Think rich,look poor

Think rich, look poor

世界一周記  出発は2017年5月

ディズニーの世界に入り込んでしまった

 

楽しかったオーストリアも前回で終了。

本当は、落ち着いてオーストリア中を見て回りたかったけど、どうしても時間がなくなってしまった。

 

でも、この国は必ず再訪する。

知れば知るほど魅力的な国。

 

次は初夏のあったかい時がいいなぁ。

レンタカー借りて、チロルとかも見てみたいなぁ。

リーエンツのケバブも食べてみたいなぁ。

 ホイリゲ巡りしたいなぁ。

バッハウ渓谷行きたいなぁ。

 

やりたいこと多すぎて何がしたいか分からなくなりそうだから、こうやって書いておこう。

 

 

 

 

 

 

11月14日 ミュンヘン

 

この旅2回目のドイツ。

ケルン→アーヘン→ベルリン→ドレスデンと来て、チェコオーストリアを挟み、ドイツ・ミュンヘンにやって来た。

 

バイエルン州の州都ミュンヘンはドイツで3番目に大きな都市。

サッカーチームのバイエルンミュンヘンのホームタウンで、9月から10月にかけて行われる「オクトーバーフェスト」が有名な街。

オクトーバーフェストは毎年約600万人が訪れるそう。

 

ビール好きとしては是非とも参加したかったが…

 

 

そんな街に来た一番の目的はノイシュヴァンシュタイン城を見ること。

このお城は、カリフォルニアや香港のディズニーランドにある、「眠れる森の美女の城」のモデルらしい。

日本人にも大人気のお城を是非とも目に焼き付けようということで、出発。

 

ミュンヘン中央駅からフュッセン駅まで電車で向かい、フュッセン駅から麓まではバスで向かうらしい。

 

調べると、片道の列車切符が25.5ユーロ。

フュッセン駅から麓までのバスが2ユーロの合計27.5ユーロ(3,630円)。

 

 

 

 

吐きそうなぐらい高い…

 

と思っていると、バイエルンチケットという素敵な切符を発見した。

 

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ミュンヘン市内のメトロ、トラムなどなど1日中全て乗り放題!

25ユーロ(3,300円)で購入でき、フュッセン駅から麓までのバスも無料で乗ることができる。

 

片道だけでもすでに安いが、日帰りの方は必見のこちら。

 

券売機で買って、ペンで自分の名前を書くだけです。おトク。

 

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ミュンヘンチケット片手に電車に揺られること2時間。

 

自分の座席の近くに日本人の男性2人組。

会社の同僚でしょうか。

日頃の鬱憤をこれでもか!というぐらいぶちまけていて面白い。

 

日本でこんな話したら上司に聞かれるかも知れませんしね。

 

そんな愉快な車内であっという間に時間が過ぎ、フュッセン駅に到着。

 

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フュッセンは雪が積もっている。

調べると、最高気温1℃、最低気温−11℃という極寒。

 

指が凍死してしまいそうなぐらい、寒い。

 

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ただ、天気はめちゃくちゃいい。

 

ミュンヘンから来る電車の到着に合わせて、バスが駅前に待機している。

73番か78番のバスに乗り、ノイシュヴァンシュタイン城の麓まで向かう。

 

ノイシュヴァンシュタイン城の周りは、雪がかなり降っていたみたいで、枝に多くの雪が積もっている。

観光地ということもあり、地面の雪が踏みしめられて、スケートリンクのようにツルツル。

 

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マジで厄介。

 

「すすきの」や「小樽」を思い出す。

あそこは、マジでツルツルだったからなぁ。

 

特に小樽で滑って転んだ時にできた手の傷は未だに残っている。

 

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麓には、ホーエンシュヴァンガウ城というお城がある。

こちらも観光地になっているみたい。

 

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ホーエンシュヴァンガウ城からさらに奥へ進むと、アルプ湖が見えて来る。

湖面には雪化粧した木々が映し出され、とても綺麗。

 

徐々に霧がかかって来て見えなくなってしまったが、湖の奥にはヨーロッパを東西に横切るアルプス山脈が見える。

春になるとアルプスからの雪解け水がドナウ川ライン川などを通じてヨーロッパの人々に恵みをもたらすんだろうなぁ。

 

アルプス山脈の最高峰モンブランやスイスのマッターホルンなど、山登りが趣味の人にはたまらない所でしょうね。

 

 

 

さて、そんな麓からノイシュバンシュタイン城を目指す。

有料のバスや馬車でも行けるみたいですが、30分かけて歩く。

 

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緩やかな登り坂を滑らないように細心の注意を払いながら登っていく。

枝先に積もる雪がとても綺麗。

 

どうやら意図せずベストシーズンに来てしまったみたい。

 

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芯から凍えるような寒さだが、目の前に広がるのは雪の絶景。

しかも登りきった先にはノイシュヴァンシュタイン城

 

この雪化粧した木々はこの旅でもトップ5に入る景色。

 

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坂道をゆっくり登っていく馬車。

帯広のばんえい競馬みたい。

 

そんな馬車を横目にみながら坂を登り切ると、ノイシュヴァンシュタイン城がお目見え。

 

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先ほどより、天気が悪くなってしまったが、圧巻の全景。

 

隣では愛を確かめ合うカップルがいるが、お構いなしに城を撮影。

というか、一人で来ると虚しさが残ります。

 

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向こうに見える山肌には、白く染まった木々が立ち並ぶ。

まるでふるいにかけられた粉糖のように繊細で美しい。

 

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遠くにはマリエン橋という橋がかかっている。

ここから見るノイシュヴァンシュタイン城が美しいみたい。

 

ただ、雪の影響で橋までの道が通行止め。

夏は橋が人で溢れかえるみたい。

 

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城の中に入るには入場券が必要。

学生12ユーロ(1,584円) 

大人13ユーロ(1,716円)

 

今回は、外から見るだけにした。

 

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いろんな角度からみても美しい。

だいたい1時間30分ほどブラブラして、麓へ帰る。

 

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途中、日本人にもかなりすれ違った。

モン・サン・ミシェルもそうですが、ノイシュヴァンシュタイン城もかなり人気が出るんだろうなぁ。

ディズニーが好きな人にとっては聖地かも。

 

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麓に到着すると、だんだんと晴れて来た。

 

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見上げると、綺麗なノイシュヴァンシュタイン城がくっきりと。

本当にディズニーの世界だ。

 

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ちなみに、ロマンティック趣味だけのために建築されたこの城は居住・政務・軍事に不向きな設計らしい。

 

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そんなノイシュバンシュタイン城は、ヴュルツブルクから続く、ロマンチック街道の終点。

せっかくなので、城からフュッセンまでの3.5キロを歩いた。

 

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全長366キロのロマンチック街道沿いには、可愛い街並みのローテンブルクや、ドイツ最古の街アウクスブルクなどがある。

 日本でも、ロマンチック街道をみて回るツアーとかが企画されていて、有名な街道。

 

約40分歩いてフュッセン駅に到着し、行きと同じように電車でミュンヘンへ。

 

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宿に戻ってビール。

ドイツビールはやっぱり美味しい気がする。

よくわからんけど。

 

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