Think rich,look poor

Think rich, look poor

世界一周記  出発は2017年5月

このカップル見てたら羨ましすぎて泣きそう

 

2/19にメキシコシティからバンコクへ飛ぶので、この旅も1ヶ月を切ってしまいました。

現在地は、チリの首都サンティアゴですが、これからアタカマ砂漠・ウユニ塩湖・マチュピチュ・レインボーマウンテンなどを経由して目標であるメキシコ周遊は可能なんでしょうかね。

 

て、普通に無理ですね。

このプランを考えた過去の自分に喝を入れたいところです。

大人しくペルーかコロンビアあたりからバンコクに飛べばよかった…

 

 

 

 

 

1月10日 エルチャルテン

 

昨日は疲れた…

でもチェックアウトは10時だから早めに起きて荷物まとめないと…

もうちょっと休ませてくれ…

 

f:id:q4xl:20180115112347j:image

 

外は相変わらずの暴風。飛ばされそう。

でもよく見てみると現地の人は普通に歩いている。

 

全員が全員ではないですけど、南米の人お尻から太ももの筋肉がすごいです。

女性も。

しっかり大地を踏みしめて歩いてます。

 

f:id:q4xl:20180115112520j:image

 

今夜のバスは19時30分。

ここエルチャルテンから北に行ったところにあるロスアンティグオスというところに行く。

バスは週3便(月・水・金)しかない。

 

ちなみに、これから向かう中部パタゴニアはそんな区間が多く、しっかり計算を立てて向かわないと5日間の幽閉を食らったりする。何もない街で。

 

そして厄介なのが、計算を立てて行っても満席とかで計画が台無しになることもあるという。

厄介すぎ。てか難易度高すぎ。

 

f:id:q4xl:20180115112529j:image

 

午前中はwifiが壊れていたが、午後から宿の庭のベンチでwifiが拾えるようになった。

スピードが遅すぎてブログに写真はアップロードできないが、これからの街のリサーチぐらいはできた。

 

一応プランはエルチャルテン→ロスアンティグオス→(国境越えアルゼンチン→チリ)→チレチコ(1泊)→プエルト・リオ・トランキーロ(1泊)→コジャイケ(1泊)→プエルトアイセン→プエルトチャカブコ(フェリー泊)→ケジョン→カストロ(1泊)→サンティアゴ

  

 

この区間にも見所は多数あり、楽しみ。

というか、このプランに僕の性格が如実に現れているんですけど、エルチャルテン→サン・カルロス・デ・バリローチェ→(国境越えアルゼンチン→チリ)プエルトモント→サンティアゴと行く人が多い区間なんですけど、近くに良さそうなところがあったら寄りたくなるんですよね。

 

プラン決めるときは、よし!いい感じ!と思っているんですけど、後から時間がなくてどこかでしわ寄せが来るという…

 

ギリシャアテネに着いた時も、

アテネテッサロニキイスタンブールカッパドキアジョージアアルメニアと行こうと思っていたのに、東欧が良さそうで

 

アテネ→ティラナ→ベラト→ジロカストラ→シュコダル→コトル→ドブロヴニク→モスタルサラエヴォベオグラードプリシュティナスコピエ→ソフィア→イスタンブールと移動して、結局カッパドキア以降のプランを全部削るという…

 

まぁ予定変更が旅の醍醐味で、もともとの予定なんてあってないようなもんなんですけどね。

 

f:id:q4xl:20180115112538j:image

 

途中、僕の座っていたベンチにおしっこをかけてきた犬。

犬というか狼みたいな感じですけど。

 

他の犬を見たらいきなり暴れ出すから怖すぎ。

 

 

なんとか暇を潰して19時にはバスターミナルで待機。

もらったチケットには1100ペソと書いてある。 

800ペソで買ったのに。

 

これはラッキー何でしょうか。。

 

f:id:q4xl:20180115112552j:image

 

荷物を預け、バスに乗り込む。

定刻通り発車したバスは北へ北へぐんぐん進んで行く。

 

f:id:q4xl:20180115112601j:image

 

この区間は、自然豊かなルート40。

アメリカのルート66のようにバイカーやチャリダーにとって憧れの場所になっている見たい。

バスの車窓から見える景色も確かに綺麗だ。

 荒涼とした大地を貫く1本道。

写真はないけど、たくさんの動物が闊歩している。

 

f:id:q4xl:20180115112626j:image

 

と、斜め向かいの席をみると、日本人の女性!

すごい姿勢で寝ている…

てか彼女、到着までほとんど寝ていた…

すごすぎるこの人。

 

 

 

 

 

 

1月11日 ロスアンティグオス

 

f:id:q4xl:20180115112806j:image

 

途中謎の足止めを1時間くらい、バスは予定より2時間遅れて8時30分にロスアンティグオスのバスターミナルに到着。

バスターミナルで一緒のバスだった日本人の女性と情報交換したりしてリフレッシュ。

彼女はここでテント泊をするらしいが、僕は国境を超えてすぐの街チレチコまで移動する。

 

ロスアンティゴスからアルゼンチン・チリの国境まで4キロ。

歩いて行く人もいるみたいだが、もちろんタクシー。

 

バスが一緒だったドイツ人カップルのダニエルとリサとシェアタクシー。

本当にいいカップル。

南米を5ヶ月旅しているみたい。

2人は23歳だけど、高校の時から付き合っていて現在6年目。

息のあった会話は熟年夫婦のよう。

おいおい、眩しすぎるわ。

 

f:id:q4xl:20180115113041j:image

 

ロスアンティグオスから国境まではタクシーで60ペソ(360円)

を3人で割るから1人120円 これは使わない手はない。

 

そして上の写真がアルゼンチンのイミグレ。

 

 

手続きは順調に終わり、チリのイミグレに行こうとしたら衝撃の一言。

 

あっちのイミグレまで6キロあるわよ。

 

え…

どうやって行くんですか?

 

 

歩くかヒッチハイクよ!

 

 

………

 

 

斬新すぎる。

て、3人いたらヒッチハイクもなかなか捕まらん…

 

15分ぐらいでヒッチハイクを諦め、6キロ歩くことを選択。

こんな国境越え初めて。

 

f:id:q4xl:20180115113052j:image

 

唯一の救いは天気がよくて景色がめちゃめちゃ綺麗なこと。

 

f:id:q4xl:20180115113109j:image

 

f:id:q4xl:20180115113217j:plain

 

f:id:q4xl:20180115113355j:image

 

て、荷物を持って6キロ歩くのはなかなか。

結局1時間30分ぐらいかけてチリのイミグレまで歩ききった。

 

でも2人との会話が楽しくてあっという間。

1人旅ではこの時間めっちゃ退屈だもんなぁ。

 

f:id:q4xl:20180115113443j:image

 

今回は3人しかいないからチリのイミグレの厳しい荷物検査もあっという間。

入国審査官にお願いして国境からチレチコまで送ってくれるようタクシーを寄せてもらった。

ちなみに、国境からチレチコの街まで6キロぐらいだったはず。

1台 3000チリペソ(545円)

3人でチレチコの街まで行き、ダニエルもリサも宿を予約していないとのことだったので、目星をつけていた宿まで一緒に行くことに。

 

ちなみに中部パタゴニアはBooking.comに安宿がないので突撃訪問が基本です。

 

f:id:q4xl:20180115114907j:image

 

個室しかない宿だったが、この区間にしては安い方の10000チリペソ(1,818円)

モン・サン・ミシェル以来の個室。

 

この旅で個室に泊まったの片手で数える程しかないわ。

ダニエルとリサもここに宿を決め、しばらく休憩した後に街へ。

 

チレチコは人口4,600人、北をヘネラル・カレーラ湖に、東・南・西を山に囲まれている小さな街。

ただ、ものすごく居心地がいいのはなぜだろう。

 

f:id:q4xl:20180115113544j:image

 

f:id:q4xl:20180115113639j:image

 

南米はどこもそうなんですが、基本的にパッと明るい雰囲気が漂っている。

それは人もそうだし、街・天気もそう。

 

笑い声に包まれた開放的な街。

スーパーマーケットも2つあるし、ファストフードもあるし、wifiもある。

完璧。

 

f:id:q4xl:20180115113734j:image

 

f:id:q4xl:20180115113839j:image

 

ダニエルとリサは湖をフェリーで渡ったところのプエルト・イバニェスに向かう予定だったけど、急遽予定変更して、3人で中部パタゴニアを回ることに。

 

そうと決まれば、お次の目的地、プエルト・リオ・トランキーロ行きのミニバンのチケットを購入。

2台に分乗して行く形になり、2人とは別々の車になったが、トランキーロでも同じ宿に行くことに。

 

そのあとは、スーパーで買い出し。

 

f:id:q4xl:20180115113910j:image

 

ここに、欲しくて堪らなかったものがありました。

 

f:id:q4xl:20180115183505j:image

 

カップヌードル

610ペソ(111円)

これで数日間はカップヌードルを楽しめる。

 

宿に買ったものを置いてから湖の方へ。

 

f:id:q4xl:20180115114016j:image

 

f:id:q4xl:20180115114114j:image

 

f:id:q4xl:20180115114232j:image

 

この湖は氷河の作用で作られたもので、アンデスの山々に抱かれているチリ最大の湖。

湖青すぎ。

そして綺麗すぎ。

 

f:id:q4xl:20180115114442j:image

 

f:id:q4xl:20180115114524j:image

 

すももの木が果実がぎっしり成っている。

摘んで食べる現地の人。

美味しそう。

 

f:id:q4xl:20180115114635j:image

 

f:id:q4xl:20180115114817j:image

 

街には、立派なバスターミナルがあったりして、必要なものがしっかり揃っている。

街の西側は丘になっていて、そこに展望台が整備されているらしい。

 

f:id:q4xl:20180115115425j:image

 

200段の階段を登りきった先には綺麗な景色。

 

f:id:q4xl:20180115182240j:image

 

真っ青な湖が広がるこの光景を見ていると不思議な感覚に陥る。

島が浮いているみたい。

 

f:id:q4xl:20180115181043j:image

 

街もこんな感じで一望できる。

 

f:id:q4xl:20180115181334j:image

 

f:id:q4xl:20180115181557j:image

 

f:id:q4xl:20180115181803j:image

 

f:id:q4xl:20180115182839j:image

 

ちょうどいい岩場があったので、3人で昼寝。

今日、かなり疲れていたので、ちょうどいいリフレッシュ感じ。

 

f:id:q4xl:20180115183051j:image

 

f:id:q4xl:20180115183237j:image

 

チレチコは子供が多い。

というか、夕方になると外で遊びまわっているので多く感じる。

 

すごい元気。

 

f:id:q4xl:20180115183326j:image

 

そして、街の中心部ではBMXを乗り回す若者。

なんか、楽しそうだなぁ、ここに住んでいる人達。

 

 

夜はステーキと、リサとダニエルが作ってくれた料理。

 

f:id:q4xl:20180115184314j:image

 

久々のご飯が美味しい。

 

f:id:q4xl:20180115184327j:image

 

チリのビールで乾杯。

明日には移動してしまうのが本当に惜しい街だった。

 

こんな感覚になったのは久々。

中部パタゴニアいいスタート。

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

押してもらえるとランキングが上がります!

現在9位!
にほんブログ村