、パタゴニアの平和な地で鈍ってしまった危機管理意識のリハビリが必要だ。

 

カストロからサンティアゴ行きは4列シート(セミカマという種別)で16,000ペソ(2,909円)3列シート(カマ)で25,000ペソ(4,545円)。

 

カマは座席が広い上、座席をかなり倒せるためかなり心地いいという。

乗客もお上品な方が多く、快適な旅ができるらしい。

 

正直4列シートでも寝れますが、ここ最近移動続きだったので、カマを選択。

一体どんな感じなのか楽しみ。

 

 

 

 

バスの予約が終わったので中心部へ。

街の中心には広場があり、その広場に面して教会がある。

 

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 こちらのカストロ教会は2000年に世界遺産に登録された、「チロエの教会群」の1つ。

 

教会群は18世紀から19世紀にかけて建設され、現在では159棟が現存している。

イエズス会の教会として建設され、その建築様式はゴシックやバロックといったヨーロッパの様式と地元の様式が混ざり合った「チロエ様式」であることが特徴。

 

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159棟のうち14棟が世界遺産に登録されている。

島という性質上、チリ本土から孤立しているため、典型的なスペインのコロニアル様式とは多くの点で異なる独特の教会群が形成された。

 

街の中心部にあるカストロ教会も、木造の教会。

日差しが差し込むとふわっと明るくなる。

 

すごく落ち着く教会。

 

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ヨーロッパにある、キリスト教会とは異なり、チロエ島の土着信仰とキリスト教が混ざり合った場所になっている。

 

絵画は少ないが、彫刻は多く、その点でもヨーロッパとの違いを感じる。

 

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足元を見ると…

 

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アニミズム的なものを感じる。

 

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もちろん、十字架にかけられたキリストの受難の場面を示したものもあり、なかなか面白い。

土着信仰とキリスト教が緩やかに混じり合い、発展していったことがよくわかる。

 

 

本当はもう何箇所か教会に行きたかったが、お腹が空いたので、海の方へ。

 

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その途中にいた、伝統音楽の演奏。

ノスタルジックな音楽に浸るチロエの人々がたくさん集まっていていい雰囲気。

 

やはり島というのは独特の文化が形成されやすい土壌にあるんだろうなぁ。

もちろん日本も。

 

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街から急坂を下った先には港があり、その付近にはお土産マーケットや簡単な食堂があるらしい。

 

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港ではたくさんの船が行き交う。

坂の上と下では同じ街とは思えないほど景色が変わっている。

 

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港に面して、魚を提供するレストランが軒を連ねる。

 

 

その近くにあるお土産マーケットも面白い。

それほど商売っ気がないのはアジアと大きく異なるが、雑貨のクオリティが高いのはアジアと似ている。

 

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可愛らしいマーケットを散策した後は、念願の海鮮。

物価の高いパタゴニアでひもじい思いをしたあの日々に別れを告げよう!

 

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貝の盛り合わせ。

2000ペソ(363円)

 

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上にレモンやら野菜やらを乗っけて食べる料理。

これがものすごく美味しい。

 

半分食べたところで、あれを投入。

 

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昼から飲むの楽しすぎる…

やっぱり海鮮類は港で食べると美味しさ1.5倍増し。

 

ビールと一緒だと3倍増しの美味しさ。

 

 

 

あっという間に完食。

しばらく海沿いを散策することに。

 

チロエにも、海の上に立つ家があるらしい。

 

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↑これ。

満潮だと、家の下まで海水がやってきてこのような感じになる。

 

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インレー湖でも湖に浮かぶ家は見たが、何回見てもすごい光景。

 

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その後は、もう少し海鮮を食べたかったので、宿のオーナーがおすすめしていた市場へ。

 

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この市場は最近できたらしく、中央部が吹き抜けになった綺麗なマーケット。

吹き抜け部分を囲むように八百屋、雑貨屋、パン屋、鮮魚店が軒を連ねる。

 

地元の人にとってはここで全て完結するので、とても便利になっていると思われる。

 

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昼を過ぎてからいったので、やや品揃えが悪い感じがしたが、朝に行くと、ものすごい活気ではないだろうか。

 

2階にはレストランがあり、ここでも海鮮を注文。

 

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白身魚のフライ。

これも美味しい。

 

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海外に行くと、海鮮のありがたみが分かる。

豊富な海鮮を楽しめるのは、日本を含めたごく一部の国と地域だけなんだと気づかされる。

 

 

海は新鮮な幸をもたらすとともに、時に人間に牙を剥くときもある。

それでもお互いにうまくやってきたのが、地震大国日本であり、チリなんだろうなぁ。

 

 

 

 

本当はもっともっと滞在したかったが、時間がなさすぎるので、サンティアゴへ移動。

 

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16時45分発のバス。

今回乗るCruz der sur社は専用バスターミナルなので、注意が必要。

 

 

午前中に予約した、「カマ」のバス。

 

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おおー。

久しぶりの三列シート。

 

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座席もふかふかでめっちゃ倒れる!!!

しかも添乗員さんがいて、飲み物とか軽食がもらえる!!!!!

さすが、カマ。

 

聞くところによると、カマより上のランクがあるらしい。

一体どんなサービスがあるのだろうか…

 

 

 

カマに若干感動しながら、フェリーでバスごとチロエ島からチリ本土へ。

たった1泊しかしていないけど、チロエ島マジでおすすめ。

 

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本土に上陸すると、後はひたすら北上するだけ。

到着予定は明日の9時30分。

 

いよいよ、チリ北上の中間地点、首都サンティアゴ!!!(チリ細長過ぎ)

 

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