このカップル見てたら羨ましすぎて泣きそう
2/19にメキシコシティからバンコクへ飛ぶので、この旅も1ヶ月を切ってしまいました。
現在地は、チリの首都サンティアゴですが、これからアタカマ砂漠・ウユニ塩湖・マチュピチュ・レインボーマウンテンなどを経由して目標であるメキシコ周遊は可能なんでしょうかね。
て、普通に無理ですね。
このプランを考えた過去の自分に喝を入れたいところです。
大人しくペルーかコロンビアあたりからバンコクに飛べばよかった…
1月10日 エルチャルテン
昨日は疲れた…
でもチェックアウトは10時だから早めに起きて荷物まとめないと…
もうちょっと休ませてくれ…
外は相変わらずの暴風。飛ばされそう。
でもよく見てみると現地の人は普通に歩いている。
全員が全員ではないですけど、南米の人お尻から太ももの筋肉がすごいです。
女性も。
しっかり大地を踏みしめて歩いてます。
今夜のバスは19時30分。
ここエルチャルテンから北に行ったところにあるロスアンティグオスというところに行く。
バスは週3便(月・水・金)しかない。
ちなみに、これから向かう中部パタゴニアはそんな区間が多く、しっかり計算を立てて向かわないと5日間の幽閉を食らったりする。何もない街で。
そして厄介なのが、計算を立てて行っても満席とかで計画が台無しになることもあるという。
厄介すぎ。てか難易度高すぎ。
午前中はwifiが壊れていたが、午後から宿の庭のベンチでwifiが拾えるようになった。
スピードが遅すぎてブログに写真はアップロードできないが、これからの街のリサーチぐらいはできた。
一応プランはエルチャルテン→ロスアンティグオス→(国境越えアルゼンチン→チリ)→チレチコ(1泊)→プエルト・リオ・トランキーロ(1泊)→コジャイケ(1泊)→プエルトアイセン→プエルトチャカブコ(フェリー泊)→ケジョン→カストロ(1泊)→サンティアゴ。
この区間にも見所は多数あり、楽しみ。
というか、このプランに僕の性格が如実に現れているんですけど、エルチャルテン→サン・カルロス・デ・バリローチェ→(国境越えアルゼンチン→チリ)プエルトモント→サンティアゴと行く人が多い区間なんですけど、近くに良さそうなところがあったら寄りたくなるんですよね。
プラン決めるときは、よし!いい感じ!と思っているんですけど、後から時間がなくてどこかでしわ寄せが来るという…
アテネ→テッサロニキ→イスタンブール→カッパドキア→ジョージア→アルメニアと行こうと思っていたのに、東欧が良さそうで
アテネ→ティラナ→ベラト→ジロカストラ→シュコダル→コトル→ドブロヴニク→モスタル→サラエヴォ→ベオグラード→プリシュティナ→スコピエ→ソフィア→イスタンブールと移動して、結局カッパドキア以降のプランを全部削るという…
まぁ予定変更が旅の醍醐味で、もともとの予定なんてあってないようなもんなんですけどね。
途中、僕の座っていたベンチにおしっこをかけてきた犬。
犬というか狼みたいな感じですけど。
他の犬を見たらいきなり暴れ出すから怖すぎ。
なんとか暇を潰して19時にはバスターミナルで待機。
もらったチケットには1100ペソと書いてある。
800ペソで買ったのに。
これはラッキー何でしょうか。。
荷物を預け、バスに乗り込む。
定刻通り発車したバスは北へ北へぐんぐん進んで行く。
この区間は、自然豊かなルート40。
アメリカのルート66のようにバイカーやチャリダーにとって憧れの場所になっている見たい。
バスの車窓から見える景色も確かに綺麗だ。
荒涼とした大地を貫く1本道。
写真はないけど、たくさんの動物が闊歩している。
と、斜め向かいの席をみると、日本人の女性!
すごい姿勢で寝ている…
てか彼女、到着までほとんど寝ていた…
すごすぎるこの人。
1月11日 ロスアンティグオス
途中謎の足止めを1時間くらい、バスは予定より2時間遅れて8時30分にロスアンティグオスのバスターミナルに到着。
バスターミナルで一緒のバスだった日本人の女性と情報交換したりしてリフレッシュ。
彼女はここでテント泊をするらしいが、僕は国境を超えてすぐの街チレチコまで移動する。
ロスアンティゴスからアルゼンチン・チリの国境まで4キロ。
歩いて行く人もいるみたいだが、もちろんタクシー。
バスが一緒だったドイツ人カップルのダニエルとリサとシェアタクシー。
本当にいいカップル。
南米を5ヶ月旅しているみたい。
2人は23歳だけど、高校の時から付き合っていて現在6年目。
息のあった会話は熟年夫婦のよう。
おいおい、眩しすぎるわ。
ロスアンティグオスから国境まではタクシーで60ペソ(360円)
を3人で割るから1人120円 これは使わない手はない。
そして上の写真がアルゼンチンのイミグレ。
手続きは順調に終わり、チリのイミグレに行こうとしたら衝撃の一言。
あっちのイミグレまで6キロあるわよ。
え…
どうやって行くんですか?
歩くかヒッチハイクよ!
………
斬新すぎる。
て、3人いたらヒッチハイクもなかなか捕まらん…
15分ぐらいでヒッチハイクを諦め、6キロ歩くことを選択。
こんな国境越え初めて。
唯一の救いは天気がよくて景色がめちゃめちゃ綺麗なこと。
て、荷物を持って6キロ歩くのはなかなか。
結局1時間30分ぐらいかけてチリのイミグレまで歩ききった。
でも2人との会話が楽しくてあっという間。
1人旅ではこの時間めっちゃ退屈だもんなぁ。
今回は3人しかいないからチリのイミグレの厳しい荷物検査もあっという間。
入国審査官にお願いして国境からチレチコまで送ってくれるようタクシーを寄せてもらった。
ちなみに、国境からチレチコの街まで6キロぐらいだったはず。
1台 3000チリペソ(545円)
3人でチレチコの街まで行き、ダニエルもリサも宿を予約していないとのことだったので、目星をつけていた宿まで一緒に行くことに。
ちなみに中部パタゴニアはBooking.comに安宿がないので突撃訪問が基本です。
個室しかない宿だったが、この区間にしては安い方の10000チリペソ(1,818円)
モン・サン・ミシェル以来の個室。
この旅で個室に泊まったの片手で数える程しかないわ。
ダニエルとリサもここに宿を決め、しばらく休憩した後に街へ。
チレチコは人口4,600人、北をヘネラル・カレーラ湖に、東・南・西を山に囲まれている小さな街。
ただ、ものすごく居心地がいいのはなぜだろう。
南米はどこもそうなんですが、基本的にパッと明るい雰囲気が漂っている。
それは人もそうだし、街・天気もそう。
笑い声に包まれた開放的な街。
スーパーマーケットも2つあるし、ファストフードもあるし、wifiもある。
完璧。
ダニエルとリサは湖をフェリーで渡ったところのプエルト・イバニェスに向かう予定だったけど、急遽予定変更して、3人で中部パタゴニアを回ることに。
そうと決まれば、お次の目的地、プエルト・リオ・トランキーロ行きのミニバンのチケットを購入。
2台に分乗して行く形になり、2人とは別々の車になったが、トランキーロでも同じ宿に行くことに。
そのあとは、スーパーで買い出し。
ここに、欲しくて堪らなかったものがありました。
610ペソ(111円)
これで数日間はカップヌードルを楽しめる。
宿に買ったものを置いてから湖の方へ。
この湖は氷河の作用で作られたもので、アンデスの山々に抱かれているチリ最大の湖。
湖青すぎ。
そして綺麗すぎ。
すももの木が果実がぎっしり成っている。
摘んで食べる現地の人。
美味しそう。
街には、立派なバスターミナルがあったりして、必要なものがしっかり揃っている。
街の西側は丘になっていて、そこに展望台が整備されているらしい。
200段の階段を登りきった先には綺麗な景色。
真っ青な湖が広がるこの光景を見ていると不思議な感覚に陥る。
島が浮いているみたい。
街もこんな感じで一望できる。
ちょうどいい岩場があったので、3人で昼寝。
今日、かなり疲れていたので、ちょうどいいリフレッシュ感じ。
チレチコは子供が多い。
というか、夕方になると外で遊びまわっているので多く感じる。
すごい元気。
そして、街の中心部ではBMXを乗り回す若者。
なんか、楽しそうだなぁ、ここに住んでいる人達。
夜はステーキと、リサとダニエルが作ってくれた料理。
久々のご飯が美味しい。
チリのビールで乾杯。
明日には移動してしまうのが本当に惜しい街だった。
こんな感覚になったのは久々。
中部パタゴニアいいスタート。
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