Think rich,look poor

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世界一周記  出発は2017年5月

BlaBlaCarに乗ってアーヘンに行く

 

中央ヨーロッパでは、10月の最終日曜日でサマータイムが終了し、日本との時差が7時間から8時間になりました。」

 

というのをつい最近知りました。

腕時計をしておらず、iPhoneの時計を頼りにしているんですが、勝手に修正してくれるみたい。

 

街のアナログ時計が、ずれているのに気がついてようやく知りました。

 

 

 

 

 

11月2日 ケルン

 

今日は、22時30分に夜行バスでケルンからベルリンに向かう。

それまではフリータイム。

 

ケルンにはケルン大聖堂以外の観光名所はありません!って書くと怒られるかもしれないけど、まじで何もない。

あるのは、香水博物館。チョコレート博物館など。

 

ちなみに、オーデコロン(仏:eau de Cologne)は「ケルンの水」という意味。

1709年にケルンで初めて製造されたらしい。

 

香水に特に興味がないので、近くの街も視野に入れて探し始めると、アーヘンという街が良さそう。

 

電車で1時間。

値段は……?

 

 

往復30ユーロ(3,960円)

 

!!?!!!?

 

 

さすがに高い…。

たった1時間の距離なのに。

 

その時、ふとあるサイトを思い出した。

 

 

「BlaBlaCar」

 

 

これはフランスにいるときからいろんな人にオススメされていたサイト。

内容はいたってシンプル。

 

車の座席に空きがあるので一緒に乗って行くか?というもの。

 

日本ではタクシー業界から反対が起きるであろう相乗り。

フランスやドイツでは結構有名。

 

早速、ケルンからアーヘンまでを調べると片道5ユーロらしい。

電車だと片道15ユーロだからだいぶお得。

 

ちなみに車を登録しているドライバーは、普段の通勤ルートを登録していたりして、小遣い稼ぎといった感じ。

 

ブラブラカーのサイトで事前に決済するので、当日のお金の授受はない。

ドライバーと客はお互いに評価し合う制度を採用しており、運転のテクニックまで評価対象。

 

今回初めてなので評価のいいドライバーをチョイス。

ドライバーの詳細をみると、ベルリンから各地を経由してケルンに到着し、アーヘンを経てベルギーのブリュッセルに行く人みたい。

ケルンからアーヘン間だけ乗車する。

 

前日、メールで待ち合わせ場所をやりとり。

トラムからほど近い、郊外の公園が指定された。

 

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トラム代2.8ユーロを払って、到着。

トラム代を考えても電車で行くよりだいぶ安い。

 

10時50分。

指定された時間にきっちり来た運転手のフィリップ。

 

乗っていた2人のお客さんはケルンで降りるらしく、ケルン→アーヘン間はフィリップと2人。

助手席に乗って出発!

 

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ドイツのアウトバーンを走る。

大型トラック以外は基本的に無料。

 

アウトバーンで有名なのは、速度無制限区間があるということ。

一応推奨速度は130キロらしいが、フィリップ150キロで追い越し車線を走りまくる。

 

聞くところによると、ドイツの田舎では300キロで走る車がいるそうです( ゚д゚)

 

途中、カーブがある区間は120キロ制限があったりする。

 

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助手席で、ワイワイ話しながら非常に楽しい1時間!!

途中、車からアーヘンの街をガイドしてもらい、とてもいい体験。

 

後日、僕の評価欄にはこんなメッセージが。

 

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ドイツ語で送られて来たのを、グーグル翻訳に入れると、ぎこちない日本語になった。

 まぁ褒められて嬉しい。

 

 そんなこんなで12時アーヘン到着。

15時30分にまたBlaBlaCarを予約しているので3時間30分ある。

 

ちなみに、次のドライバーはセバスチャン。

 

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アーヘンで一番の見所はアーヘン大聖堂

1978年に登録された世界遺産の第一号としても有名なこちらは、786年にカール大帝が建設を始めたという北ヨーロッパ最古の大聖堂。

 

814年にカール大帝が死去すると、遺体は大聖堂に埋葬されたそう。

 

中に入るのは無料ですが、写真撮影は1ユーロ

 

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中に入って、大聖堂の天井を見上げると、8角形になっている。

キリスト教で8は「復活」を意味する神聖な数字。

 

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カール大帝没後600年を記念して作られた増築部分「ガラスの家」は美しいステンドグラスが並ぶ壮大な光景。

 

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ケルン大聖堂は威圧感が凄まじい感じがしたが、こちらは落ち着いた雰囲気。

美しい。

 

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アーヘンはこの大聖堂を囲むように街が作られており、まさにアーヘンのシンボルであり、市民にとっても大切な世界遺産

 

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ケルン大聖堂より人が少なく、落ち着いて見て回れる。

 

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大聖堂の外は、大聖堂を囲むようにしてお土産屋などが連なる。

この時期でもだいぶ寒く、もう冬が近いことを感じさせる。

 

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街自体は小さいが綺麗に整っており、美しい街並み。

 

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アーヘン中心部から少しだけ外れたところには、アーヘン工科大学がある。

工学・テクノロジー分野でドイツトップクラスの大学らしい。

 

学生が多いためか、小さい街ながらも活気がある。

 

 

そんなこんなであっという間に3時間30分が経ち、ケルンに戻る。

 

セバスチャンとは、アーヘン中央駅で待ち合わせ。

アーヘン→ハンブルクまで行く旅程のアーヘン→ケルン間に相乗り。

 

ドイツ人女性2人とセバスチャンの合計4人で出発。

 

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車窓から見えた発電所

発電所から出た水蒸気が外気で冷やされ、白煙のようになっている。

 

空高くまで伸び、まるで雲のよう。

 

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帰りも1時間ほどでケルンに到着。

ケルン中央駅から1駅のところで降ろしてもらったので、宿まで歩く。

 

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17時。日没。

夕日が空を真っ赤に染める。

 

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太陽が落ちると、寒さをより一層感じる。

街ゆく人は早足で家に帰る。

 

ヨーロッパの冬は本当に寒そうだ。

 

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夕食のケバブ

チーズなどが入っていて、いつもと違う感じ。

美味しい。

 

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ドイツビールとの相性も抜群にいい。

 

バスは22時30分なので、マクドでブログを書いたりする。

 

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小さなクッキー付き。

 

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今回はケルン・ボン空港のバス停からバスが出発する。

ケルン中央駅から空港まで電車で移動。

 

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ユウスケさんからギターを乗せるのに、別途9ユーロかかったという話を聞いてからずっと避けてきたFLIXBUS。

 ただ、今回ベルリン行きでいい時間の便がなかった。

 

ギターは運転手のさじ加減で、追加料金取られたり取られなかったり、はたまた乗せることすらできなかったりするらしい。

 

今回は大丈夫だった。

ということで、ドイツの首都ベルリンへ。

 

ケルン・ボン空港22時30分発→ベルリンバスターミナル7時30分

 

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