Think rich,look poor

Think rich, look poor

世界一周記  出発は2017年5月

世界の湖畔で最も美しい街へ

 

海外にいると、日本の流行が分からなくなっていきます。

 

流行語大賞のノミネートを見ると

「35億」「ちーがーうーだーろ!「うんこ漢字ドリル」「睡眠負債」など全く知らない言葉の羅列で困惑しています。

 

日本に帰って「神ってる」とか言ったら、なんやこいつと思われるんでしょうか。

悲しい。

 

 

 

 

11月12日 ザルツブルク

 

昨日、ウィーンから電車に揺られて到着したばかりのザルツブルク

 

凍えるような寒さ。

いつ雨が降り出してもおかしくないような空模様。

そうは言っても時間は過ぎて行く。

 

重い腰をあげて、今日はザルツブルクから約2時間30分かけてハルシュタットに行く。

 

ハルシュタットは「世界の湖畔でもっとも美しい街」と讃えられる世界遺産の街。

調べると色々な行き方があるみたいなんですが、安い行き方で行く。

 

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まずは、ザルツブルク中央駅から150番のバスに乗り、バート・イシュルを目指す。

 

ザルツブルク中央駅10時15分→バート・イシュル駅11時47分

車内を見渡すと圧倒的な人数の韓国人・中国人。

 

ウィーンで出会ったザルツブルク観光案内所のおっちゃんの言う通り。

本当にすごい人の数だな。

 

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バスはザルツブルクの喧騒を抜け、自然の多いところを走って行く。

 

山は深い霧に覆われ、なかなか姿を見せてくれない。

どんよりとした空で街を寂しく映る。

 

バスは、地元の人を乗せたり、降ろしたり。

ゆっくり。着実にバード・イシュルへ。

 

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定刻通り、バート・イシュル駅に到着。

ここで電車に乗り換えのため待機。

 

バート・イシュルはフランツ・ヨーゼフ1世が夏の居住地としていた雰囲気ある避暑地。

今の時期だと凍てつくような寒さに震えが止まらないが、夏に来ると素敵な場所なんだろうなぁ。

 

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あたりを見渡すと、色づいた木々が見える。

綺麗だな。

 

なんとか天気は持ちこたえているが、いつ降り出すか。

 

ハルシュタット行きの電車が12時20分なので、あと30分。

駅から見える教会の方まで歩いてみることに。

  

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バート・イシュルの中心部は歩行者天国になっている。

あまり歩いている人は多くないが、何人か地元の方は伝統的な民族衣装を着ている。

 

オンシーズンに来たら人で溢れかえっているのが容易に想像できる。

 

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歩行者天国を抜け、来た道を戻る。

 

30分しかバート・イシュルに居られないのが寂しいところ。

 

無事電車に乗ることができた。

バート・イシュル駅12時20分→ハルシュタット駅12時47分

 

バス→電車の乗り継ぎで合計13.5ユーロ。

 

ハルシュタット駅に到着すると、目の前には美しいハルシュタット湖が。

 

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ハルシュタットの街は対岸に位置しているため、渡し船での移動になる(2.5ユーロ)。

 

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静寂に包まれた湖畔の美しい街並みがどんどん近づいて来る。

 

湖を囲む山々は先ほどよりも薄い霧がかかっていて幻想的な雰囲気が漂って来る。

 

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渡し船で無事対岸まで到着し、早速ハルシュタットの街を散策する。

 

ハルシュタットは映画「サウンドオブミュージック」の撮影地としても有名で、街はまさに映画の世界。

 

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しばらく歩くとマルクト広場という可愛らしい広場にたどり着く。

カラフルな外壁は街全体を明るい印象にさせている。

 

 

ハルシュタットの街自体はとても小さい。

というのも、湖と山に囲まれているため、なかなか居住区域がない。

 

うまいこと山肌に建物が並んでいる。

 

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この地方はザンツカンマーグート地方と呼ばれており、ハルシュタット湖畔の美しい街とヨーロッパアルプスの最東端の氷河を抱き、湖の南側には3000メートル級の美しい山々が連なる景勝地

 

と同時に、ハルシュタットは古くから岩塩の採掘が盛んで、現在でも岩塩が採れるらしい。

 

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心配していた雨は結局一度も降ることはなかった。

晴れている日も美しいが、どんよりとした霧に包まれた街もとても美しい。

 

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山々の紅葉を映し出す湖面には、たくさんの白鳥がいる。

 

どこを切り取っても美しい。

 

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色づいた葉っぱが綺麗。

各シーズンごとにいろんな色を見せてくれんだろうなぁ。

 

雪で白く染まったハルシュタットとかとんでもなく綺麗だと思う。

 

 

山の方に向かって歩くと、階段があった。

登ってみるとこの景色。

 

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小さなハルシュタットの街と、湖、山を一望できる。

 

山沿いの道を歩いて行くと、小さな教会があった。

 

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中は誰もいない教会。

裏には、お墓が並んでいた。

 

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ハルシュタットオーストリアの中でも屈指の観光地。

この時期でもかなりの人が押し寄せている。

 

当然観光地価格なので、比較的安いケバブで。

 

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16時すぎには暗くなり始めるこの頃。

ハルシュタット定番の写真スポットに行くと、灯が燈り始めた街が一望できる。

 

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帰りは、全てバスで帰る。

コーヒーを飲んで、芯から冷えた体を温めながら待機。

 

ハルシュタット17時33分→バート・イシュル18時11分

バート・イシュル18時24分→ザルツブルク19時53分  14.5ユーロ

 

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帰ってから、駅のスパーで買ったビールとお惣菜。

 

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宿の巨大スクリーンはスポーツ中継をしているんですが、今日はフィギュアスケートNHK杯エキシビションの放送。

 

楽しく見ていたら…

 

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どーも君…

 

なんか怖いわ。

 

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