Think rich,look poor

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世界一周記  出発は2017年5月

ホイリゲ村で美味しいワインを飲んでみよう

 

昨年の夏、インターンシップで地元のテレビ局にお世話になりました。

忘れもしません。2016年9月1日。

 

この日は日本海の底引き網漁解禁の日。

記者さんに同行し、港に向かいました。

 

向かう途中、「めでたい日やから、大漁の画で華やかなニュースにしたいんやけどなぁ〜」と。

記者さんも、できればいいニュースを県民に届けたいのが本音。

 

昼前に到着すると、前日の真夜中から沖に出ていた、漁船が続々と帰ってきている所でした。

恐る恐るお話を聞くと、大不漁。

 

漁師さんも、疲れがあいまって機嫌が悪いのが伝わってきました。

やはり、漁は一筋縄では行かないものですね。

 

石川はのどぐろ。富山はブリ。福井はカニ。

日本に帰ったら、食べたい。

今からの時期最高やん…

 

 

 

 

11月10日 ウィーン

 

今日は、贅沢をする日。

 

金丸さんのブログを毎日楽しみにチェックしているんですが、オーストリアには「ホイリゲ」というものがあるらしい。

 

よし!ホイリゲに行こ。

ミーハーの極み。

 

金丸さんとカンちゃんさんの旅ブログ本当に面白くて、世界一周前からずっと愛読しているのでお会いしたかった。

 

ウィーンのあとはバートイシュルとハルシュタットにも行く予定。

 チロルやバッハウにも行きたかったなぁ。

 

レンタカーでヨーロッパってそれだけで素敵。

1人だけど。。。

 

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宿の近くにあるスーパー、スパー。

パンが安いから、食費がかなり抑えられる。

 

2つぐらいクロワッサンをお腹に放り込んで出発。

地下鉄に乗って、ウィーン中央駅へ。

 

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ちなみに、オーストリア公用語はドイツ語。

ドイツ語のHAUPTBAHNHOFは中央駅という意味なんですが、未だに発音が不明。

 

ドイツ・オーストリアを旅すると嫌というほど目にしますが…

 

 

 

さて、肝心のホイリゲ

そもそもホイリゲとは、ぶどう農家が営むワイン酒場。

 

歴史は古く、220年前皇帝ヨーゼフ2世がウィーンのぶどう農家に

「年間300日以内に限り自家製ワインを小売し、簡単な食事を提供しても良い」という許可を与えたのが始まり。

 

本業はぶどう農家なので、調理済みのサラダ、パン、ハムやチーズと言った簡単な食事が出る。

ホイリゲ」の意味が「今年のワイン」。

意味通り、新酒が提供される。

 

インターネットで調べた結果、ウィーンから電車で30分ほど行ったところにホイリゲ村があるらしい。

 

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ということで、電車に揺られること30分。

グンポルスキルヒェンへ。片道4.4ユーロ(580円)

 

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この日は金曜日ということもあり、夜混み合う前に楽しもうということで15時に到着。

早速、ホイリゲ村らしい看板があって、テンションが上がってきているが落ち着こう。

 

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駅から伸びるメイン通りはこんな感じ。

左右にホイリゲや住宅が並び、奥には小さな教会がある。

 

本当に小さなオーストリアの田舎町と言った感じ。

 

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こう言った飾りを見るたびに、冬だな〜と感じさせる。

吐く息も白くなり、いつ雪が降り出してもおかしくないような天気。

 

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早くホイリゲでワインを飲みたい気持ちをグッとこらえて、街を散策してみる。

寒いせいか、あまり出歩く人はいない。

 

ただ、優しいあかりが灯ったホイリゲが何軒も確認できる。

ホイリゲが溜まり場になっているのかな。

 

みんなで美味しいワインを飲んで、他愛もない話をする。

憧れの景色だな。

 

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途中、事前に調べて目星をつけていたお店を通り過ぎた。

営業しているみたいで、一安心。

 

でもまだ我慢。もうちょっと村の奥まで見てみよう。

 

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途中、メインロードから脇にそれて見ると、あたり一面ぶどう畑。

 

 

もう我慢できん!!

 教会に行くのを諦め、ホイリゲヘレッツゴー。

 

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値段はこんな感じ。

 

ワインが1/8で1.7ユーロ(224円)〜2.4ユーロ(316円)。

よし、1杯目。

 

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白ワイン。

1/8と思えないほどたっぷり注いで持ってきてくれるお姉さん。最高。

 

味は、めちゃめちゃうまい。

今まで飲んでたコンビニの安ワイン飲めなくなりそうなぐらい美味しい。

 

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金曜日の15時30分。

店内には、女性2人組、カウンターに座ってお姉さんと談笑する常連さん2人。

観光客は一切いない。

 

もう最高。

 

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だんだんお酒が回ってきたところで、サラダ・サラミ・パンを注文。

 

お代わりの白を注文し、本格的な宴を「1人」で開催する。

 

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涙出そうなぐらい美味しい。

ホイリゲが家の近所にあったら、間違えなくアル中。

 

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3杯目。ロゼ。

1/8ラインがグラスに刻印されているんですが、それより明らかに多い。

 

本当に最高。

この後ウィーンに電車で帰らなければいけないので、3杯でフィニッシュ。

 

食後のデザートも注文して大満足のホイリゲ

 

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こんな感じで調理済みの食事が並んでいる。

値段もそこまで高くない。

 

ただ、観光客向けのホイリゲがあるらしく、そっちは高いと思う。

 

 

17時30分。

だんだんお客さんが多くなってきたので、ここら辺でお暇。

 

お会計を済ませて、通常は5分で駅まで着く距離を10分かけて歩いた。

夜風が気持ちいい。

このほろ酔いが一番気持ちいい。

 

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ウィーン中央駅までの30分。電車でスヤスヤ。

 

ウィーン中央駅に着くとまだ18時30分。

ウィーンの中心部を散歩がてら歩いて見る。

 

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シュテファン大聖堂。

高さ107メートル、ゴシック様式の教会。

 

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ペーター教会。

明日中に入ってみよう。

 

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アルベルティーナ。

美術館だけど、さすがに美術館に行きすぎてお金がなくなってきているのでパス。

 

今はラファエルの特別展をしているらしい。

 

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ウィーン国立歌劇場

ここでオペラみようと思ったらどれぐらいお金かかるんだろう。

 

寒くなってきたので、1時間ほどで散歩を終了し、宿へ。

 

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共有スペースで休憩していると、近くにいたおじさんが、「ビールあげるから一緒に飲もうぜ!」と誘ってくれた。

 

人様からものをもらうときは、毒や睡眠薬が混ぜられている可能性があるので、慎重にならないといけないが、この笑顔は間違いなくいい人だ。

 

 

聞くとザルツブルクの観光案内所で働いているそう。

最近は中国人、韓国人だらけで、日本人全然来てくれないよ〜と言っていた。

数年前までは日本人多かったらしい。

 

結局500のビール2本飲ませてもらって、もう一本お土産でもらった。

ありがたい。

 

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今日はよく飲んだなぁと思いながら部屋に戻ると猫がベッドの上に。

ドミトリーの誰かが部屋に入れたんだとは思うが、マジで可愛い。

 

今日いい1日だったなぁ。。

 

 

ちなみに、昨日ボージョレ・ヌーボー解禁したみたいです。

「今年は予想外の悪天候で強く記憶される年になるだろう」とのことです。

多分、よくないってことです。

 

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