クアンシーの滝で怖い思いした
前回は朝早起きして托鉢を見たところまで。
宿に戻って就寝。
11時30分にお迎えに来てもらって、かの有名なクアンシーの滝へ。
クアンシーの滝では泳げるみたいで、水着を着ての出動です。
バンに揺られること1時間。
ところどころ、道路が沈没していてバンが揺れる揺れる。
チンさむロードにランクインしそうなくらい、跳ねた場所ありましたからね。
あー寒
滝までのアプローチには、熊の保護施設があります。
「こっち向いてぇ〜」
全然、こっちを向いてくれねぇ。
さらに進むとクアンシーの滝です。
キレイキレイ!!
前日雨降ってるし、ちょっと水が茶色になってんじゃねぇ?
と思ってましたが心配ありませんでした。
透明度高けぇー
中国の九寨溝を思い出す。
daigakuseisekaiissyuu.hatenablog.jp
こっちもすげー色だったなぁー
おっと、滝にはもう先客がいるみたい。
早く入りたい気持ちを落ち着かせて、まずは写真撮影に没頭。
入浴剤を入れたみたいな色。
たまに森の香りとか言って意味不明なやつがあるけど、その色だわ。
シャッタースピードを調節しながら、滝撮影。
カメラど素人のわりにはいいんじゃないでしょうか?
最奥には滝が。
場所によって見せてくれる色が違う。
本当に綺麗な場所。
なんだかんだ1時間ぐらい写真撮影に費やして、残り1時間30分。
そろそろ、泳ぎますか。。
今回はここで泳ぎます。
さぁ、クアンシーよ、汗だくの体を流したまえ!
おそるおそる左足を入れてみる。
「寒いぃぃぃぃぃぃぃぃ」
「凍えじぬわ!!!」
みんな平気な顔して入ってますけど、水風呂より少しだけあったかいぐらいの水温。
風邪引くわ!!笑
とは言いつつ、一旦入ったからには全身浸かって泳ぎたい。
岩伝いに移動しているうちに体が慣れてきた。
いやー気持ちい!!
けど、魚が足をつついて来る!!
一人ではしゃぐ(^-^)
で今回の本題はこっからで。
10分ぐらい遊んでいたら、韓国人の男女5人がおそらく泳げないだろう女の子を引っ張って遊んでた。
最初はキャッキャ言ってて、楽しそうにしてんなーなんて見てた。
で、
少し目を離した瞬間、いきなり声がしなくなった。
えっ、
と思って見ると、全員溺れていた。
ここで予想外なのは、1人溺れると、その子が違う子を下に引っ張るから、芋伝いにみんな溺れる。
しかも、「助けてー」「help」とかの声も出せないうちに。
近くにいて、びっくり。
慌てて、助けにいく。
鍛え上げられた腕力で、全員引っ張り上げて、
「さぁこっちへ」
とはならず、、
一番近くにいて、泳げなさそうだった女の子だけ必死に抱きかかえた。
女の子に引っ張られて、僕も完全に水面下へ。
お互いの体を蹴り上げて、交互に水面に顔を出して、息をした。
一瞬、死ぬんじゃねぇ?
と本気で思った。
と、その時
たまたま、背伸びすると顔を出せる高さに岩があってその岩に乗ることができた。
女の子は小柄でその岩場に足が付いていなかったので、懸命に抱きかかえて2人とも水面に顔を出せた。
いやー怖い。
溺れたのは多分30秒ぐらい。
でも、本当に怖かった。
女の子は息が相当乱れていて、本当にギリギリだった。
このまま、滝から出て、近くのベンチでしばし休憩。
お互い放心状態。
同じグループのみんなも誰かに助けてもらったのか、全員無事だったみたい。
女の子の顔は真っ白になっていた。
いやー怖かった。
溺れている人を助けに行ったら一緒に溺れてしまった話
冷や汗が止まらない
水の事故は本当に怖い
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