エチオピアのバスターミナルはカオス
これから飛行機に乗ってバンコクに行くんですが、その前に経由地のカイロに行きます。
エジプトは2ヶ月前に観光したので、することが特にないな〜と思っていたら、搭乗するエジプトエアーの方で、トランジットホテルを用意していただけるみたいです。
これなら18時間の待ち時間も苦にならないですね!
先ほどこの情報を入手したんですが、もし気がつかなかったら大変だった。。
1/29〜1/30 エチオピア・アルバミンチ〜カイアファール
朝7時から外が騒がしい。
なにやら、お隣のキリスト教の教会が何かのアナウンスをしているみたいだ。
この爆音は1時間以上続いた…
キリスト教に詳しい訳ではないが、カトリックやプロテスタントといった欧米でよく見かけるようなキリスト教とは違い、新興宗教っぽい感じかな?
真相は後ほど確かめることとする。
せっかく早起きしたので、向かいのツーリストホテルのレストランでフルーツジュースを飲みつつ、wifiを使うことに。
滞在中のカイロホテルとツーリストホテルとの間には大きな道があるが、そこにはたまに下半身を露出したお兄さんがいるので、通行には注意を払う必要がある。
写真には写っていませんが、この道路の中央分離帯あたりでウロウロしています。
残念ながら、この日はツーリストホテルのwifiの調子が悪いみたいで、フルーツジュースを飲んですぐにカイロホテルに戻る。
ちなみに、横の売店で売ってたファンタのパイナップル味がめちゃめちゃ美味しい。
日本でも発売してほしい。
2時間ほど昼寝をしてから、街をぶらぶら。
ここまで来ると芸術的。
街はたくさんの人が歩いていて、冗談抜きに1分に1回は違う人から声をかけられる。
特に、チャイナ??ニーハオ!!と声をかけられる割合が非常に高い…
日本で、アフリカ人っぽい人を見て、ケニア??ジャンボ!!と声をかける人はいないはず。
本当に不思議だ……
めっちゃ暇そうな人が異常に多い。
あと、もう一つ印象的だったのは、日傘。
直射日光がきついので、便利なアイテムだとは思いますが、アジア人以外でも使うんですね!!
初めて知りました。
ちなみに、日本でもじわじわ増えている日傘男子、エチオピアにはたくさんいます。
街ブラしている途中、良さそうなお土産屋があったので、ブレスレットを購入。
お店を走り回っていた子供を追いかけ回すと喜んでくれた。
その後は再びツーリストホテルで、ビールを飲みつつ、ブログを書いたり日本人を待ったが、結局来なかった。
ビール美味しい。
カレーまぁまぁ
フルーツジュース美味しい。
これ以上日本人を待つと、ただでさえ限られているアフリカ縦断の日程を切迫してしまう可能性があるため、少数民族「ツアー」ではなく、自力で行くことに。
ローカルバスに乗ってそれぞれの村に行くため、トラブルや苦労も多いはずだが、致し方ない。
夕方、涼しくなったので、もう一度散歩してみる。
街の情報掲示板。
求人情報などが貼ってあった。
あと、エチオピアは路上で販売しているコーヒーが安くて美味しい。
だいたいどこも、一杯3ブルから5ブル(11円から19円)
これがかなり本格的なコーヒー。
日が暮れて来ると、郊外に草を食べに行っていた動物が動物使いに叩かれながら戻ってきた。
牛やヤギなどが次々に街に戻って来る。
日本では見ない光景だ。
野生のイノシシもいたりして。
暇だったので、宿のお隣にあって、今朝騒音を垂れ流していた教会を覗いてみることに。
一見普通の教会。
ただ、木にロウを塗って燃えやすくした棒に火をつけてそれを持っている人や、教会の入り口では見たことがない儀式をしていたりしてなにやら不思議な空間。
そして、ここには子供達もたくさん居て、キリスト教系の学校なのか…?
教会の謎は深まって行くばかりだが、子供達は無邪気で非常に可愛い。
暗くなったので、宿に帰り、ビールを飲んで就寝。
と思ったが、ベッドに南京虫(英名ベッドバグ)がいた!!
これは旅人界隈では非常に有名な虫で刺されると、めちゃめちゃ痒いらしい…
前回の世界一周では幸い一回も刺されなかったし、お見かけすることもなかったが、ついに遭遇。
ただ、刺されている人は何人も見てきたので、その恐怖は重々承知。
何匹か殺したが、その圧倒的な繁殖力のため、まだいるだろうなぁ〜と怯えつつ就寝。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翌朝。
結局、南京虫には刺されなかったが、朝起きるとベッドの下にゴキブリがいてなかなかデンジャラス。
朝9時がチェックアウトの時間らしく、急いで荷物をまとめる。
向かいのツーリストホテルに行って、最後の情報収集。
繰り返しにはなるが、これより南部のエチオピアにはほとんどwifiがないので、ここでどれだけ情報を集めれるかが非常に大切。
コーヒーでバッチリ目を覚ます。
エチオピア伝統のコーヒーの入れ方。
ただ、コーヒーがテーブルに飛び散るのが難点。
そのあとは街の銀行に行って、5ブル札と10ブル札に両替してもらうことに。
ここと
この銀行。
なぜ5ブル札と10ブル札(特に5ブル札)が大量に必要かというと、南部エチオピアの少数民族を訪れ、写真を撮影する際、お金が必要(1人5ブルが相場2人撮ると10ブル)
少数民族にとって、自分たちが被写体になることはかなりのビジネスになっているみたい。
ただ、人間に対して、お金を払って写真を撮ることに対して、「人間動物園」みたいと批判する方がいるのも事実。
ここら辺は次回たっぷり書きますが、とにかく少額紙幣が必要になるので、行かれる方はアルバミンチで忘れずに両替しておきましょう。
昼ごはんを食べたあとは、街のバスターミナルへ。
ここから南西に5時間30分ほど行った、カイアファールという街まで移動。
バスターミナルは、各方面に向かうバスで溢れており、どのバスがカイアファール行きか全くわからない…
ターミナルにはたくさんの人がいて、たくさん声をかけて来るが、だいたいが詐欺師なので、非常に困る。
ある人についていくと、
カイアファールまで2人300ブル(1,164円)で行けるのに
2人で500ブル(1,940円)が必要だ。
俺に500ブル払ってくれたら、代理でチケットをとってきてあげる。
とか言ってきたりする。
あー、2人300ブルで行けるって知っているよ!
嘘ついちゃいけないよ!!!
と言うと、いきなり
ファックユー
とか言ってきたりする。
はぁ…疲れる。
またある人は、
あー日本人大好き!!
荷物をバスまで運んであげるからね〜
人助けは自分の信念なの〜
とか言っているのに、バスにつくと、
はい荷物運んだから100ブルね。
と言ってきたりする。
もうカオスすぎ。
ちなみに、詐欺師連中にカメラを向けると、一斉にどこかに行くのが愉快。
リンチですか??と言うぐらい囲んで来るのに、一瞬でいなくなる。
カメラを下げるとまた集まって来るので、またカメラを向けると…
おーい!やめろよー!!的な感じで、どこかに言ってしまう…
ちなみに、上の写真でこちらを向いている緑服のおじさんだけ、いい人。
結局この人の助けもあり、バスに乗ることができた。
バスはこんな感じ。
一等車と二等車があり、今回乗るのは一等車。
一等車でもかなり窮屈でしんどい。
これが二等車ならどうなることやら…
このあと、荷物代でまた揉めたが割愛。
これから先が思いやられる展開…
バスは満員になるまで発車しないタイプのやつで、かなり待つ。
その間、バスにはたくさんの物売りが入ったり出たりする。
水やお菓子を売っている人はいいが、時計やサングラスを売っている人もいる。
そして、子供も働いていたりして、複雑な気持ち。
バスは、エアコンがないため、とにかく暑い。
子供が泣きわめいたり、乗客同士の言い合いが起きたりするが、2時間後にようやく出発した。
道はかなりの悪路。
暑いので、窓を開けると砂埃がめちゃめちゃ入って来るが、景色はバナナ畑が広がっていていい感じ。
2時間ちょっとでコンソという街に到着。
ここで30分休憩。
お金ちょうだい攻撃がすごい。
コンソからカイアファールまでの景色も綺麗。
家も可愛い感じ。
途中でゲロ袋が配布されるなど、かなり悪路だったが、18時50分に到着。
まだ明るいうちに到着できてよかった。
なぜか街から1.2キロのところに降ろされたので、歩く。
早速、会いたかったバンナ族の人たちがいたりして、興奮。
詳しくは次のブログで。
目星をつけていた宿にチェックインして、ビールを飲んで寝る。
明日は、カイアファールで週に1回の木曜マーケット!
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