Think rich,look poor

Think rich, look poor

世界一周記  出発は2017年5月

あーこの煩わしい感じ、懐かしい

 

そろそろ競馬の香港国際招待がシャティン競馬場で行われますね。

 

daigakuseisekaiissyuu.hatenablog.jp

 

半年以上前に行ったシャティン競馬場

10万人以上収容する巨大な競馬場は圧巻だったなぁ。

 

しかもあそこのフードコートの料理、未だに忘れられない…

めっちゃ美味しかった。

 

 

 

2015年の香港カップ

日本のエイシンヒカリヌーヴォレコルトが1・2着になり、馬連馬単か忘れたけど32倍付いてて(おそらく馬連)、1万円が32万になっていた人いたなぁ。

旅行代をペイして余り有る金額を持って日本に戻ってくるとか、かっこよすぎ。

 

今年も日本から8頭。

モレイラが乗ってくれる馬いるのかな?

 

 

 

 

 

 

11月29日 アテネ

 

ギリシャといえば、ギリシャ危機。

デフォルト寸前まで行った国ぐらいしかイメージがない。

 

一時期、30パーセント近くまで推移した長期金利も最近では5パーセント台。

それでも、緊縮財政策で国民の生活は相当厳しいらしい。

2016年の国民投票では、緊縮反対が圧倒的多数を占めたらしいが、EUからの支援は継続されているみたい。

 

ドイツの独り勝ちを見ると、同情してしまう。

通貨ユーロの構造に抜本的な問題ありすぎでしょ…

 

ちなみに、南米で最初に行こうと思っている国、アルゼンチンは2回デフォルトした国。

通貨ペソへの信認が失われ、インフレ率が急上昇。

2007年頃には1ドル=3ペソだったのが、2015年には、1ドル=9.5ペソまで下落。

現在は1ドル=17ペソ。

 

聞くと、数年前に旅した人より、1.5倍から2倍の出費は覚悟したほうがいいらしい。

 

はぁ…

 

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天気はいい感じ。

ルーフトップで朝昼ごはん。

 

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この宿、コーヒー・紅茶が無料で非常に居心地がいい。

午前中は、アテネの観光地を調べたりブログ書いたり。

 

 

アテネといえば、パルテノン神殿

パルテノン神殿があるアクロポリスの入場料が20ユーロ(2,640円)。それ以外の遺跡も含む共通チケットが30ユーロ(3,960円)。

 

高い!!

 

11月から3月まで第一日曜日が無料らしいが、あと4日後…

 

今回は、アテネに来たものの、中には入らず外から見るだけにする。

 

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アクロポリスは小高い丘の意。

アクロポリスパルテノン神殿があり、宿からすぐのところからも見ることができる。

もちろん世界遺産

 

ひとまず、アクロポリスに向かって歩くと脇道が面白そう。

 

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ここをまっすぐ歩いて行くと、どうやらアクロポリスの周りに点在する遺跡群があるエリアらしい。

 

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ローマンアゴラ。

古代ローマ時代のフォルム(ギリシャ語でアゴラ)

 

ローマで見たフォルム(広場 英:フォーラムの語源)がアテネにもあった。

紀元前12年から紀元後2年にかけて建設されたらしい。

 

実は、ここは先ほどの共通チケット30ユーロがないと入れない遺跡なんですが…

 

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普通に外から見れちゃいます。

覗くな!というほうが難しいですよね。

 

実は、これ以外にも共通チケットがないと中には入れないけど、普通に外から見えてしまう場所がたくさんあり、なんだかお得。

 

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こっちのその一つ。ハドリアヌスの図書館。

ローマ皇帝ハドリアヌスが132年に建設した図書館。

 

30ユーロ払った人からすれば、チケット持ってないやつは写真撮るな!見るな!って感じでしょうけど、普通に歩いてたら目に入ってくるし、外からも写真撮れちゃうからどうしても撮ってしまう。

 

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まぁ近くで見れるので、チケットの価値もそれなりにあるんでしょうけど。

 

それにしても天気最高。

白い遺跡に青い空。ギリシャ国旗みたいだ。

 

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予想に反して?アテネはなかなか活気があり、いい感じ。

観光客も少なく、のんびりとした部分もあるので、結構好きな街。

 

街には、たくさんの犬や猫がいて可愛い。

 

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カメラを向けると、寄ってくる。

 

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怒ってる?

 

 

宿の近くに丘があり、そこからパルテノン神殿がはっきり見えるらしい。

無料の丘を登って行く。

 

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あんまり人はいない。

地元の人が数人いるだけで、非常に落ち着いた場所。

 

多分、アテネは夏はすごい人だろうけど、冬は観光客が激減するんだろうなぁ。

やっぱりギリシャって島とかリゾートのイメージが強いな。

 

 

丘を登り切ると、綺麗なパルテノン神殿がお目見え…?

 

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………工事中ですね(^^)

逆サイドから見ると、綺麗に見れるらしいです。

 

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パルテノン神殿は紀元前447年に建設が始まり、紀元前438年に完工した。

古代ギリシアの象徴にして、ギリシャ美術の傑作。

神話の世界だなぁ。

 

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アテネの街を一望できて、とても気持ちがいい。

こうやって見ると、アテネは盆地なのがわかる。

 

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建物は白を基調としていて、今までのヨーロッパとは少し違う感じ。

ロンドンは黒、ローマは黄褐色、アテネは白。

面白いなぁ。

 

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入場料を払わなくても楽しめるアテネ

今回のギリシャアテネだけ。

夕日で有名なサントリーニ島や、紅の豚で登場した美しいビーチはまたいつか。

 

 

丘を降り、再び歩いていると、アレオパゴスという丘がある。

暇なので登って見る。

 

こっちはさっきよりパルテノン神殿や街に近く、人も多い。

 

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夕日に染まるアテネ市街。

 

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丘なのですごく風が強いが、景色は抜群にいい。

 

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そこら中にある神殿や遺跡群。

アテネは約3400年の歴史を持つ街。

 

プラトンアリストテレスが活躍し、芸術・学問・哲学の中心だった。

そんな歴史に思いを馳せながら、太陽が落ちるのを待った。

 

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アテネ好きだなぁ。

 

夕日が落ちた後は、ギリシャヨーグルトで有名なお店へ。

 

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水分を取り除いて多少堅めのヨーグルト。

10種類ぐらいのソースから好きなものを選んでかけてもらう。

 

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たしか、ブラックチェリー?だった気がする。美味しい。

ヨーグルトを食べて休憩した後は、シンタグマ広場というアテネの中心にある広場の方まで歩く。

 

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途中にあった、ハドリアヌス凱旋門

古代ローマ時代に建てられた凱旋門がなんの違和感もなく街に溶け込んでいる。

 

凱旋門の前には大きな道路があり、車が何事もないかのように走り抜けて行く。

すごいなぁ。

 

ちなみに、アテネで地下鉄を作るために地下を掘ったら至る所で遺跡が発見され、その都度調査をしていたので、かなりの時間とお金がかかったみたい。

 

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10分ほどで、シンタグマ広場に到着。

実は、今日中にもう一つやっておきたいことがあるので、地下鉄でその場所に向かう。

 

 

やっておきたいことは、バスのチケットの購入。

もともと、アテネに来たのは「パルテノン神殿を見たい」ということの他に、「イスタンブールまで陸路で移動したい」ということがあった。

 

ギリシャ北東部のテッサロニキという街を経由してトルコのイスタンブールに抜ける。

 

昨日まで、そのプランで進もうと思っていたんですが、今朝パソコン見たらアルバニアモンテネグロが面白そう。

ここまで来たら、アルバニアモンテネグロクロアチアボスニア・ヘルツェゴビナセルビアマケドニアブルガリア→トルコというルートに急遽予定変更。

 

また、南米行きが遠ざかる。

出発前のプランでは11月頭から南米。

ヨーロッパに来てからは12月初旬、遅くとも中旬までには南米インを目論んでいたのに…(実は犯罪事例集の見すぎで、南米ビビってる)

 

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シンタグマ広場から地下鉄で3駅のところに、アルバニア行きのバス会社が何社か集まっている。

値段と時間を比較して、上の写真のバス会社に決定。

明後日の20時発。

ギリシャアテネアルバニア・ジロカストラ 25ユーロ(3,300円)

 

明日でもよかったが、アテネ気に入ったので明後日にした。

 

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一仕事を終え、地下鉄で宿まで帰る。

なんてことない写真を撮っていたら後から視線を感じる。

 

ドアが閉まりそうなタイミングで、違うドアに素早い切り返しを見せたら、3人組の男がついて来た。

 

ああ。スリ集団か。

背中をドアにピタリと合わせ、いつも抱きかかえるようにして持っているリュックサックのチャックが閉まっているか確認した。

3人組の男と目があう。

 

立ち位置もなんとかして、囲もうとしているのがよくわかる。

正面に立った男が「どこのメーカーのカメラ?」とか聞いて、気を緩ませようとしてくる。

ニコンだよ」と答えると、「俺はソニーが好きだ」と。

知らんがな。

 

まぁ、露骨にチャックを握ったのが功をそうしたか、わずか1駅で降りて、違う車両に移動したみたい。

また違うターゲットを探すのかな。嫌な感じだなぁ。

 

 

念のため、宿に戻ってからリュックの中を確認したけど、何も盗られてなかった。

長く旅していると、犯罪の香りを察知できるようになった来た。

 

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遅い時間だが、隣のスーパーに行って夜ご飯を調達。

フィックスビール。

昨日のミソスビールの方が好き。

 

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エルミス可愛い。

けど、何もあげない。

 

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バスチケットをもう一度確認し、大切に財布に入れる。

西欧では、スマホでFLIXBUSやEUROLINESのページを開き、適当な時間を選んで購入し、決済もオンライン、チケットもPDFで送られて来るという最高のシステムだった。

 

出発の前日、布団に包まりながらできる簡単な作業。

でも旅は、こうやって面倒臭い方がいいですね。

 

前もって旅行代理店やバス会社に出向き、チケットを購入する。

 

あー大好きな東南アジアっぽいぞー!!!

 

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