意外と楽しいバードウォッチング
wifiがないと暇で暇で仕方ありません。
スマートフォンが誕生してから暇さえあればスマホを触る人が多くなりましたよね。
便利な一方で、なくてはならない存在になってしまって、スマホに取り憑かれたような気が…
スマホがなくなったら、何をしていいか分からない感じ。
本当に嫌ですね…
wifiが弱いので、このブログ以降しばらくブログは上がりませんが、都市部に戻ってから一気にブログをアップしますので、お待ちください…
1月3日 エルカラファテ
10時に起床。今日も晴れ。そして強風。
パタゴニア名物「強風」がかなりイライラする。
風を真正面から受けると、まともに歩けないほどの強風。
普通に歩くのにも相当な体力を使う。
綺麗な花も強風で縦に横になびく。
これでもエルカラファテはまだ風が弱い方みたい。
後ほど行く、エルチャルテンはもっとすごい風らしい。
今日は、昨日ペリト・モレノ氷河でだいぶ歩き回ったからのんびり過ごす。
幸い宿のすぐ近くにスーパーがあって、自炊も楽チン。
昼時になり、スーパーで肉の買い出し。
そして焼く。
玉ねぎを切って、マヨネーズを絡めて焼いてみると甘くて美味しい。
徐々に自炊のスキルも上達していく。
夕方までのんびりしてからエルカラファテの中心部を散歩。
エルカラファテは、空港があるのでパタゴニアの玄関口になっているが、街自体見所は少ない。
自然が豊かで公園なども多いが、地元の人が使っているのはあまり見ない。
観光客のせいか、物価もかなり高く、住むには適していなさそう。
今は夏で過ごしやすいが、冬になると信じられないぐらい寒くなるはず。
わずか3ヶ月ほどの夏が終わると、あとは寒い季節が到来。
ここに住むには相当の覚悟が必要だなぁ。
中心部を抜け、街の北側にあるアルヘンティーノ湖を目指す。
ブエノスアイレスからエルカラファテへのフライトの終盤、綺麗なエメラルドブルーの湖が見えた。
それが、アルヘンティーノ湖。
中心部を抜け、周りに建物がなくなると、暴風。
綺麗な景色は魅力的だけど、マジで風は勘弁してほしい。
途中にあった公園。
数人の子供達が元気に遊びまわっている。
まだ小さい子供達は、スマホとか関係なしに楽しみ方を知っているんだろうなぁ。
そんな子供達を横目にしばらく歩くと、小さな小屋を発見。
この小屋を出発地点として、1周1時間ほどの散策コースが整備されており、鳥などが生息している自然保護エリアらしい。
入場料は200ぺソ(1,200円)と少々お高めだが、せっかくなので入ってみることに。
整備された以外のルートには絶対に立ち入らないでね。などの注意事項をいくつか聞いてから出発。
日本人はいなかったが、欧米人を中心にかなりの人が歩いていて、かなり有名な場所みたい。
散策コースは、綺麗に整備されていて歩きやすい。
歩いていると、そこかしこから鳥の鳴き声が聞こえてくる。
鳴き声がする方を注意深く観察すると、鳥がたくさんいてなかなか面白い。
歩いていると、街の名前の由来となったカラファテの木を発見。
ブルーベリーみたいな感じ。
カラファテの木がたくさんあったから、街の名前がエルカラファテになったそう。
街には、カラファテの身からできたお酒などが売られており、お土産として購入する人もいるのだとか。
想像以上に鳥が生息しており、面白い。
風が強いにも関わらず縦横無尽に飛び回る鳥はすごい。
バードウォッチングが趣味な人の気持ちがわかる。
のんびり過ごしている鳥を見ていると、落ち着く。
散策コースは、たくさんの花が咲いていて、鳥以外にも見所満点。
コースの途中には小屋があり、小屋に空いた穴から鳥を観察することもできる。
そして、コースの途中にはアルヘンティーノ湖も望める。
湖なのに、風が強くて波打つ。
アルヘンティーノ湖は琵琶湖の2倍以上の大きさがあり、深いところで500メートル以上の深度を誇る巨大な湖。
昨日見たペリト・モレノ氷河はこの湖に溶け出している。
散策コースから街を見ると、こんな感じ。
南を山に、北を湖に囲まれた小さな街。
散策コースを少し外れたところには、多数のフラミンゴを見ることができる場所がある。
そちらにも、小屋があり、風を気にせずフラミンゴを楽しめる。
フラミンゴが鏡ばりになった池に淡いピンク色をしたフラミンゴが映える。
綺麗。
気がつけばたくさんの鳥を写真に収めていた。
水の上でのんびりする鳥、飛び回る鳥、地上で体を丸める鳥。
全てが美しく、時間を忘れてバードウォッチングをした。
1時間の散策コースを2時間かけてゆっくりあるいてフィニッシュ。
エルカラファテは何もない街という事前情報を覆すほどに、面白かった。
そして、夜も宿でステーキを焼く。
明日は早朝にバスで移動して、いよいよ本格的なトレッキングを開始!
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