花の都をすみずみまで
この記事が記念すべき200本目らしい…
1記事30分ぐらいかかるので、6000分(250時間)は少なくともブログを書いていることになりますね。
結構暇ですね。
11月20日 ミラノ
前日、インテル対アタランタを観戦し、宿に着いたのは23時30分すぎ。
ビール飲んで、シャワー浴びてすぐ寝た。
そして今日、10時チェックアウトのはずが…
オーナーに10時に起こされた。。
本当にすいません。
オーナーと仲良くてよかった。
5分で準備し、チェックアウト。
とりあえずスーパーへ。
ブログ200本記念の祝賀ビール?
ハイネケン660入りが200円ぐらいで買えるのはありがたい。
昼ごはんはカップラーメン。
この日は16時50分のバスでフィレンツェに行く。
昨日動き回ったせいで、今日はすごく疲れているので、宿でオーナーとひたすらおしゃべり。
出発の前に髪を切りに行こうと思い、周辺を探していると、2軒発見した。
ただ、月曜定休でどちらも閉まっていた。
ここら辺は日本と同じですね。
そんなこんなで時間が過ぎ、バスターミナルへ。
高速をひたすら走って行くんですが、外をみると、たくさんのデコトラが走っている。
日本のデコトラより、デコレーションは少ないですが、キラキラしていた。
無事、フィレンツェに到着。
夜ご飯を求めて、徘徊。
………。
11月21日 フィレンツェ
昨日、早く寝たので今日は朝から体力満タン。
勢いよく宿から飛び出して、中心部まで歩いて行く。
途中、いくつかマーケットがあり、革製品なんかを売っているみたい。
そんなマーケットを少し覗いたりしながら、最初の目的地へ。
こちらは、フィレンツェのシンボルとして名高い。
上の写真の左奥に見えるドゥオーモ(大聖堂)、右手前のサン・ジョバンニ洗礼堂、右奥に隠れてしまっているジョットの鐘楼という3つの建築物から構成されている。
これが、隠れていたジョットの鐘楼。
登れるらしいが、階段414段らしい。
絶対無理なやつや。 最近膝痛いし。
ドゥオーモの外観は大理石に幾何学模様の装飾が施されており、イスラムのモスクを想起させる。
高さ35メートル、最大直径45メートルの巨大ドームは圧巻。
無料で入れる内陣は、とても広いが、予想よりも質素な印象。
中は1500人規模のミサができる広さ。
ドーム部分の天井を見上げると、一面に美しいフレスコ画。
旧約聖書を題材とした「最後の審判」が描かれており、飛び出してきそうなほどの躍動感。
ミケランジェロが「あれ以上美しいものは作れない」という言葉を残すほどの大聖堂。
ルネサンスの最高傑作。
ドゥオーモからしばらく歩くと、シニョリーア広場が見えてくる。
この辺りには、ヴェッキオ宮殿やウフィツィ美術館などがあり、人が多い。
ヴェッキオ宮殿の入り口にある石像。
一体、なんの場面だろうか。
そんな広場を抜けると、川が見える。
ここには、ヴェッキオ橋という橋が架かっている。
イタリア語で「古い橋」という意味。
その名の通り、中世以前からアルノ川に架かるヴェッキオ橋は、洪水によって流されたものの1345年に再建され、現在にその姿を残している。
第二次世界大戦の被害を免れた唯一の橋であり、フィレンツェの観光スポットの一つになっている。
橋の上には宝飾店が立ち並んでいる。
この日も気持ちよく晴れ、アルノ川には綺麗な街並みと空が反射する。
この橋を渡り、しばらく坂を登って行くと、フィレンツェと言えば!な場所に到着する。
その坂が予想以上にしんどい。
ここを登り切ると、ミケランジェロ広場。
小高い丘の上にあるミケランジェロ広場は、フィレンツェを一望できるスポットで、多くの人が足を運ぶ。
先ほど行ったドゥオーモがはっきりと見える。
そのドゥオーモを囲むように街が広がっていて、とても綺麗。
それにしても、世界最大の石積みドームでけぇ。
ドーム部分は後から作ったらしいが、どうやってバランスを保ったか不思議だ…
カップルが夕日を見る場所。
ミケランジェロ広場から再び、中心部へ戻り、サンタ・クローチェ聖堂へ。
ここには、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、ロッシーニなど多くの偉人が眠っている。
そして、急いで最後の目的地・ウフィツィ美術館へ。
ここの最終入場が16時45分という情報を耳にし、急いでやってきた。
大人8ユーロ 特別展開催中は12.5ユーロ。
今回の特別展がたまたま日本展だったので、それも楽しみ。
イタリア国内の美術館としては収蔵品の質・数ともに最大で展示は2500点に及ぶ。
「マルティン・ルターの肖像」
教科書で見たことある写真がたくさんあります。
展示室10-14にボッティチェッリの作品が展示されており、人が多い。
「春」
誰もが一度は見たことあるはず。
「ヴィーナスの誕生」
かなり有名。
かなり広大な美術館なので、一つ一つじっくり見ていると、1日あっても足りない。
ラファエロ、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの作品も多く並んでいる。
「ウルビーノのヴィーナス」
ただ、この美術館はほぼ宗教画で占められており、正直にいうとあまり楽しめなかった。
やっぱり、日常の風景を描いてくれるフェルメールやゴッホが日本人に人気なのもよく分かる。
背景などが一切分からないので、「あー見たことあるやつだー」で終わってしまうのが悲しかった。
中は豪華だし、夕方に行ったせいかあまり人もいなくて快適。
美術館の端っこでやっている特別展。
「日本のルネサンス」
なぜかここだけ、写真撮影が禁止だったので、写真がない。
展示は、安土桃山時代から江戸時代にかけての屏風絵の展示。
東京国立美術館、京都国立美術館、サントリー美術館、妙心寺、南禅寺などから20点ほどの屏風絵が展示されている。
狩野派の作品が中心。
当時画壇のトップに君臨した狩野派に1代で肩を並べ、脅かすほどになった長谷川等伯の作品もある。嬉しい。
しかも、「収蔵、京都・相国寺」って、いつもの通学ルートだった場所。
懐かしいなぁ。
外に出ると、街は真っ暗になっていた。
夜は、マクド。
イタリアのマクドもセットドリンクでビールを注文できる。
そろそろ野菜食べんと。
押してもらえるとランキングが上がります!
現在9位!
にほんブログ村