人を騙すんじゃなくて、人の役に立つ仕事をしましょうよ
ブエノスアイレス只今の気温31度。
日中、街を歩いて宿に戻ってキンキンのビールを一気飲み。
こんな素晴らしいことができるのは夏ならでは。
やっぱりビールは、夏のクソ暑いときに飲むと最高。
12月22日 イスタンブール
イスタンブール4泊じゃ全然足りない。
明日朝の飛行機でバルセロナに飛ぶので、やりたいことは今日中に済ませよう。
宿で朝ごはんを取り、まったりしていると、日本人の男性1人。
少しお話を聞くと、ハーレーとギターで旅する破天荒な人だと判明。
↑ モテたいからギターとハーレーで旅しているというジュンジさん。
同じ大学の先輩。
今日はジュンジさんと新市街の方へ行くことに。
宿から歩いて20分ほど。
旧市街の海沿いまでやってきた。
途中、たくさんの客引きがいて面白い。
トルコではクリスマスは祝わないんだよ。でもね、元日はボスポラス大橋の近くで花火をあげていたりしたんだ。最近はテロ対策で花火も中止になっちゃったけどね。
へー。そうなんですね!!!
ところで、いいバーを知っているんだけど一緒に行かないかい?
ってのが山ほどいて面白い。
何が「ところで」何ですかねぇ。
しかも、途中から会話を無視すると、帰り際にバカヤローとか言ってきてとても愉快。
今日だけではなく、毎日こんな調子。
うん。そうだよね。小雨の中やっとカモを見つけたぁ☆と思っても、2人とも旅慣れしていて、弄ばれていただけって思うと悔しいよねぇ。
というか、それだけ日本語うまいんやったら通訳とかの仕事探したらどうでしょうか…
話がそれましたが。
ここにはガラタ橋という、旧市街と新市街を結ぶ橋がかかっており、徒歩で行き来可能。
上の写真の左奥にはガラタ塔という塔があり、今日はそこからイスタンブールを眺める計画。
結局、イスタンブールは1日とて晴れることはなかった…
バルカン半島も含め、今の時期は完全にオフシーズン。
カッパドキアの気球なども悪天候だと飛ばないらしく、短期で旅行する人には苦難の時期かも。
ガラタ橋は金角湾に架かる跳ね橋で、長さ490メートル。
多数の船が往来し、非常に絵になる橋。
上は、歩道、車道、トラムの線路が敷かれている。
下にはレストランがあり、サバサンドのお店があるらしい。
サバサンドとはイスタンブール名物。
パンに焼いたサバを挟むという、簡単な料理。
ミスマッチなようにも感じるが、非常に美味しいらしい。
ちなみに、ガラタ橋には釣りをしている人が多数いる。
これだけ近くでやっていると、糸が絡まないか心配になる。
釣果はこんな感じ。
意外と釣れるみたい。
撒き餌をしている人もおらず、釣り針にも何もつけていない感じだが…すごい。
金角湾には海鳥が大量にいて、ここにどれだけ魚が多いかよくわかる。
金角湾は、マルマラ海からヨーロッパ大陸に切り込んだ細長い湾で、潮流の関係からたくさんの魚がやってくるのだろう。
早速サバサンドのお店を発見し、注文。
サバと申し訳程度に野菜を挟んだシンプルなもの。
サバは非常にパサパサしており、うまい!というほどではないが、なかなかいける味。
おそらく、マヨネーズやタルタルソースの活用によって飛躍的に味は向上すると思う。
ただ、パンとサバだけというシンプルさがウケるのだろう。
釣った魚はどこかで売っているらしい。
小雨が降っているが、真剣に釣っている。
ガラタ橋を渡りきり、新市街から見た旧市街の様子。
ここから坂を登った先に、目的地のガラタ塔がある。
ちなみに、ガラタ塔の近くにはガラタサライ高校があり、ここからガラタサライSKというサッカーチームが誕生。
新市街にはベジクタシュというエリアがあり、ベジクタシュJKが、アジア側にはカドゥキョイというエリアがあり、ここからフェネルバフチェSKが誕生した。
つまり、トルコ・サッカーリーグのビッグ3(ガラタサライ、ベジクタシュ、フェネルバフチェ)は全てイスタンブールのチーム。
イスタンブールには3つのチームのファンが多く、サポーターがとても熱いことでも有名。
試合見に行きたかったけど…
急坂を登りきった先にあるガラタ塔
9階建てで高さ67メートル。
石造りの塔。
金角湾への侵入を防ぐ鉄鎖を備えた大塔で、その歴史はレリーフで確認することができる。
現在は、イスタンブールを見渡せる観光スポットとして人気。
大人は25リラ(750円)
エレベーターで行けるのも高評価。
上からの眺めはこんな感じ。
旧市街のビュー。
左にアヤソフィア、右にブルーモスクが見える。
先ほど渡ってきたガラタ橋。
新市街にはビル群がうっすらと見える。
慌ただしく往来する船。
こうやってみると、本当に大都会。
ただ、トルコの首都はアンカラなので、イキってトルコの首都イスタンブール(^ ^)ドヤァとかいうと恥ずかしい。
同様の理由で、アメリカの首都ニューヨークとか、カナダの首都バンクーバーとか、スイスの首都チューリッヒとか、オーストラリアの首都シドニーとか、ドイツの首都ミュンヘンとか言っている人がいたら恥ずかしすぎる。
塔を降りて、新市街のメインストリート、イスティクラル通りへ。
やはり旧市街と異なりかなりモダンな大通り。
歩行者天国になっており、両サイドにはデパートやブランドショップが並ぶ。
メインストリートから1本裏手に入ったところには魚屋が並んでいる場所がある。
ここで、ムール貝にピラフを詰めたものを食べる。
写真は撮り忘れたが、とても美味しい。
こちらは、MADOというイスタンブールでも有名なお菓子屋。
至る所に店があり、どこも人で溢れている人気店。
バルセロナで9月以来、再び泊めてもらうGarudaにお土産を購入。
イスタンブール名物のバクラワとロクムが多数。
新市街を歩いていると、雨がますます強くなって来た。
こういう時に限って傘を宿に忘れるポンコツ…
帰りはトラムで宿まで向かうことにし、トラムの駅へ向かう。
その駅の近くにある、オルタキョイモスクへ。
後ろに海があり、ボスポラス海峡を渡るクルーズツアーでは必ず目に入るモスク。
近くまで行くとアザーンが鳴り響き、そろそろお祈りが始まるようだ。
昨日のスレイマンモスクの経験から、外に出るように指示されるかと思いきや、中にいて見学しいてもいいらしい。
何度見てもすごい。
メッカの方角を示すミフラーブ(壁にある窪み)に向けて、祈る。
1日5回。
1回15分ほど。
モスクを出て、ひとまず宿に向かう。
宿で休憩し、傘を持って、もう一度外へ。
どうしても髪を切っておきたかったので、ギュルハネ勅令で有名なギュルハネ方面へ。
金曜日の夜。
探しても探しても見つからず、結構歩いたが、雑居ビルの中に発見。
こんなビル。
値段は15リラ(450円)
この旅8回目のカット。
やはり短い方が楽ですね。
髪を切り終え、夜飯はキョフテ。
キョフテとはハンバーグのようなミートボールのようなもので、トルコ料理の一つ。
ここは有名店で、絶えず人が多い。
手際が非常にいい。
美味しい。
パンは無料で付いてくる。
最後にもう一度ブルーモスクのライトアップを拝んで、宿に戻る。
明日、早朝の便なので、荷物をまとめておく。
ビールも忘れずに飲んでおく。
あと、南米ではできるだけ両手を開けて移動したく、ギターはアゴラゲストハウスに置かせてもらうことにした。
ちなみに、レセプションのナイスガイは、夏に宿泊者としてこの宿に来ていたアルゼンチン人の女性と婚約しているらしく、その話になると顔がにやける。
ともあれ、30リッターのメインバッグもスカスカになり、サブバッグと合わせて12キロという身軽な格好で南米に向かうことができる。
いよいよ絶景の宝庫南米へ!!!!!!
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