ブエノスアイレスはいい意味で期待を裏切る大都会
人生で一度も福袋というのを買ったことがないです。
最近は中身が見えるタイプもあるらしいんですけど、見えないタイプとか怖すぎて買えないです…
アパレルの福袋とか見ると、これ今シーズンに人気なかった冬服を入れているだけやんーと思ってしまいます…
まぁ、開ける時のお楽しみ感はあると思いますが…
12月25日 ブエノスアイレス
ブエノスアイレスは人口289万人を抱えるアルゼンチンの首都。
スペイン語でbuenos (良い)aires(風・空気)という意味のこの街は、南米のパリと称される美しい街並みが魅力。
アルゼンチンの他の地域との格差が激しいため、「国内共和国」と揶揄されたりするという。
宿には今朝の新聞。クラシコで1ゴール1アシストのメッシが1面。
やっぱりアルゼンチンと言えばメッシ。
メッシとクリスティアーノ・ロナウドが同時期にプレーしているってすごい。
今日は、ブエノスアイレスの雰囲気を掴むために散歩。
バッグを持っていると、貴重品はここにありますよー!と宣伝しているようなものなので、バッグは持たずにこの格好で出発。
散歩がてら、もし服が買えそうな場所があればTシャツ短パンを買っておきたい。
ちなみに、外務省の海外安全ホームページによると、ブエノスアイレス市及びその周辺都市は警戒レベル1「十分に注意してください」となっており以下の犯罪に注意が必要。
①ケチャップ強盗(ケッチャプ等の液状のものを服にかけ、被害者が拭き取ることに気を取られている間に置き引きしたり、財布をすったりする手口)
②バイク強盗、拳銃強盗。
③短時間誘拐(被害者を一時的に拘束し、ATMに連れていき、現金を入手したのち解放する手口)
などなど、まぁまぁの治安の悪さなので、常に警戒しながら散歩をしよう。
宿の前はこんな感じ。
木が青々しく、心地よい風が吹き抜ける。
まさにブエノスアイレス。
クリスマスは家族みんなと家で過ごし、22時ぐらいからパーティーに行く人もいるけど、日中はあまり出歩かないんだよ。
と言っていた宿のスタッフの言葉通り、全く人が歩いていない…
事前情報では、車がバンバン走っていて、人もかなり歩いているとのことだったけど。
アルゼンチンは2003年から12年間続いたペロン党政権下で財政規律低下が原因で通貨ペソの信認が失われインフレ率が上昇。
政府の発表では10%のインフレ率だったが、実勢では20〜30%だという。
確かに街中あらゆるものが高く、日本と変わらないかそれ以上の物価。
それなのに、給料は低いのでホームレスが溢れている。
治安が悪くなるのも納得の状況。
ただ、街並みはかなり洗練された美しさで、南米のパリと称されるのも納得。
というか、普通にパリより綺麗です。
パリって汚いですもんね。
宿から15分ほど歩いてやってきたのは五月広場。
大統領官邸で観光スポットになっている。
さすがに警備万全。
五月広場は一部工事中となっている。
ここがブエノスアイレスの中心部。
今回はブエノスアイレスに7泊の予定だが、数多くの見所があり、非常に楽しみ。
正直、いい意味でイメージと違っていてびっくり。
あと、気温も32度前後でまだ耐えられる気温。
35度超えてくるとぶっ倒れますが。
今日はクリスマスなので、9割ぐらいのお店が閉店中。
多分年末年始もしまっていると思う。
アルゼンチン人を日本に連れて行って、年末年始も休まず元気に営業!とか見せたらびっくりするだろうなぁ。
スタバもマクドもバーガーキングもケンタッキーも閉まっていたが、こちらのお店は運よく空いていたので入店。
このセットで145ペソ(870円)
お腹を満たしたところで散歩再開。
アルゼンチンは地下鉄が6路線あり、非常に便利。
こういうところも大都会だなぁ。
五月広場から10分ほど歩くと、7月9日通りがある。
ここは世界一の称号を持つ通り。
何が世界一かというと、幅の広さが世界一。
最大幅は140メートル。1回の信号では渡りきれない…
何回か信号待ちをしないといけない。
片側8車線。計16車線は圧巻。
ちなみに7月9日はアルゼンチンの独立記念日1816年7月9日にちなんでいる。
7月9日通りの真ん中にそびえ立つオベリスク。
ポルテーニョ(ブエノスアイレスに住む人)はオベリスコと呼ぶこちらは、ブエノスアイレスのシンボル。
Buenos Aires 略して BA。
写真スポットです。
オベリスコから東にはフロリダ通りというブエノスの目抜き通りがあるが、こちらも閉まっているお店が多く、少し残念。
ペソをまだ持っていなかったのでATMを探すが、空いていないorATMにお金が補充されていなくてなかなか引き出せない。
5箇所目でやっとまともなATMが見つかったと思ったら引き出し手数料183ペソ(1,098円)
………
自分のお金を引き出したいだけなのに、なんで1,000円以上手数料…
しかも最大2,000ペソ(12,000円)しか下ろせないらしく、もちろん最大額引き出す。
あーあ。
碁盤の目を基本とした街並みは京都を思い出す。
本当にブエノスはいい風が吹いて綺麗だなぁ。
散歩を終え、宿に戻って火照った体にキンキンのビール。
すいません。
贅沢すぎます。
今日わかったこと。
①ブエノスアイレスは大都会で、美女が多い。
②ATMでは毎回2000ペソを引き出す
③外食は高い
④服を売っているところが見当たらない
今日は19時に就寝。
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