何かに導かれているような気がしてきた。
※今回は世界一周に全く関係ありません。
今回は、同志社大学の話。
もともと、国立の神戸大学に行きたかったんです。
ただ、前期で落ちて、同志社に通うことになりました。。
後期で地元の金沢大学に受かったんですが、どうしても1人暮らしがしたくて同志社を選びました。
確か2014年3月28日に初めてキャンパスを見て、その立派さにびっくりした記憶があります。
そこから、同志社で3年間大学生活を歩んできたんですが、
ある日気がついたんです。
同志社のこと何も知らないわ
高校時代も同志社って調べたことも無かったし、創立者も何も知りませんでした。
大学入って、新島襄が創立者でキリスト教主義の学校かぁーと知ったぐらいですw
せっかくなら少しは調べようかと。
新島襄(1843〜1890)は、21歳で幕末の日本から密出国して渡米しました。人びとが奴隷扱いされ、息苦しい封建社会に束縛されることに我慢ができず、自由と人権を求めての冒険でした。留学中、キリスト教徒となった新島は、しだいにひとつの夢を膨らませました。「自由」と「良心」に立つ人間を養成するキリスト教主義教育を日本でも、という夢です。10年振りに帰国した新島は、さっそく京都に同志社英学校を創立しました。同志社とは、「志を同じくする者が創る結社」です。その原点は、もちろん新島の志です。英語の校歌も「One Purpose」です。これも「ひとつの志」、「同じ志」、すなわち「同志」を意味します。(同志社大学ホームページより)
僕も今21歳です。
今でこそスマホさえあれば飛行機も宿も簡単に予約できますけど、当時の過酷さと言ったら想像に難くありません。
同志社教育の原点は「良心」といえます。創立者の新島襄は誰よりも「良心」を高く評価しました。新島は9年間におよんだ欧米での生活を通して、キリスト教、とくにプロテスタントが文化や国民に与えた精神的感化がいかに巨大であるかを体得して帰国しました。そのひとつが「良心」で、これは「人間の目」ではなく、「神の目」を意識して初めて芽生えるものといえます。
つまり宗教をベースにした教育によってもっとも有効に触発されると考えられます。
新島から見て、日本の教育は智育に力を入れる半面、「心育」、今の言葉では「こころの教育」が疎かにされているといえます。
新島には、人は宗教的教育により「良心」を育みようやく「人間」となる、との信念がありました。(同志社大学ホームページより)
これも調べて初めて知りました。
正門を少し入ったところに良心碑という石碑があります。
「良心の全身に充満したる丈夫(ますらお)の起り来(きた)らん事を」 (良心が全身に充満した青年が現れることを)望んでやまない
21歳で世界に触れた新島は同志社設立しましたが、
21歳で世界一周に旅立つ僕も「何か」1つでも人生を変えられるようなものを手に入れて帰ってきたいなぁと思うこの頃です。
同志社大学の教育理念は3つです。
① キリスト教主義
精神と品行を陶冶する活力を身につけ、
知識の修得だけでなく、良心の涵養を促す
② 自由主義
自ら行動する力を育み、
一人ひとりに自分の可能性を気づかせる
③ 国際主義
外国語を話せるだけでなく、
異なる価値観を受け入れ、
そこから「何か」を見出せる人を育む
同志社に入ったのも、世界一周に行くのも運命付けられていたことかもしれませんね。
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